お揃いの新芽ならぬ新毛|子育て

大切な家族が難病になり、しばらく頭と心がごちゃごちゃでアウトプットする気分にもならず、noteを書くことから遠ざかっていたのですが、ふとしたことから、文章を書くの好きそうよねというようなことを兄に言われ、「あ、そうだ、note書こう」となり。

トイレに入って久しぶりに何を書こうかなと思いながら出てきて洗面台に立って、あ、これ書こうと思ったのが、タイトルの新芽もとい新毛。

私は幸いにしてひとり目ふたり目の産後は抜け毛が少なかったのですが、今回は、私の、ヒトという動物としての確実な老化なのか、ものすごい抜けまして。

産後2~4か月辺りは、風呂上がりに排水口の蓋を開けてはその量にドン引き、ドライヤーをかけたら吹き飛ばされているのか、洗面台付近の床掃除をしてもドン引き、という生活で、正直どうなるんだ私の頭!と悶々としているうちに秋が来て、「あれ?意外と抜けなくなったんちゃう?」からの「確実に減ってる!抜け止まり来た!!」となり、冬になって、久しぶりに美容院へ行こうと思って、鏡の前で髪の毛を点検していたら…

なにこのふわふわ!!

前髪の生え際がものすごい立ち上がりを見せてて、最初寝癖かと思ったら、立ち上がった髪が折れ曲がってるんじゃなくて、うぶ毛みたいなふわふわの毛が、他の髪の毛の間からふさふさと立ち上がっていたのです。

生まれた時から生えていた髪が抜けて、新しい髪が生えるパターンは、我が家の3きょうだいみんなそうだったのですが、何と、母である私にもそのパターンが来たようで、前髪の生え際に2センチほどのうぶ毛が生えているのを発見したのでした。

ふと脇を見ると、同じくらいの長さの薄毛の息子がおり、同じ頃に抜けて、同じように生えたんだなと、こんなお揃いある!?と思いつつ、朝晩鏡の前に立つ時に見る自分のうぶ毛も何とも愛しく思える母なのでした。

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