キュービクルの面数について(2面~4面程度の場合)
とある盤メーカーにキュービクルの単線結線図と姿図頼んだらW=1800の2面で来たのだが…
— タオル@電気設備設計/修行中 (@taorutrance) April 12, 2021
内容は1φ100kVA、3φ100kVA、高圧コンデンサ、リアクトル、VCT入り。
この姿図載っけちゃうとほぼメーカー指定になってしまう気が。スペース的には3面分確保してもらっているしどうしたもんかな
受変電設備図面に参考でキュービクルの参考姿図を載せたり、建築に基礎工事の依頼をする為に寸法を算出する事があります。
そこでこの結線図のキュービクルは何面体になるのか…と検討します。
大きな判断基準としてそのキュービクルの主幹がLBSかVCBなのかによります。LBSはPF-S型キュービクル、VCBはCB型キュービクルと呼びます。
PF-S型の場合LBSの下にスペースが開くのでコンデンサ、リアクトルが収まることが多いです、VCBだとなかな難しいようです。
よってPF-S型はツイートの内容位(1φ100kVA、3φ100kVA、高圧コンデンサ、リアクトル、VCT)だと2面、CB型だと3面になりますね。
とはいえ何となくですがこの構成で2面だとキツキツなイメージですね。。カスタムメーカー(対するは標準メーカー、カタログ品のあるメーカー)で2面の姿図を載せてしまうと対応出来ないかもしれませんね。
設計段階ではなるべく選択の余地を残すのが良さそうです(スペースに余裕があればですが)。