避雷針の新JIS,旧JIS
避雷針について質疑が。うん旧JISで設計したから引き下げの間隔は50m以内だな…。
— タオル@電気設備設計/修行中 (@taorutrance) March 16, 2021
新JISになると引き下げの間隔も半分になりますし保護角も狭くなりますねえ…特に指定が無ければ旧JISですね😅 pic.twitter.com/ZNWxam4kth
避雷針の規格は新JISと旧JISがあり、ざっくりいうと旧の方が緩く、必要な導線や部材が少なく済みます。建築基準法的にはどちらを採用しても良く、個人的には特に指定が無ければ旧JISを使用します。(安全よりコストを優先ということですが…)お施主様によっては新JISにて設計と定められているところもあるようですね。まぁ建物のコストのうち避雷針のコストはごく僅かですから、少しでも落雷のリスクを下げたいという考えもありですね…。
新JISは設計側とすると引き下げ導線が増える分、接地極も増えますし、保護角も新JISは狭いので突芯の高さも高くなりますし手間が増えミスが起こりやすく(?)なるのでやはり旧JISが多いですね、、本当個人的ですが。
ただこうやって書いてくとお施主様にとって大事なのはコストなのか安全面なのか…そこはよく考えて避雷針に限らず設計していこう…と気づきました。