【VPPをわかりやすく解説!連載①】
「VPP=仮想発電所」を聞いたことがあるでしょうか。VPPはバーチャル・パワー・プラント(Virtual Power Plant)の略称で、地域に存在する生産設備、発電設備を集めて管理し、まるで一つの発電所のように機能させる仕組みです。
VPP事業に関わる主体者は、簡単に言うと「電気を作る側」と「電気を買う側」、そしてその両方の需給をコントロールする「アグリゲーター」となります。
電気を作る側は太陽光・風力など発電設備や、蓄電池をもっている人、電気を買う側は家庭・会社・工場などで電力を消費したい人、その両方の需給バランスを崩れると、停電が起きてしまいます。従来の電力市場では、その需給バランスを保つ役目は電力会社でしたが、VPPにおいては「アグリゲーター」がその役目を果たします。
最近では、電力の需給バランスが極めて難しい状況下で、計画停電も行われました。地域において電力不足時の安定供給を求め、VPPの活躍がますます期待されています。
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