"The LE PLI" ARCHIVESー18; 『新たな眼差しは、新たな夢を、 晩秋の巴里から。』
初稿/2007-10:記。初版/2008-02-26: 文責/平川武治:
今日のインデックス;
◯はじめに/令和参年3月24日記:
COVID-19と古いS.F.映画、「Soylent Green/ソイレント グリーン 」
1)パリのリアリテー、新しい風景としてのいくつか。;
2)驚いた事が一つ。『プレタスポルテ』素材である。;
”スポーツウエアーのプレタ化”と”プレタポルテのスポーツ化”を意味した
新しい言葉。
◯はじめに/「COVID-19と古いS.F.映画、「Soylent Green/ソイレント グリーン 」/令和参年3月24日記:
今回は先週に観た、モードのことよりも好奇心をそそられてしまった、古いS.F.映画、「Soylent Green/ソイレント グリーン 」が妙に,時代におさまった、恐怖と実感を感じさせられるまでの映画だったので書いてみたくなりました。
この映画は、僕が若い頃多分、40年ほど前の1980年代に入って、見た記憶があります。この映画の時代設定が”2022年”で、アメリカのある都市が舞台であり、僕に近い後期高齢者の老人が登場する事。そして、当時のこの宣伝ポスターのコピーが、“People need it in the year 2022.”/「2022年人々は「それ」が必要になる・・・」です。この映画の原書は米国のSF作家、ハリー・ハリソン(Harry Harrison)が1966年に著した「人間がいっぱい(Make Room! Make Room!)」であり、これを’73年に映画化したものです「Soylent Green」:https://ja.wikipedia.org/wiki/ソイレント・グリーン
(この映画は下のアドレスで見ることが可能です。
https://www.nicovideo.jp/tag/「ソイレント・グリーン」上下、全話。)
なぜ、この映画「Soylent Green」が、今の時代に”ハマった!”感を感じたといえば昨年来の誰もが想像しなかったであろう「COVID-19」の現実社会を”予測”的に公言していた機関と人間がいましたね。それが、あの”J.ホプキンス大学”であり、”B.ゲイツ”でした。彼の財団 ”ビル&メリンダ・ゲイツ財団”がロスチャイルドや故D.ロックフェラーたちと組み、行っている主な先端事業に「N .W .O.」の推進があり、彼らはそのための為すべきプロジェクトとして、”地球環境保全”、”人口淘汰”そして、”監視社会”と”食料コントロール”の4つがあり結果、”パンデミック+ワクチン+モンサント+スヴァールバル世界種子貯蔵庫”+”人工肉など、”というより、具体的な活動とビジネスが既に、報道されているのは承知の事実です。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/ビル%26メリンダ・ゲイツ財団)
もう一つ、この「パンデミック」+「COVID-19」に関してより、具体的な活動を行なってきたのが、昨年の2月以降「COVID-19」情報をメディア上でコントロール仕切っていた、”J.ホプキン大学”
(https://www.sciencemag.org/news/2020/04/every-day-new-surprise-
inside-effort-produce-world-s-most-popular-coronavirus-tracker)の存在がありましたね。この大学も”ロックフェラー財団”や”ビル&メリンダ・ゲイツ財団”の資金援助で運営が成されている大学であり、この学内には”人類絶滅研究所”と言う機関があり、”人類生体支配技術”をテーマに研究が成されているそうです。そして、この大学の創設時は”優生学論者”たちによる”有色人種絶滅研究所”が前身であったと言われている大学機関です。
2018年にはこの”J.ホプキンス大学”の研究所から、「パンデミック&コロナ」論が提言されています。(参考/https://www.youtube.com/watch?v=VnrNOJXHqKU&t=67s
https://twitter.com/m1rdl8qld0lfjif/status/1258184092681551873)
しかし、これは奇妙に思ってしまうのですが、今年になってからこの大学の名が「COVID-19」関連ニュースで殆どメディア上に上がらなくなっている不思議さもあります。
この映画「ソイレント・グリーン」はかなりの“想像可能な近未来”の一端を覗かせてくれます。70年代に製作されこの映画の”テーマ”そのものが、B.ゲイツやロックフェラーの財団の”一つの目的“のオリジナル•シナリオとして、この様な「COVID-19/バンデミック」後の世界では、 にわかに信憑性を帯びてきた恐怖な時代感を感じてしまうからです。
(参照/https://prepper.blog.fc2.com/blog-entry-533.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/スヴァールバル世界種子貯蔵庫
https://prepper.blog.fc2.com/blog-entry-533.html)
興味を持たれた人はぜひ、一度この映画「ソイレント・グリーン」を観て下さい。“People need it in the year 2022.”/「2022年、人々は「それ」が必要になる・・・」
1)パリのリアリテー、新しい風景としてのいくつか。;
『レンタル自転車』も今回来てみると利用者が増え、多く街で見かけられる。少し、重そうな自転車だが頑丈である。もしもの場合のデポジットが150ユーロ。調べてみると、最初の1ヶ月でもう既に、利用者数が100万台を突破したそうである。勿論、この街、パリッ子の珍しい物好きも手伝っての事であろうが、それでも凄い。これを仕掛けたのは車両広告代理店。
パリ市内のメトロやバスの広告を仕切っている代理店が、企画立案で現実に至ったらしい。兎に角、タクシーの運転手から文句が出ている事が現実を知らせてくれるが、僕としては”共有化”システムがこのような都市構造の中で進化していくこと自体が新しく、うれしい事だ。
もう一方では、確実にこの街が「アメリカナイズされ始めた。」というパリっ子の言葉が多くを語る。すなわち、この街も遅れて、新たな”消費社会環境”を持ち始めて来た。そして、予測通りにこの街の”イミグレーター/移民”たちが新たな大衆消費者になり始めている現実。
今回、驚いた事は、彼らたちを確実に消費者対象と考えられたM.D.戦略が為され始めたためだろうか?例えば、メトロの構内、至る所に宣伝広告の新しいスペースが作られ、これ見よがしの広告が張り込められた新しい表情がこの街で始まった。
もう一つの定着し始めた風景にやはり、この街の“New Generations"がいる。彼らたちは既に、この街の新しい顔になりつつある。スケートボード、ローラーブレードそれに自転車のこの3アイテムのストリートスポーツと彼ら世代である。彼らたちは左岸だけでなくバスティーユのオペラ座の前にも一つのグループが出来上がっている。彼らたちグループのグルービー的な女の子たちの姿さえも、いつも見かけられるまでになった。スリムジーンズにT-シャツ、ロン毛にシンプルなコンバースタイプがその典型。多分「新らしいフレンチBCBD」の誕生と読めるでしょう。だからでしょうか、ラッパータイプのルーズ ダウンパンツ姿の激小化も観られる。自転車はさすが、未だピストまではいっていないが、小型マウンテンでのアクションライディングが主流。でも、この街でのピスト化ももうすぐだろう。街には当然だが、彼らたちのご愛用ショップが幾つも出来始め、ストリートスポーツギア類とウエアーとしてのプリントロゴ T-シャツ類、G-パン、シューズ類そして、今までの”黒”に変わって彼らたちの世界では”カーキ”が目に付き始めそれに、CDとゲームソフトが繋がっている所も在り、かつての東京のウラ原
情景が増えている事も事実だ。しかし、ここには東京で見かけ始めている”虚飾的な”光り物スタイルはなく、ある意味ではストリートの祖形がシンプルにフレシュに感じられる。ここに新たなこの街のリアリティーが派生、存在し始めこれを撮りに来るコレクション写真家たちの姿さえ見受けられる事が在る。彼らたちもモードのステージよりも若者たちのリアリティを撮っている方が楽しく良い、即ち『お金になる』というまでの発想で彼らたちのサポートを始めてもいる。きっと、これからのこの街のモードの世界も身近な彼らたちのリアリティーをサンプリングしていくベクトルがここでも読まれ始めている。
2)驚いた事が一つ。『プレタスポルテ』素材である。/
”スポーツウエアーのプレタ化”と”プレタポルテのスポーツ化”を意味した
新しい言葉。
アディダスが僕に言わせれば、とてつもなくフューチャーチックなイメージ広告を打ち出す。「REVELE-TOI adidas TechFit-technologie conque pour la performance 」というコピーで街の中、メトロの駅中に張り出さた”TECHFIT”キャンペーンがそれだ。白人か、黒人が只の長袖T-シャツを着ている絵図らの広告なのだが、この長袖T-シャツの素材が全くの新しいもの 身体への一体感を強調した新しいスポーツウエアーとしての長袖T-シャツである。身体の必要な部分の編み立てにリブ効果の変化が付けられている素材なのだ。この素材はまさしく、この前のプルミエールビジョンでも言われ始めた、『プレタスポルテ』素材である。”スポーツウエアーのプレタ化”と、
”プレタポルテのスポーツ化”を意味した新しい言葉が一人歩きし始めているのだが、こんな素材が既に、このように広告に載ってしまうまでに開発されイメージ化されて”リアリティ”の中に浸透させている事に驚く。
これはもうすぐ来るな?と思い返したのが、僕が考える新たな未来へのカジュアル日常着の世界です。
文責/平川武治:
初稿/2007-10:記 & 再校正/2021-03:
初版/2008-02-26:
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