【父と娘】忘れたくない記憶の記録〜最後の10年編③
そんな畑に精を出し、販路を拡大し。
色々卸したが結局は私が進めたファーマーに
長くお世話になった。
知人ということもあり、話すべきか否か、考えに考えてあえて話さないことにした。
軽トラで自宅で農作業をし、その後出荷となかなかハードなスケジュールでもそれが父のルーティンとなり、生き甲斐となって、そこにいる父は疲労を物ともせず、実に生き生きとしていた。
そんな父を見てどこかほっとした。あの運ばれた日から仕事を辞めてこの先どうするのだろうと子どもながら心配だった。そんな父が畑をは