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奥秩父・笛吹川東沢釜ノ沢西俣(沢登り)

所属山岳会恒例の"秋の集中山行"に参加した

10月最後の週末、所属山岳会の集中山行で笛吹川東沢の釜ノ沢を訪れた。
"集中山行"とは、何組かのパーティに分かれて異なる場所から特定の場所(山頂・峠・山小屋などなど)へ決まった日時に集合(集中)することを目的に行われる登山形式だ。所属山岳会では毎年春・秋2回の集中山行が計画される。
今回の集中山行は、ぼくを含む釜ノ沢西俣班と荒川上流の入川真ノ沢を遡行する1泊組計2班にヌク沢左俣右沢を遡行する日帰り班を加えた3班での実施となった。1泊組は甲武信小屋前で、日帰り班とは近丸新道・徳ちゃん新道分岐点で落ち合う計画だ。

二俣の吊り橋を渡る時、毎回このアングルで写真を撮ってしまう。今日は、錦秋を纏った鶏冠尾根が美しい。

過去、夏の時期に二度東俣を遡行しているが、秋の釜ノ沢は初めてだし、西俣の遡行も初めてで、少し楽しみ。
釜ノ沢西俣は幕営予定地が標高1700m前後とまあまあ高いところである。甲武信小屋によると実施前の25日には甲武信岳山頂部一帯が初冠雪しており、寒さ対策は万全にして臨んだ。
行く前は、源頭部は沢が凍ってるんじゃないかとも思って現地へ向かったが、幸い実施日は比較的暖かい陽気で、幕営地では明け方はさすがに少し冷えたが、思ったほどの冷え込みではなく、源頭部で沢が凍っているということもなかった。

10月27日(第0日)

前泊は道の駅みとみで

初日に早めの行動開始としたい場合、前夜に入山地近くまで行って泊まることが多い。今回も1泊組は27日の夜に道の駅みとみに集合した。
道中で買い入れたお酒とつまみで、何時ものごとく軽く入山祝いを執り行う。夏場も風が通り寒いと感じることが多い道の駅みとみだが、この日は気温も高めなのか構えたほど寒くもない。
翌朝は真ノ沢チームの出発がやや早いので、あまり遅くならないよう入山祝いを切り上げる。

10月28日(第1日)

山ノ神までは山道を辿る

翌朝、出発の早い真ノ沢チームが支度する音で目を覚ます。
対して、釜ノ沢チームは6時半行動開始予定と1時間ほど遅いスケジュールである。

朝食後西沢渓谷駐車場へ移動するが、下の広い駐車場は既に満車のようだったので、やや狭いが上段奥に空きスペースを見つけそこに車を停める。
夏の時期だと沢登りのパーティも多くみられるが、さすがに今の時期はほかに沢のパーティは見当たらない。実際、遡行中も他のパーティとの遭遇はなく、終始たいへん静かで落ち着いた雰囲気の中での遡行となった。

7時30分駐車場を出発し、二俣の吊り橋を渡った先で西沢渓谷の遊歩道と分かれて東沢へと進む。鶏冠谷出合付近で改めて流れを見るが、水量は随分と少ないようだ。
鶏冠谷出合を越えた先で、径は左岸の斜面を上がっていく。入渓者は多いのでかなりしっかりと整備されている。とは言っても、一般登山道に比べると簡素ではあるので、こういうところを歩き慣れない人は怖いと思うだろう。径は東沢左岸に沿って付けられており、ホラノ貝ゴルジュの出口で一旦河原に降りた後、また斜面に取りつき、九十九折れの急登を交えてホラノ貝ゴルジュを巻いている。

大昔、最初に釜ノ沢を訪れた時はホラノ貝の出口のところの河原へは降りずに、ホラノ貝沢を丸太橋で渡って眼下にホラノ貝のゴルジュを見ながらトラバースした記憶がある。帰宅後改めて登山大系を繙くと、清兵衛沢、ホラノ貝沢付近は上下2段の経路が記載されている。上段が旧登山道だが、最初に歩いた時は既に廃道となっていたと思うので、辿ったのは下段の径なのだろう。そして2本の経路とも、清兵衛沢、ホラノ貝沢を横切る地点に橋の表記があり、ホラノ貝では河原に降りずにそのままトラバースを続けているので記憶と合致する。

山ノ神からはいよいよ沢登りらしい様子になる

ゴルジュを越えると道は沢に向けて降って行く。そして山ノ神で河原に出て、そこからが本当の沢登りの始まりだ。…が、すぐ上流の大きな淵は水線通しに進めないため、左岸の巻き道から巻いて通過した。

大淵から先はしばらく河原を辿り、右から東御築江沢がスラブ滝で出合うと、左、右と目を惹く滝で支流が次々に出合う。乙女ノ沢、奥ノ乙女ノ沢、東ノナメ沢、西ノナメ前沢、西ノナメ沢。
乙女ノ沢の少し上流左岸に岸壁がそびえており、いい目印になる。

東御築江沢出合の滝
乙女ノ滝上部
奥ノ乙女ノ滝
影ノ乙女ノ沢を過ぎると、左岸に大きな岩壁が現われる。
大迫力の東ノナメ沢大滝
少し奥まっていて目立たないが、西ノナメ前沢も落ち着いたいい雰囲気で佇んでいる。
西ノナメ沢は紅葉に彩られて、夏とは違う顔を見せていた。

西ノナメ沢から河原をしばらく歩くと左岸に湧水があり、すぐ先で釜ノ沢が出合う。
金山沢との水量比は1:1でほぼ同量だ。沢筋がまっすぐ金山沢の方へ続いているので、釜ノ沢は支流のようにも感じるのだが、今回改めて合流点を観察してみると、釜ノ沢の方が沢床が低いようにも見える。今更ではあるが、東沢の本流は釜ノ沢で笛吹川の水源は甲武信岳とされていることに初めて納得がいった感じだ。
ともあれ出合で大休止。

正面の金山沢よりも、右から合流する釜ノ沢の方が沢床が低い…ような気もする。

休憩後、釜ノ沢に入るとすぐに魚留ノ滝が大きな釜に流れ込んでいる。ここは滝は左の斜面を登って巻いて越えるのだが、荷物が重く、途中の一歩が少し遠くて苦戦する。やむ無く先に登ったメンバーに上から引っ張り上げてもらう。やれやれ…。

水量が少ないので、夏よりも迫力は減じているが、これはこれで風情があり好ましい。

その上の曲り滝と看板のかかった緩い傾斜のナメ滝を越えると、千畳ノナメが始まる。ここは普通ならナメの脇の乾いたスラブをすたすた歩いて進めるのだが、今日は濡れた落ち葉がめっちゃ滑る。
紅葉した落ち葉が舞い散った様子が、見た目には大変画になるのだが、そこを歩くとなるとかなり決死の覚悟がいる・笑。やむなく、水流中の落ち葉のないところを歩いた。

紅葉の落ち葉の絨毯はとても絵になるのだが、その上を歩くのはとても危険だ・笑。
止む無く水流中を進む。

千畳ノナメを越えた先の三段のナメ滝も、普通なら右岸からさっくりと巻き上がれるのだが、落ち葉のトラップがあちこちに仕掛けられており慎重に越えた。

なるべく滑らなそうなところを選んで慎重に登る。

続く野猿滝を左岸の巻き道を使って越えると、やがて目の前に両門の滝が現れる。いつもは右の滝を越えて先に進むが、今日は左の滝を越えて西俣に入る。

秋色の両門の滝。釜に浮かぶ紅葉もまた麗し。

西俣の遡行は、両門ノ滝の高巻きから始まる

西俣の滝は東俣に比べると急傾斜である。今日は左手のルンゼから高巻く。傾斜はあるものの素直に巻ける。

左に懸かる西俣の滝は東俣の滝に比べて立っているので、巻くのも少し急な斜面を上がることになる。最近は左から巻いて越えるのが定番ルートのようだ。某ガイドブックでは「かんたんに巻ける」とある。執筆者はよく知っている人だが、その人が簡単って言うならまあ簡単なんだろう。登山大系では「東俣の滝を左岸から巻き中間尾根を越えて西俣に入る。」と記載があり、かつては現在と異なる越え方をしたようだ。

さて今回はと言うと、滝の左にガレたルンゼがあるので、そこから取りついて上部で滝の方向へトラバースする。うっすらと踏み跡がある。そこからは小尾根状の凸部を乗っ越すと、滝側面の斜面へ降りることができる。斜面は急だが幅広の段々になっているので特に問題なく下降。最後はバンドをぐるっと歩いて行くと、斜路を降りるように沢床へと導かれる。うーん、美しい巻き道だ。そして本当にかんたん。巻き終えたところは、落ち口の少し上だった。
落ち口は思ったよりも狭く絞られており、東俣の滝の落ち口とは随分と様子が違う。

東俣の滝は落ち口から幅広に水を落としているが、西俣の方は水流が絞られた狭い落ち口で、全く様子が違う。

西俣に入ってしばらくはゴルジュにスラブの小滝が続く渓相である。夏場なら水線通しで遡行できそうだが、この時期なのでなるべく濡れずに進みたい。右岸は岸壁になっていて巻けそうにないため反対の斜面を見ると、やや傾斜の緩いところを縫って踏み跡が薄っすらと伺える。
水流から踏み跡に取りつくまでが、やはり滑りやすいので慎重に登る。その踏み跡を上流へと辿り、傾斜の落ち着いたところで沢床に戻った。

西俣に入ってしばらくは、ナメとナメの小滝が続いている。

その後もナメ床をしばらく進み、小滝をいくつか越えると、ゴーロっぽくなってきて左右に台地が広がる。ところどころ幕営の跡も見られるようになってきた。
翌日を考えるとなるべく上部で泊まりたいところだが、メンバーの様子を見て、両門ノ滝を巻き終えてから約1時間半、Co1730m付近の平地で幕とする。
先人の焚き火跡があったが、焚き火のやり方を知らないと見えて大変に見苦しい。「汚ねえなぁ…」とブツブツ文句を言いながら薪の燃えさしを整理し、だらしなく広がった燃えカスをまとめて今宵の焚き火の準備を始める。
辺りの薪を手当たり次第に燃やしたのか、周辺に薪があまり残っていなかったのだが、少し離れた倒木から枝を切り出すなどして、何とか必要量の薪を確保する。先人の残した燃えさしは当然全て燃やしてきれいにする算段である。
食当には食事の準備を始めてもらい、こちらはテントを立てるなど寝床の準備をする。

焚火を眺めて盃を傾ける至福のひと時

何だかんだと言いつつ、やはり沢での焚き火は気持ちが落ち着く。食事を終え、少しお酒を飲みながら焚き火を眺めて過ごす。何だか幸せだなぁと感じるのも、我ながら単純である。夜空を見上げると星も出ており、明日の天気も何とかなりそうな予感。
21時頃テントに撤収。

10月29日(第2日)

ゴーロの渓歩きからスラブ滝の続く連瀑帯へ

夜中に何度か目が覚めるが、寒さはさほどでもない。
5時少し前に、まだ暗いが起き出して焚き火を復活させる。
幸い燠がきちんと残っていて、小枝を乗せると直ぐに燃え上がった。

昨晩、6時30分出発というリーダーの声を聞いたような気がするが、5時を過ぎても起きてこないので6時30分出発は無理だな...と予想(笑。そして予想通り、朝食を食べて撤収を終えると7時過ぎになっており、出発は7時15分頃となった。
まあ、稜線までは3~4時間。そこから甲武信小屋までは1時間余りのはずなので何とかなるだろう。

あ、もちろん焚き火の後始末は来た時よりも美しく片付けましたとも。

出発してすぐに左へ枝沢を分ける。Co1755の分岐だ。この手前にもテン場に良さそうな台地があちらこちらに点在している。
分岐から少し登ると右岸にちょっと水量の多い湧水があるのだが、そこを越えるあたりから沢が伏流してしまう。水量が少ない時期だからかもしれないが、東俣は稜線直下まで水量豊富な記憶なので、こんな標高で水涸れということはないだろうと思いつつも、このガレ沢状態を見ると「遡行の楽しさは東俣をも凌ぐ」とあるガイドブックの記述に異議を唱えたくなる。ガレガレの沢を30分近く歩くと、再び水の音がして水流が復活した。

水流復活からさらに20分でCo1885二俣。早めに稜線へ上がりたいので、右沢へ進む。出合の斜瀑を巻き気味に越える。と、そこからしばらくは滝が続く。あまり難しい滝はなく楽しく越えて行ける。この連瀑帯は確かに東俣より楽しいかもしれない。

Co1885の二俣は、右沢へ進む。出合の斜瀑は右岸を小さく巻いて越えた。
滝が続きいい感じ
難しい滝はない

最後に10m多段の滝を登る。階段状なので水流に沿って直登できるが、水垢がついてヌメヌメしており、足を置くところに気を遣う。ラバーソールだと嫌なところだろう。
この滝を越えるとちょっとした倒木帯となり、抜けるとCo2095分岐だ。

最後の多段10mを、ヌメリに注意しながら登ると滝場は終了

最後は針葉樹林帯を詰めて奥秩父主脈縦走路へ

Co2095の分岐では、右の方が甲武信岳により近いところへ詰め上げるので右を選択した。ただ、帰宅してからよくよく地形図を見てみると、左の方が100mくらい低いところで登山道に出られる。そこから登山道をさらに100mくらい登らないと水師(2396m)は越えられないのだが、樹林帯の詰め100mと登山道の登り100mでは、たぶん登山道の方が楽だったのではなかろうか。
もっとも、源頭部は針葉樹林帯で下草も少なく、歩くのは随分と楽ではあったけれど。

詰めは針葉樹林帯の急斜面である。ヤブ漕ぎがないので歩きやすいが忍耐が少し必要。

黙々と登って11時少し前に登山道に飛び出す。ここからはハイウェイだが、まず11時の無線交信の時間だ。11時丁度に真ノ沢班を呼び出すが応答なし。
真ノ沢班も恐らく稜線近くのはずだが、甲武信岳が間にあるので電波が届かないのかもしれない。
スマホを見るとうっすらと電波があるので、念のためLINEグループにも現状を投稿しておく。最近、山の中でもキャリアの電波を拾えるところが増えてきた。昔ながらのアマチュア無線による通信はだんだんと廃れていく運命なのかも知れない。

できれば12時くらいには甲武信小屋まで到着したいので、先を急ぐ。
登山道に出たところから水師までは一投足。そこからは細かいアップダウンが続き、甲武信岳の直前はピークに向けて一気に高度を上げる。
頂上に近づくと、斜面の樹木が霧氷で白くなっている一帯があった。
お天気は悪くないのだが、頂上一帯だけガスが渦巻いており、実際に登りついた甲武信岳山頂も眺めは殆ど開けず少し残念。
休憩もそこそこに甲武信小屋へ急ぐ。10分ほど降りると12時の交信時刻となったので、2度目の無線交信。今度は明瞭に真ノ沢班の音声が入ってきた。
既に甲武信小屋前と言うことなので、こちらも5分くらいで到着予定と伝えて交信を終了する。

甲武信岳は頂上付近だけガスに覆われて眺望なし。付近の樹木の枝には霧氷が着いて白くなっていた。

甲武信小屋前で無事真ノ沢班と集中するも、日帰り班はちょっと遅刻

12時10分、無事甲武信小屋前に到着し真ノ沢班と合流。真ノ沢班も12時頃到着したということで、ほぼ予定通りだ。
小屋の中は暖かそうだが、寒い寒いと言いながら小屋前で食事を摂る。
思えば甲武信小屋へは5度目か6度目かの訪問だが、一度も小屋に泊まったことがないなぁ。
各自食事が済んだところで12時35分に下山を開始。徳ちゃん新道と近丸新道の分岐1869m地点までは約2時間を見込む。木賊山は当然巻き道で越えるが、稜線登山道に合流してから戸渡尾根分岐までの登り返しが何時もながら苦しい...。

登山道には数日前に降った雪が残っているところもあった。
頂上でも、せめてこれくらいの眺望があれば…。

真ノ沢班リーダーを先頭にせっせと降って、14時20分ころ分岐に到着。集合予定は14時30分なので暫しの待機。ヌク沢班は無線機を持っていないので、LINEで連絡を試みる。もう少しで登山道という返信があったので、そのまま待機を続ける。しかしながら、その30分後に登山道2180m地点に出たという連絡。そこから分岐までは1時間近くかかるので、先に下山をすることにして(だって寒いんだもの・笑)、15時少し前にゆっくりと降り始めた。

ゆっくり目下山で16時35分に徳ちゃん新道登山口に到着。遊歩道を10分ほど進み、ベンチとトイレのあるとねりインフォメーション前でヌク沢班を待つこととした。ヌク沢班の到着までは30分以上かかるだろうと見込んで、各自お茶を沸かすなどして寛ぐ。
17時20分頃、暗くなった遊歩道にヌク沢班の姿が見えて、無事全員集合と相成った。

夜道を20分ほど歩いて駐車場まで戻り後片付け。雁坂トンネルを越えて埼玉方面へ戻るメンバーと中央道で都心へ直帰するでメンバーで車に分乗し、解散となった。待機時間も長く体も冷えているので、途中「花かげの湯」で温まってから高速に乗ったものの、予想通り上りの中央自動車道は結構な渋滞...というか、小仏トンネル過ぎてもノロノロだから何事かと思ったら、下り始めたところで事故があり車線規制していた。ホント、最近の高速道路は事故が多すぎる気がする。往路よりも1時間以上余計に時間がかかってしまった。
今回はこの帰り道の運転が一番疲れたかも~。


  • 日程:2023年10月28日(土)~29日(日)

  • 天候:28日:晴;29日:晴(甲武信岳山頂付近のみ霧)

  • メンバー:to(L)、ss、tapiola

  • 地形図:金峰山、雁坂峠

  • コースタイム:
    [10月28日]
    西沢渓谷駐車場(7:30)-鶏冠谷出合(8:15/20)-ホラノ貝(8:55)-山ノ神(9:20)-釜ノ沢出合(11:32/55)-両門ノ滝下(13:30)-両門ノ滝上(13:47)-西俣Co1730付近:C1(15:30)
    [10月29日]
    C1(7:15)-Co1755支流出合(7:26)-Co1885二俣(8:08)-Co2095分岐(9:10)-主脈縦走路Co2390付近(10:50/11:05)-甲武信ヶ岳(11:48)-無線交信(11:55/12:05)-甲武信小屋前(12:11/35)-戸渡尾根分岐(13:00)-徳ちゃん新道分岐(14:17/57)-登山口(16:35)-ねとりインフォメーション前(16:45/17:28)-西沢渓谷駐車場(17:45)


遡行図-笛吹川東沢釜ノ沢西俣(2023年10月28日~29日)
遡行図-笛吹川東沢釜ノ沢西俣(2023.10.28-29)


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