人生キャノンボールとMyトーナメントのこと
毎日やっていること、なのに改めて表現するのがいつもいつも難しい。そして提唱してからもまったく普及していない。今回、noteにしてみて、少しでも取り組んでくれる人ができたら楽しいんだが。
人生キャノンボール
●●キャノンボールは一時ネット上でも盛り上がった時期があった。自分もご多分に漏れず「劇場版テレクラキャノンボール」でその存在を知った（中学生の自分にアジアチームでジャッキー・チェンとマイケル・ホイが出ているのでレース映画観に行ったので公道をおこなうレース「キャノンボール」は知っていたけど）。この企画物AVや劇場版映画を見た人は知っているだろう。
目的地までの最速到着者にポイントをあたえる
目的地への移動後テレクラを利用して女性をナンパし、そのナンパ相手にしてもらう、もしくは自分がすることでボーナスポイントをもらえる
ゴールした時点で最高得点者が優勝。
これを主なルールとして、さまざまなキャノンボール企画がさまざまなメディアで2010年代に作成された。地上波で「芸人キャノンボール」などの特番も行われたことがあるので知っている人も多いだろう。
人生キャノンボールはこれを日常でおこなってみてはどうか、というライフハックだ。映画を見たら何ポイント、酒をがまんしたら何ポイントと加点していくのだ。もちろんマイナスポイントを設定してもいい。自分は基本、余暇生活の各種メディアを楽しんだらポイントにしているし、ブログの記事を記載したら追加ポイントなど自分ルールをいくつか設けている。
例を見てみよう。今年の4月、JALのセールがあるというので国立文楽劇場に行こうと決めた週のものだ。この大阪旅行では、文楽鑑賞にあわせてあべのハルカス美術館で開催される絵金展もせっかくなので行ってこようとたくらんでいた。
■4/17～23週のポイント 週合計26ポイント（前週12ポイント）
[美]「幕末土佐の天才絵師 絵金」 @あべのハルカス美術館 +2
[劇]4月文楽公演「妹背山婦女庭訓」（第1部） @国立文楽劇場 +2
[劇]4月文楽公演「妹背山婦女庭訓」（第2部） @国立文楽劇場 +2
[野]NPBパシフィック・リーグ公式戦：埼玉西武ライオンズVS福岡ソフトバンクホークス @東京ドーム +2
[漫71]「藤子・F・不二雄大全集SF・異色短編2」+2
[漫72]「藤子・F・不二雄大全集SF・異色短編4」+2
[漫73]「チェンソーマン」1+2
[漫74]「チェンソーマン」2+2
[漫27]「男子禁制 丸見え女子寮」+2
[漫28]「不毛な制服 恥ずかしい半熟」+2
[漫29]「トルコ風呂㊙昇天」+2
[政]S市市議会議員選挙期日前投票 @入曽地域交流センター +2
[朱9]大阪・四天王寺+2
[朱10]大阪・四天王寺庚申堂+2
[体]休肝日2日-2
プロ野球鑑賞に御朱印にピンク映画映画鑑賞。かなりの高ポイントの週となっている。なかなか守れないけど週4日以上の飲酒はマイナスポイントがつくようになっている。コミック一冊と文楽公演鑑賞が同じポイントなのはどうかという気もするがこのへんのポイントは個人個人でかえてもらってもかまわない。
こうして溜まったポイントはいつか換金、、、されることはまずないが毎週のポイントを記録しているとどれだけ人生を楽しんでいるのかが少し見える化できている気がする。バレットジャーナルでToDoをこなしている人も多くいらっしゃると思うがこの人生キャノンボールもあなたのコレクションにくわえてもらえるとちょっとうれしい。
Myトーナメント
今年のWBCにちなんでMyノックアウトステージのほうが良いだろうか。一週間、月火水木金土日の7日間でトーナメント戦をおこない、その週の優勝日を毎週日曜日に決める。
これ、もともとは今はなきTBSラジオ「伊集院光とらじおと」で伊集院光が後輩芸人が子供とやっていてその話を聞いたフリーの竹内香苗アナが実際に自分の子供達とやってみた「好きなものトーナメント」にヒントを得ている。好きな者同士を戦わせて本当に自分の好きなものを見つけるというもの。これを毎日おこった楽しいことを戦わせていったら何が勝利するのか。
例を見てみよう。先程人生キャノンボールで紹介した週のたたかいだ。美術館にプロ野球観戦、そして文楽公演と盛りだくさんの週だ。
目の前で花火大会とひろみGO! 火━━┓
見澤製麺の生そばで夕ご飯 月┓ ┣━火┓
┣水┛ ┃
拾い物した「不毛な制服」 水┛ ┃
たれ皿で買いに行ったサイボク肉 木┓ ┣日
┣金┓ ┃
市場すしではまちの概念を変える 金┛ ┣━日┛
歩きまわってふらふら大阪で絵金 土┓ ┃
┣日┛
アストロ宮廷どうかしている妹背山日┛
7日間のシードは順繰りまわしています。この週のシードは野球観戦＋郷ひろみ登場の東京ドーム戦だったが順当に決勝に歩をすすめるもあべのハルカス美術館を破り、市場すしの感動も蹴散らした文楽公演がこの週の優勝となった。郷ひろみも絵金も週が週なら優勝を狙えたのに。大阪桐蔭と履正社のカードが毎週おこなわれる可能性があるのだ。
ほぼほぼ人生に役立たないのだが、一週間の貴重な一日はある週は激戦のなかの一日だったり、他の週だったら優勝していたのに、などと自分の思い出の一日はさまざまな日々の中にあったことが理解できる助けにもなるだろう。イベントの多い土日祝日が毎週勝っているのかというとそうでもなく、意外と木曜日などの勝率が高くて平日も楽しんでるな自分、なんて見方もまとまってくるとできるようになります。