犬は爪先立ちで歩いてる⁇
☆犬のことをもっと知るトリビアその14
人の爪は平たい爪ですが、犬の爪はかぎ状に曲がっています。
爪は内部の組織を保護する役割がありますが、犬の鉤爪は穴を掘る時や武器、早く走るためのスパイクの役割もあります。
狼爪は犬の手足の第1指の爪のことを言います。(人では親指にあたります)
狼爪は地面に接しないので摩擦によって減ることがない爪です。
特に地面による摩擦ががないので、伸び過ぎないように爪を切ってあげる必要があります。
☆犬は爪先立ちで歩く?
犬の指には水かきがあります。人間でいう親指以外は水掻きで繋がっていて、末節骨の爪の部分しか分かれていません。
犬は爪のある末節骨だけを地面につけるので、爪先立ちで歩いています。
なぜなら、犬の下肢にはヒラメ筋がないからです。人は下肢三頭筋の1つのヒラメ筋を働かせて踵をつけて直立します。
そして、人が歩く時は、足裏を全て地面につけて歩きますが、足にアーチがあるので歩く時のバネになります。
犬がお座りしているときは足の底は地面についています。
でもこの状態では2頭の筋肉で歩くことはできないのです。