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誤字・脱字王、AI文章校正サービスのShodoを使ってみる
🖊今年もカクヨムコンに参加中
どうも、誤字・脱字王のたおたおです😅 今年も懲りずにカクヨムコン10に参加しておりまして…
ゆっくり部と称してゆっくり書いてたので、10万字書いて完結できるのか不安でしたが、なんとか書ききることができました(投稿完了は1/18を予定)。
で、ですね。自称、誤字・脱字王の私は、毎回誤字・脱字を繰り返して、優しい読者さんや相互フォロワーさんにコメントで指摘して頂いたりする訳ですよ。申し訳ない。今回の小説、主人公が「イヴリン」、その親友が「ヴィクトリア」なんですが、「イブリン」、「ビクトリア」と間違えることが多くてですね。最初から「V」じゃなくて「B」の発音にしとけば良かったと思うものの時すでに遅し。しかもキーボードでは「V」と「B」って隣り合ってるじゃないですか。
あと、一度読んでOKだったはずの文章でも、時間が経ってから読み直すとおかしかったり、誤字・脱字王はまあ色々とやらかしてしまってる訳です。
🖊今までどうしていたか
今まではWindows上でアウトライン・プロセッサーのNanaTerryを使用して小説諸々を書いていたのですが、
現在はLinux環境に移行している都合上、オンラインの執筆環境、notesに移行してます。オンラインなので書こうと思えばどこでも書けますし
校正に関しては、
小説推敲補助ソフト Novel Supporter
誤字、脱字チェック Enno
などを使ってました。10万字となると一気に処理するのは難しいので、章ごとにツールにコピペしては添削するという……結構大変な作業。でも、これをやっても間違いを全部チェックできる訳ではないし、Novel Supporterの方はWindows/Mac版しかないのでそもそもLinuxでは無理。最近は2、3度目視チェックだけにしていたので、誤字・脱字王の権力がより強化されたのかも知れません。
🖊そうだ、こういうときこそAIだ!
これだけAIが発達したんだから、文章だってチェックしてくれるはず。ってことで、
辺りをまず使ってみました。
次に書き込む文章について、誤字・脱字や文章としておかしい部分があれば指摘して、修正案を提示してください。
など、プロンプトに指定しておいて、続いて文章をチャットに貼り付ければ、だーっと指摘部分を提示してくれます。AIすごい……
ただし、以下の問題点もあります。
小説では意図をもって改行している部分が、チャットに貼り付けた段階で詰められてしまう
一章は大体2000〜3000字あるけど、指摘部分が何行目、何文字目かは教えてくれない(これはプロンプトを工夫すれば分かるかも知れませんが)
文章自体は別画面で開いておく必要がある
AIチャットによっては文字数制限がある場合がある。
最後の文字制限についてですが、Claudeは一日に質問できる回数が決まっているので、一気にチェックしようとするとすぐ上限に達してしまいます。Claude、いちいち文章を褒めてくれるので好きなんですけどね。
と、いうことで、やっぱり長編小説を書くに当たっては文字数制限があるのは辛い。あと、できれば文章のエディタ画面とAIの指摘がリンクしてくれてると嬉しい。ってことで専用のサービスを探すことにしました。
🖊AI文章校正サービス 候補
ネットで探せば直ぐにヒットしますが、個人的に良さげだったのは以下の3サービス。
Typoless(2200円/月)
IWI日本語校正ツール(2000円/月)
Shodo(1000円/月)
この内IWIとShodoについては「無料版」が存在し、Typolessはアカウントを作ると初回14日無料です。IWIとShodoもアカウント作成した後は14日間無料です。気軽に使ってみるならIWIかShodoですが、無料版は文字数制限があります。
IWIの無料版は文字数制限が1000字、Shodoの無料版は1800字。無料版で少しでも多くチェックしたいならShodoですね。
あと、ShodoにはChromeとMS-Edgeブラウザ用のアドオン、MS-Word、GoogleDocs用のアドオンがあります。これは大きい。私のメイン環境はLinux + Firefoxなんですが、GoogleDocsであれば編集しながらAIの恩恵を受けられる!
ちょうど上記「王子、私を好きになってはいけません」のフルチェックを掛けようと思ってましたので、もう有料版契約しちゃえ! と決断しました。一番安いですし。
🖊Shodoの特徴
月額1000円とお得感あり
ブラウザ、ワープロソフト(サービス)のプラグインが豊富
ShodoのWebサービスとして専用のエディタも提供されている
チェックする内容を比較的細かく指定、編集可能。固有名詞なども登録できる
GoogleDocで自作小説をチェックしてもらった感じですが、ClaudeやChatGPTで指摘してくれる様なこともちゃんと指摘してくれる。且つ、指摘項目をクリックすれば、ちゃんと文章の修正部分にジャンプしてくれる。
その他にも開発者向けのサービスがあったり、一番「痒いところに手が届く」感があった。
なお、一気にチェックできるサイズは最高で42000文字だそう。10万字一気には無理だけど、まあこれだけあれば十分かな。
カクヨムコン10もそうですが、よくよく考えれば年中何かしら文章書いてる訳で、月額1000円でも十分元は取れると判断しました。
因みにこの文章もチェックしましたが、「改行」→「開業」、「Firefox」→「FireFox」となってるミスを発見😅 流石、誤字・脱字王💦
noteを中心に文章を書いている皆様、自分的にはShodoオススメです! 先ずは無料版で使ってみてくださいね。