自分の誕生日に推しの絵を描いたら満たされた話
なんかもう、「いい歳なんで、自分の誕生日とかどうでもいいんすよね〜」とかいうところを過ぎて「自分の誕生日くらい、自分でしっかり刻んでいかないと…」みたいになってきましてね、あたし。
それで、今年の自分の誕生日に推しの絵を描いたわけ。
ジョー・力一さんの絵をね。
誕生日が4月の頭なんで、描き始めたのは3月の後半辺りかな。
前に使った板が余ってたので、それにまた油絵具で描くことにした。
前にラジオのアイキャッチに使ってもらった時と同じ、横長の板。
自分の中ではかなり迷走したり、試行錯誤しながら、たしか1週間か10日くらいで描きあげたと思う。
最後は「もうこれ以上 描けないからおわりです!」て終わらせた記憶がある。
あわよくばまたサムネやアイキャッチに使ってもらえたら嬉しいな、という下心もありつつタグを付けて投稿してみたのが3月末。
残念ながら今の時点でまだサムネにもアイキャッチにもなってないけど、Twitterではたくさんの反応とお褒めの言葉をいただいた。
私自身、この絵をとても気に入っている。
「なんだ、あたしまだまだ描けるんじゃん」と思った。
たまに「この絵、好きだなー」なんて思って眺めたりする。
他人から褒められたいと思ってたらこの感じの絵にはならなかっただろう。
自分の誕生日の絵だから、こうなった。
なんとなくで描き始めた絵だけど、結果的に私にとって大切なものになった。
この絵は私が「とにかく、他の人がどう思おうが”私はこれが好き!”てのをやっていくしかない」と腹を括る契機となった。
この絵を見ると、多少迷って軸がブレてもちゃんと戻ってこれる。
推しをただ推したくて推してるだけなのに、その過程で自分にとっての大事なものが増えていったり、確実に今までなら手に入れられなかっただろうものを手に入れられて驚くことがあるけども、これもそのひとつだ。
すげーな、推し。
あたし、お金持ちになったら、この絵に特注の額縁買ってあげるんだ…。