LBSは短絡保護なのか、過負荷保護なのか?
LBSについてご教授頂けないでしょうか‥
— タオル@電気設備設計/修行中 (@taorutrance) September 23, 2020
過負荷時は
①保護継電器類(OCRなど)の信号でLBSのストライカが引き出されて開放
または
②ヒューズ溶断して開放
自分は①かと思っていたのですが‥
地絡時はGR連動でストライカ開放で良さそうですが、過負荷時がよく分かりません🙇♀ pic.twitter.com/UkHrEjGMRV
受変電設備の開閉器に使用されるLBSですが、過負荷保護のときに作動するのか、短絡保護の時に作動するのか…。今でも理解しきっていないのですが、該当のツイートにてフォロワー様より分かりやすくご教示頂きました。
結論を明記すると
1)変圧器一次側のLBSは短絡保護のみが一般的
2)PF-S型キュービクル(主開閉器がVCBではなくLBSのキュービクル)の主開閉器LBSや高圧分岐のLBSは地絡保護や過負荷保護を漏電リレー(DGR)や過電流継電器(OCR)と組み合わせて行う場合がある。
つまりPF-S型のキュービクルは過電流継電器や漏電リレーが作動した場合はバンクごとのLBSではなく主開閉器LBSが解放されるので全停電になるのですね。
話はそれますが最近変圧器二次側の電流計の1次側にサーマルリレーがあることが分かり、過負荷の警報の様です。バンクごとの過負荷はLBS解放ではなく警報で行うのが一般的かもしれません。
後輩さん「受変電設備の既存図に『49』ってあるんですけどこれなんすかね」
— タオル@電気設備設計/修行中 (@taorutrance) June 27, 2023
49…制御器具番号表では「回転機温度スイッチ若しくは継電器、又は過負荷継電器」か…
難しく書いてありますが要はサーマルリレーぽいですね😅電流計の保護か pic.twitter.com/7wOhMJusOT
そうなるとOCRが起動するまでに変圧器が過負荷で壊れないのかなぁ…また聞くなり調べるなりしてみます。