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C-KDI-7/桑沢合同講義デジュメ; 2015年版; 「 どうか、風化させないためにも、 『東電原発企業事故』と言うブランド-アイテムを考えてみよう。ー27年間ほどの、モードを通じて ”巴里-日本生活”で学んだ事の幾つか。」
初稿/2015年06月22日:
文責/平川武治:
今日のインデックス;
はじめに。
◎ブランド-アイテム/『東京電力福島原子力発電所事故』を考える事。;
1) ”何を”知ってしまったのか?
2) 自分の”立ち居場所”を捜す。
3) 21世紀のための”倫理”とは?
4) 3つのボキャブラリィー。
5)これからの”新しさ”とは?
6)その新しさの為の”テクノロジー”を考えよう。
7)もう一度、デザインに関わる事とは?
8)自分が求めるビジネスとは?
9)ポジティフに考える。
10)質疑応答。
参考サイトリスト;
はじめに;
僕は、平成23年3月11日のあの大災害とそれによって引き起こされた”東京電力福島原子力発電所事故”によって、自心の”こゝろの有り様”が完全に変質してしまった。これを僕は、「日本人が外国の入れ知恵で、自分の国土を個人と企業のエゴと利潤のために”穢して” しまったという過ち。」と受け止めてしまった。これによって、”本当の事とは何だ!”という疑問から世間は”エゴと立場と名誉と金慾”のための嘘の塊でプロテクトされ、構造化されてしまった共同体でしか無いという本質が見えてしまったのです。
政治家、官僚、学者、企業人、メディアとタレントたちが煽る僕たちの國戦後の日本は未だ変わらず、アメリカ合衆国の”属国”でしかなく、“金権資本主義”構造の國であるという事実の認識。例えば、日本メディアの殆どは“物欲と”金欲”のためのなりすましを煽るための煽動オブジェだ。これらの覆われていた事実構造、現代日本國の"BLACK-BOX"をこの“3:11/FUKUSHIMA” は認識する沢山の警告とチャンスを大きな犠牲と深い傷痕を残し、代償として与えてくれた。現実社会を見ぬく事とそれらに対して自分はどのように対処して生きてゆくか? その為に何を守らなければならないか? その為には自分はどのような人間になりたいか? その為に何を学ぶか? どの様な根幹を知らなければならないか? その為に、どのように”社会とコミット”して行くか? (このレベルに就職があります。) そして、僕たちの國の國力を豊かにしなければなりません。
その為に、1度しかない”生きる”というチャンスの生を、“自心のこゝろの有り様”を熟視し “勇気” と”覚悟”と“決断”そして、”想いあうこゝろ”を持って、新たな”倫理”も必然な時代を堂々とはつらつとした、いい笑顔で自分らしく生きて下さい。
◎ブランド-アイテム/『東京電力福島原子力発電所事故』を考える事。;
1) ”何を”知ってしまったのか?
その知ってしまった事に対して、どの様に向かい合うか?
知ってしまった事によって、何が変わったのか?
知ってしまった事に対して、何が出来るか?
また、何をしなければいけないか?
知ってしまった後の自分とは?
”自心のこゝろの有り様”を熟知する覚悟。
人間としての新たな”リスク”を知ってしまった僕たち。
向かい合う勇気とこゝろの在り様が大切。
知った事に対してあきらめない。
そして、やる以上は一生懸命やること。
ここに人間の誠実さが。
ここに“気概”を感じるまでに、
こゝろの在り様を行動と表現へ。
これが”自由”の本意。
2) 自分の”立ち居場所”を捜す。
ネジレてしまった時代性。
揺らぐ順応性と勇気と決断。
’92年の”冷戦終了以降”の大きな世界レベルでの時代の変化。
世界でも、アジアでも立ち居場所が不明瞭に、
市場原理主義と新-自由主義。
グローバリズムと新-植民地主義。
見極めずらくなった”境界”=決断を迫られる。ー自由と責任。
新たな立ち居場所が自分の眼差しを与えてくれる。ー共生。
3) 21世紀のための”倫理”とは?
倫理学とは“間柄の学問、即ち、”人間の関係学” 。
新たな時代性に順応した倫理観が必要。
人と自然とモノへの新たな“間柄の学問”としての関係学がこれからの倫理学。
4) 3つのボキャブラリィー。
自分文化の為に、デザインの為にそして、社会の為に。
育ちのボキャブラリィーと表層のボキャブラリィーそして、深層のボキャブラリィー。
5)これからの”新しさ”とは?
変質してしまった”新しさ。”
“豊かな生活”を享受してしまった世代が生み出す“新しさ”。
造形性よりも工芸性。
形骸的な新しさからエモーショナルとスピリチュアルへ、
情緒的感情的な新しさへ。
“一服感”をデザインする。
"皮膚感覚”をデザインする。
五感のリ-バランス化。
6)その新しさの為の”テクノロジー”を考えよう。
”Fab-Lab"を知っていますか? /http://fablabjapan.org/about/
新しいテクノロジーとはアルチザンとヒューマンそして、サイエンステクノロジーの時代のバランス 化。
何時の時代もその時その時のバランス観である。
20世紀の機器を使って、21世紀のソフトウエアリングをコンバインする。
総てが”オープンリソース”&”パーソナルリソース”の世界。
7)もう一度、デザインに関わる事とは?
ファッションデザインをするとは?
どのような行為をすればいいのか?
“モダンデザイン”とは? を思い出そう。
「機能」ある「モノ」を、「装飾」あるいは「進化」させること。
もう一つの可能性、“WITHOUT SAWING" という世界。
誰でもがデザイナーというゆ”豊かさ”。そして、“INDUSTRIAL"という事。
デザイン活動によって、産業へ社会へ寄与しよう。
いつから使われたか”デザイン”という言葉。
8)自分が求めるビジネスとは?
どの様な社会人になりたいか?
どの様な人間として生きてゆきたいか? 2つの考え方+1。
将来を考えるところのビジネス。
今をおぎなうところのビジネス。
人と違う事をするビジネスと人と同じ事をするビジネス。
9)ポジティフに考える。
知ってしまった事に対して、
君たちの21世紀を。
これは100年に1度のチャンス。
この経験からのこゝろの在り様の変化は日本人しか表現出来ないもの。
この機会をポジティフに発想する役割が新たな日本の可能性を造る。
10)質疑応答。
自分がしなければならない事を100%、自分でやる。=個人主義。
自分の知らなければならない事は自分で学ぶ。その後、他人への気配り。
自分のやらなければならない事を中途半端にして、自分のやりたい事をしてしまう。 若しくは、自分のやりたい事ばかりをやる。=利己主義。
戦後の日本人が持ったものは、“柔らかな個人主義”である。 =緩い覚悟身勝手な決断からの個人主義。
参考/自由については、高校講座“高校現代文”より、 http://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_genbun/archive/genbun_03_04.pdf
参考サイトリスト/
3Dプリンターについて;
BOOK/ "MAKERS"/クリス-アンダーソン著/NHK出版刊:
週刊東洋経済新年号/特集:
3Dプリンターメーカー/STRATASYS/ http://objet.com/knowledge-center/case-studies
http://jp.objet.com/
CDソフトメーカー/MATERIALISE社/ http://www.materialise.com/cases/iris-van-herpen-and-materialise-in-the-wired-pop-up-store- 2012
3Dデザイナー/
IRIA VAN HERPEN/
http://www.irisvanherpen.com/http://image.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=appsfch2&p=Iris+van+Herpenhttp://vsmedia.info/2013/01/25/iris-van-herpen-3d-printed-dress/
Daniel Widrig: http://www.danielwidrig.com/
Isaïe Bloch: http://eragatory.blogspot.be/
Julia Koerner: http://www.juliakoerner.com/
他では、"shapeways" で沢山の動画があります。
いままでの3D製品閲覧/
http://cunicode.com/
また、「手描き」で3Dプリンティングできるペン/ http://sankei.jp.msn.com/smp/wired/news/130220/wir13022013300004-s.htm
風船コスチューム/
http://reeei.ti-da.net/c163442.html
ファッションサイト/http://www.whats-wrong-with-the-zoo.com/designer-to-watch-una-burke/
バウハウス関係;
*theatreoffashion/ http://theatreoffashion.co.uk/2012/05/14/exhibitionism-bauhaus-art-as-life-at-the-barbican/
O.シュリーマンのバレー/
http://www.youtube.com/watch?v=8c6B7VKfdW4
古くって、新しく感じるもの。;
"Klimakapseln"'68/ http://www.youtube.com/watch?v=lunN_Hl6EKE&feature=player_embedded
参考文献/”エコエチェカ”/
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1589466
文責/平川武治:
初稿/2015年06月22日:
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