スペインのスーパーマーケット

今日はスペインのスーパーマーケットの話！！

お勧めのお土産だったりをあげている所はあるんですが、スーパー自体を取り上げたところがなかったので、スーパー自体に焦点当てて書いて行こうと思います。

スーパー自体はめっちゃあるんですが、お店の大きさとか、どのスーパーなのかで、違いがあります。店舗の大きさ、有名スーパーを5つ、その特徴とともに紹介したいと思います。

店舗の大きさ

・小規模店舗

観光地や街の中心などにある、人が20人くらいしか入らないんじゃないかという小型の店舗。必要最低限の物しか置いておらず、バリエーションもない。ただ、プリペイドの携帯のチャージが出来たり、冷えた飲み物を売っているなど、今すぐ何かが必要というときに非常に役に立つ。

・中規模店舗

街の中心まではいかないが、少し中心から外れると人数が50人～70人くらい入るくらいの中規模店舗が多くある。食材や飲料などは十分揃っており、普段の食材の買い出しによく使う。また、お酒もそれなりには揃っていて、価格帯も真ん中あたりの物が多く、普段飲むようのビールや、ワインなどは十分買える。

・大規模店舗

基本的には街の郊外に位置していることが多く、駐車場などもしっかりと備え付けられている。また、電化製品、衣料品、食器など、食料品や日用品以外の物も取り扱っているところが多い。カフェやバルも併設されており、ショッピングモーみたいになっているところも多い。100人以上は余裕で入る大きさで、品揃えは豊富で、価格帯も安いものから高いものまで取り扱っている。購入したものを自宅まで配達してくれるサービスをしている場所が多く、週末には家族で買いだめをする人が多い。

このようにスペインのスーパー自体はお店の大きさごとに、用途が全く違う。そこで暮らす人のステータスや好みによって行くべき店舗の規模も変わってくる。例えば、自分が留学生の時は携帯がプリペイド式なのもあって、小規模店舗に良く行っては、チャージついでに飲み物を買ったり、既成の食べ物を買ったりしていた。現在は何回もスーパーに行くのが面倒なため、大型のスーパーで大量に買い込む形になっている。

次にスーパーマーケットを会社別にみてみる。

スペインに店舗を多く持つスーパーマーケット

・Carrefour（カレフール）

フランスのスーパーマーケット。こじんまりした店舗Carrefour Expressが中心地にも多くあり、観光中や散歩中のちょっとしたお買い物に役立つ。こじんまりとした店舗は品揃えは良くはないが最低限のものが揃っており、客の回転も速いので、旅行中のちょっとした時間でも買い物しやすい。郊外になると大型の店舗もあるが、大型の店舗はキャッシャーが少ない印象で、列ができやすい。大型店舗は深夜まで営業している。

・Mercadona（メルカドーナ）

スペインのバレンシア発のスーパーマーケット。基本的に1300平方メートル以上の敷地に作るようにしている為、中型もしくは大型のスーパーになっている。セクションごとにしっかりと別れていて、買い物がしやすい。独自ブランドに力を入れていて、特に食料品が味も美味しくて値段も安くておすすめ！独自ブランドのポテトチップスには、ウエボスフリートス味など変わった味も用意している。

・Al Campo（アルカンポ）

フランスのAuchanグループから、派生してできたスーパーマーケット。Auchanグループの為、独自ブランドの商品の幅が広い。食品以外でも、日用品などにまで、独自ブランドを広げており、日用品を安く買うことが出来る。また、食品類に関しては容量が多いものが多く、週末には家族連れが、食品を大量に買い込みに来る場所なイメージ。また、野菜の種類が多く、野菜を買うならここ！！

・Dia（ディア）

スペインのマドリード発のスーパーマーケット。中規模の店舗が多いイメージ。広すぎず、狭すぎずで日々の買い物にはもってこい。また、チラシが良く入っていたり、店舗先に置いてあったりで、セールなどの情報が入手しやすい。チラシのセールに合わせて、うまく活用すれば、食費なども安く済ませるかも。フルーツの種類は多いイメージがある。

・Ahorra mas（アオラマス）

マドリード発のスーパーマーケット。黄色い看板がとっても目を引く。中型のスーパーが多く、他のスーパーであんまり割引しないもの、普段は結構いい値段するものがたまに安くなって目玉みたいに売り出してるイメージ。

会社ごとに特色があって、例えばこのお酒を買うならここ、この食材はここと買う場所を分けているスペイン人も多い。

旅行に来た際に、お土産探しついでに色々なスーパーを回ってみるのも面白いと思う。郊外の大型スーパーに行くのは難しいが、ものすごく楽しいので、是非足を延ばして回ってみてほしい！