中園めぐみの人生遍歴 【上京編】
大学卒業後も卵巣癌の治療で抗がん剤治療をしていた私でしたが
無事治療の効果もあり
予定していた6月に退院できる事になりました。
入院や治療を続けていくことって
それだけで凄く制限がかかるし
体力も奪われるし
本当にストレスで
(やりたい事ができる体力があるって素晴らしいんです)
その反動か
「退院したら○○がやりたい!」
と考えることは多かったです。
その中の一つに
「退院したら東京でアパレル販売がやりたい!」
というものがありました。
当時の私にとっては欲望最上級のことでした。
求人誌をパラパラしていたら
なんと東京で
家具家電付きの寮に入り働ける派遣会社がありました。
アパレルの派遣先もいくつかあって
「行くしかない!」と決定。
(親はたいそう心配しました… )
働いてみたい!と憧れているファッションブランドが幾つかあったので
まずは東京に住み
初めは派遣先のお店で勉強して
修行を積んだら憧れのお店に面接に行こうと考えていました。
(ホップステップジャンプ作戦)
6月に退院してすぐ引越し準備
9月に上京しました。
入社が決まったのは
「ロイスクレヨン新宿ルミネエスト店」
http://lois.co.jp
アパレル業界の中でも一際接客に力を入れているブランド。
私にとっては憧れの東京!新宿とか都会!
ロイスクレヨンのような接客ができるようになったら
どこに行ってもやっていける!
という希望ばかりでした。
いよいよ入社!
涙が出るほど嬉しかったです。
ウィッグはもちろんしているけど
(派遣会社とお店の店長には事情を話しました。)
普通の人と同じようにお店立ちができる事がありがたくて。
今考えると、入社当時なんて本当にハチャメチャで
先輩に対した気も使えてないし
お客様への対応も上手な方ではなかったですが
ただただ、一生懸命働いていたとは思います。
一生懸命が功を奏して
入ってすぐに月100万円売れて、この時ばかりは凄く褒められました( ;∀;)
ロイスクレヨンの先輩方は
「正社員と同じように育てるから」と言ってくれて
社会人としてのイロハ
そしてロイスクレヨンとして働き方を丁寧に教えてくれました。
仕事が終わって、家に着くのが24時近くなる日あったりで
なかなかハードな日々でしたが
東京にいる事、アパレル販売ができる事が何より嬉しくてたまらなくて
鼻歌を歌いながら帰った日もありました。
(東京事変の透明人間とか、閃光少女とか♩)
その後働きながら、好きなブランドの求人がないか見て生活。
人気のブランドだから求人自体があまり出なかったのですが
一度タイミングが合って面接にチャレンジした事がありました。
が!!!
あえなく落選( ;∀;)
そんな時に
ロイスクレヨンから正社員のお話を頂きました。
最初少し悩みましたが、御恩もあったので謹んでお受けさせていただきました。
当時の写真は全然残ってなかったですが
こっそりお店で撮った自撮りが、今日の写真です♪(´ε` )
確か、ウィッグを外してみたくらいの時なはず。
ハゲ見えてないか心配で、鏡ばかり見てました。
次回は、事故って前歯3本折れたことについて書きます。笑