生きる意味について(個人的見解)

 人はなんのために生きているのか、生きている意味は何だろうか?はっきり言ってしまえば、生きることに意味はない。生物学的観点からみれば、生命の維持と子孫を残し人間という種を存続させることだ。このことは遺伝子のもつ恒常性が明らかにしてくれている。

 本題に戻ると、なぜ人は生きる意味(意義)を見出そうとするのか。それは、人間は考える生き物だからである。考えるがゆえに、全ての現象に意味を持たせたくなる。そして、人間は喜怒哀楽という感情を持っている。何もなくただ生きるだけの毎日を過ごしていたら、人間はきっと退屈してしまうだろう。

 人間はそこで、よりよい暮らしの実現を図ろうとする。単なる本能的な動物としてではなく、知性と理性と感情を持つ生物としての生きる意味は快楽の追求にある。また、自分以外との人間との関りも生きる活力になると考える。人はなかなか孤独には耐えられない。何かを成し遂げるためにも一人より二人、二人より三人というように、人数がいればいるだけ出来ることが増えたり効率よく生活をすることが可能になる。さらに、人間に必要なのは一つの指針が必要である。それが夢であり、目標である。

 ここで整理すると、人間が生きていくために必要なのは、夢と目標、快楽、人との繋がり(コミュニケーション)である。夢と目標はその人を突き動かす原動力になる。快楽は、日々を楽しく生きるための道具である。人との繋がりはさらに生活の質を向上させることに繋がる。どれか一つだけ満たされていても幸せにはならない。全てそろって初めて幸せを感じるといえる。

※今後加筆・修正を加えることもあります。

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