盤メーカーについて少し

分電盤類やキュービクル等を製作している盤メーカー。この盤メーカーは主に大きく2種類に分けられて

標準メーカー:大手。カタログが有り。安価。(河村電器、日東工業、内外、パナソニック等)
カスタムメーカー:カタログ品は無く割高。

こうやって比べるとカスタムメーカーを選ぶ時ってどんな時なんだ?と思ってしまいます。

カスタムメーカーの盤を使用するメリットとしては
・カスタムメーカーはその案件ごとにあった寸法、内部仕様を自由に対応してくれる
・標準メーカーはカタログ品以外の対応は割高になる場合有
・標準メーカだとJISキュービクルは作れてもJEMスイッチギアは自社で作れない
・標準メーカーはインピーダンスマップ作成とか制御フローチャート作成とかは苦手な傾向

特注品はカスタムメーカーが得意、といった感じでしょうか。
逆にそこまで規模の大きくないカタログ品、一般的なキュービクル、盤であれば標準メーカーが安価で良さそうですね。

あと個人的にですが大手よりカスタムメーカーの方が対応が親身になって良いイメージがあります。自分の立場からすると積算用の見積もりに対応してくれたり、技術的な質問に答えてくれたり。設備設計者としてはありがたい存在でありますね。
これからもちょくちょく顔を出して繋がりを深めていきたいですね。


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