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設備設計一級建築士の対策講座3選
設備設計一級建築士の対策講座は情報が少なく、私は受験前に講座の内容を調べるのが大変でした。
また、資料の使用感や有効な活用方法についても周りに講座を利用した既受験者がおらず、誰にも聞くことができませんでした。
そこで今回私が調べた情報をまとめておくことでみなさんの受験の一助になればと思い記事を作成しました。
1.対策講座の基本情報
私が過去に調べた対策講座の概要をまとめました。
各講座の資料については、次の「2.各対策講座に関する資料の所感」を参考にしてください。
◇総合資格
・有名大手資格学校のWEB対策講座
⇒法適合確認対策コースの費用は約30~40万円とかなり高め
※【追記】令和6年度は8万円と大幅に価格改定していたようです
令和7年度はどうなるかわかりませんが選択肢に入る価格帯になったと思います
◇設備一級.com
・昔からある有名な対策サイト
⇒法適合確認教材の費用は少し高めの約5万5千円
◇製図試験.com
・令和4年に作られた新しいサイト
⇒法適合確認の過去問及び解答の費用は約1万3千円
2.各対策講座に関する資料の所感
私が入手した資料を個人的に使った所感をまとめました。
◎下記内容に注意して閲覧してください。
・資料が古いものもあるので、最新の情報は各対策講座に直接確認してください。
・私の主観で資料の内容を判断しているため、あくまでも参考程度に留めてください。
・画像は各対策講座の権利に抵触する可能性があるので載せていません。
◇総合資格の資料
①資料名
・設備設計一級建築士法適合確認テキスト
・設備設計一級建築士法適合確認問題集
②資料の所感
テキストは設備ごとに分かりやすくまとめられており、効率的に法適合確認に必要な知識を覚えることができるようになっている。
問題集は6年分の過去問の出題分類表と過去問&解答例の構成となっている。また、問題は項目別に分類、それぞれ難易度が設定されており、問題に関係するテキストの内容も掲載されているため、内容を覚えるのに適した構成となっている。
普段、建築基準法を読み慣れていない人にはすごくおすすめの資料。
個人的には過去問の収録年数を増やしてほしいのと、別途本番を想定した試験用の過去問を解く練習が必要だと感じた。
◇設備一級.comの資料
①資料名
・設備設計一級建築士受験対策講座
②資料の所感
教材は勉強の進め方や修了考査の時間割等の情報、過去問とその解説及び修了考査に関係する設備の参考情報がまとまった構成。
過去問は7年分収録されており、解説部分には講習テキストの関係するページが記載されているため、解答例と合わせて確認をすることで、効率良くテキストの内容把握や書き込みをすることができる。
解答例は端的で必要最低限の書き方となっている。実務者が書いているらしく、稀に法律の考え方と違う解釈もあるので注意が必要。
個人的には過去問の収録年数を増やしてほしいのと、解説のイラストや表を充実してほしいが、テキストと合わせて使えるのは良かった。
◇製図.comの資料
①資料名
・設備設計一級建築士修了考査過去問と解答(法適合確認)
②資料の所感
過去問10年分とその解答例がセットになったもの。対策サイトとして立ち上がって間もないため、私が購入した令和5年度のものには解答例も精査中との注意書きがある。
上記10年分より過去の平成21年までの過去問と解答も欲しい人には個別に対応する旨の内容が記載されている。(私は購入せず)
解答例はイラストがほぼなく、各部分の法適合確認結果が箇条書きされている。解答例は数式を用いず曖昧な書き方や他の対策と答えが違う箇所もあるため、注意が必要。
個人的には、過去問10年分+αの入手ができるのは評価ポイントだが、解答は合っているかどうかの精査が必要な問題もあるため、他の解答と見比べるために使用した。
◇既受験者の解答例(番外編)
私はたまたま仕事上での縁があり、令和5年度に受験された方が作成した3年分の解答例を譲り受けることができた。
この資料が一番直近の実績がある解答例なので非常に参考になったと感じる。
3.おわりに
各対策講座で価格と内容に違いがあり、何を優先するかで選択は変わってくると思います。
また、今はフリマサイト等を活用することで過去の資料の入手が可能となるなど選択肢が増えているため、ここに記載した情報も活用して自分に合ったものを見つけてください。