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"The LEPLI" ARCHIVES-87/      『告示された選挙へ後、1週間。是非の参選投票へ! ー”日本の戦後史の正体/1945~2012年”。孫崎亨著を読んで。』

文責/平川武治:
初稿/2012年12月 6日:

 「吐く息も 師走の狂いに 滲むまで」 

1)一冊の本からより、目覚めたこと、/
 帰国して,かれこれ1ヶ月近くが過ぎる。
そして,夢中になって読み終えた本の1冊に、”日本の戦後史の正体ー
1945~2012年”/孫崎亨著/創元社発行:がある。
 戦後の日本人指導者たちがどのように戦後日本を再生して来たか?
或いは、再生させられて来たか?
 その再生シナリオを作り、押し付け通し続けて来たGHQとは,
そのシナリオとその本意とは?
 そして,どのようにその時代時代の日本人指導者たちを、政策を、
自分たちの國の思惑のみで操って来たか?

 そこから見えるアメリカの対世界戦術観と世界の実際の動き。
『自主路線』型と『対米追随』型が成し遂げて来た”戦後”という時代の
日本の本質とその虚構された現実。
語り尽くされ偶像化されて来た戦後の政治家たちの実態。
アメリカに擂り寄る事、“気骨”無き、”含羞”を忘却した輩たちの戦後史。

 読後,今僕たちは何処に立たされているのか?
これからの日本人としての世界での立ち居場所とは?
そのために決断すべき國を念うこゝろの有り様とは?
いつから日本はこのように、”より,変な,おかしい國”になったのか?
を思い改めて、考え直す事をも。

2)経験としての、「中国へ擦り寄る白人たち」を見て、/
 この発端は僕が今回の巴里滞在中に経験した幾つか,
ファッションの世界のユダヤ民族の人たちが近年に至って、まるで,
手のひらを返した様に日本という國へ邪険な発言がなされ始める。
そして,当然の様に”中国”へ昔、日本で学んだ手法で”笑顔”を向けている。
そんな彼ら達の“本性”の多くを体験したことによるからだ。

 彼ら達は、あれ程迄に“JAPAN MONEY"を巧く利用して,
早くは、’80年代初めからの20年間を商社系をその手先として使い,
自分たちの企業利潤と存続の為に日本企業をターゲットにした
“戦略ビジネス“を行い続けたその現実の結果が、今の”パリ-コレ”の
多くの若手デザイナーと称する外国人ブランドとそのデザイナー連中の
登場と継続という現実がある。
 そんな彼らたちへ、経済的に大きく、直接原動力になって来た僕たち,
まじめな、外国人大好き(コンプレックス)な見栄っ張りな日本人。

 ここでは例えば、この”日本の戦後史の正体/1945~2012年”を、
「外国ブランドビジネスの正体」と考えてみると、戦後の日本経済の発展と消費社会構造の構築化に伴って、まず、「百貨店がデパート化へシフトした時代の“ライセンスビジネス”の登場。」から始まって、
「日本アパレルの“イメージビジネス“の発端としたライセンスビジネス。」そして、「これらの“インポートビジネス“のフォワード役を担ったのが、
セレクトショップの全盛。」
 これらの経験と儲けから多くを学んだ、多くのファッション ユダヤ民族
たちは、最後は彼らたちが直接、“日本マネー”をかき集めるがために、
「“○○ジャパン設立化“」。
 彼らたちの戦後における”ファッションビジネス=ライセンスビジネス=イメージビジネス“という手法を日本の戦後社会の発展とともに、彼らたちの強かなこの“3段跳び戦法“によって、見事成し遂げた実績があった為に、
’70年代以降、“ソニア リキエル“から、最近の“アントワープ系デザイナー”
たちまでのブランドビジネスの存続正体の根幹と実話なのである。

 この経験からのこゝろの有り様が在って、帰国して始めて読んだ本、
”日本の戦後史の正体”に書かれた“戦後日本”の僕たちの無知さと虚飾さと
含羞なき態度を知って、”一時が万事だ!”と眼から鱗でした。

3)真剣に政治に関心を持つべき時ですどうか,投票へ行って下さい。
 そして,選挙が告示されもう1週間が経ちました。
僕のような者でも,今回の選挙はそれぞれが自分たちの國を念い、
考え願う為の必然に与えられた、一つの重大な”決断”のチャンスです。
今回はより,多くの人たちが自分たちの國体の今後の為に深く真剣に
政治に関心を持つべき時です。どうか,投票へ行って下さい。

 これからの僕たちの大切な國、日本が子供たちの住み易い、
彼らたちが自慢出来る、良い國である様に、
國を念い愛するこゝろを持って政治に参加して下さい。
今という時代の日本國では、
個人が持ち得た”夢”の成就が國を豊かにするというパラレルな関係性が
既に、崩壊してしまった状況の國状です。

 豊かさを享受したところでの個人の”夢”への努力とその成就が
國体を強くする迄の政策と政治力を“NATION IDENTITY"を根幹に
これからの子供たち、若者たちが世界に,アジアにそして何よりも
自分たちのこゝろの有り様へ、”気骨”を持って自慢出来る國体と國力に
その決断への意識として政治へ参加して下さい。

4)自分の國、生まれた國を愛することは自然なこゝろです。
 そのためには,先ず,自分たちの念う”こゝろの有り様”を正直に、
國を想うこゝろを持って政治を取り行う人たちへ
勇気有る”行為”として投票して下さい。
“投票すること”も、自分の考えを“発言”することです。

 その為には,僕たちも皆さんも,学んで下さい。
”無知”程、怖い事は有りません。
大衆とは、“思想無き”群衆です。
“原発問題”の二の舞、三の舞はもうよしましょう。

 例えば,先の小泉がどのような政治を行ったか
結果、戦後の日本人の汗水の結晶,”郵便貯蓄金”をアメリカ国債へ売却。
小泉の周りでどのような人が動いたか?
その人は今?などを復習するのも良いでしょう。

 石原元都知事は“カジノ構想”で新たな”ファミリィ利権”を構想するが、
築地移転と東京オリンピック誘致失敗。
そして,もう一度という念の入れ方で、「尖閣諸島の買上げ」発言まで。
 そこで,気が付けば,もう一方の”カジノ構想”を陰の選挙資金源とし
西日本を地場にしている“ハシシタ維新の会=パチンコ業界=関西エンタメ=吉本=???”と言う、ベタ関西育ち派と組むという構図が突然的に。
(結果、現在では、IR法案が決まり、東京を落として、日本初の「カジノ」
が大阪の人造島で現実に。ここでは、ラスベガスの”MGM”が全てを
取り仕切るまでのプレゼンを行なって、決定。現実化が‘25年の”大阪万博”を目標に開催というシナリオが始動した。‘23年4月現在。)

 僕はこの「IR法案」に関しては、
何のコンテキストも共有出来ない派閥間の立候補であり、
今回の”維新の会”と”石原派”の下ごころ集団行為はまたも、愛国心無き,
含羞なきそして、品なき政治家行為であると読んでいるのですが?
深読み過ぎるでしょうか?

『金権資本主義の世界では“お金”の儲け方とその使い方が
人間の”品格”を作る。』

 まるで,この選挙にタイミングを会わせてような
”アメリカ国防省=北朝鮮裏コネクション”の下こゝろある行為の表れが,
このミサイル発射騒動。
そして、「東アジアにおける”冷戦構想”を再び。」が現実か始めましたね。
”アメリカ合衆国〜日本”対”北朝鮮〜中国〜ロシア”と言う関係性の構築化。(少し以前のハリウッド映画、”WAG THE DOG”を参照すれば、
より今の時代のアメリカの政治が面白く読める。*)
 これによって,”憲法第9条”問題がより表層化し,”右傾向”へ。
全くのアメリカ版、“風が吹けば桶屋が儲かる。”であろう???。

5)”4つの決断/リスク”を考えてください。/
 
表層のメディアに登場する情報が全てでは無い。
むしろ,それらの情報は”操作”されてしまった情報である事を
昨年の”原発企業事故”で学んだ事を忘れないで、熟知した上での
”決断/リスク”を投票して下さい。

 今回の選挙では最低、次の”4つの決断/リスク”を
こゝろして、自分なりの國を念う意志を反映させるべく、
これらの現実と今後を見届ける”国民責任”として”投票”という
僕たちが政治に参加出来る根幹行為の一つと意識して
以下についての関連知識を皆さんも責任ある投票の為に
大いに学んで下さい。
1)リベラリズムを継続させる決断/リスク。
参考書的ブログ;
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1611.html
2)憲法第94条から、第9条の自衛権について、
軍隊を持つか,持たないかの決断/リスク。
参考書的ブログ;
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1729.html
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1713.html
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1556.html
3)“原子力発電所”の今後のあり方についての決断/リスク。
参考書的ブログ;
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1521.html
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1508.html
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1365.html
 *http://blog.livedoor.jp/yaguchi16/archives/52975148.html
4)軍事的経済問題になるまでの”TPP"への決断/リスク
参考書的ブログ;
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1542.html
 *http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1696.html 
 
 そして,常に選挙の為の眼差しは
『どうか,“将来の子供たちの時代”を大和こゝろをもって念う事です。』

6)今後の「地球と人間の関係性」に、新たなパラダイムを!/
 僕たちが身に付け,持ち続けて来た本来の、
”日本民族の優秀さと素晴らしさ”は、
僕たち民族しか持ち得なかった”宗教観と自然観”は、
今後の「地球と人間の関係性」に新たなパラダイムを与えるまでに
大切な役割を果たす「共生観」の根幹なのです。
 これからの世界の国際諸関係にとても大切で,
重要な役割が託されています。
それをより,人間的に果たせる時代を創成して行きましょう。

 その自信ある國を念うこゝろを持って,
世界に於ける僕たちの國の立ち居場所を僕たちの考えと想いで、
インデペンデントに決断して行く,近づくための
僕たちの國の為に持つべき“リスク”でもあります。
 そのための、一つの重要な機会が今回の選挙です。

 常に,表層でしかないメディアに良く出るからというだけの
浅はかな,思慮なき吉本的判断で決して,これからの日本国を委ねる
政治家たちを選ばないで下さい。

 例えば,嘗ての日本軍人でも,
「栄誉なんて関係ない。日本の行く末をきちんと決めるのがワシの仕事だ」
と唱えた人が居たのです。/陸軍総師、上原勇作元師:
 参照/

 どうか,政治に参加して下さい。発言してください。
それが“民主主義“という僕たちの先輩たちが
大きな犠牲を払わされて手にしたものなのです。
ありがとう。
相案相忘。

文責/平川武治。
初稿/2012年12月 6日。

 参考書籍/
”日本の戦後史の正体ー1945~2012年”/孫崎亨著/創元社発行:
 参照サイト/
http://kaleido11.blog111.fc2.com/
*”WAG THE DOG”/R.d.ニーロ& D.ホフマン主演/’97年 
”Why does a dog wag its tail? Because a dog is smarter than its tail. If the tail were smarter,the tail would wag the dog."

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