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「仁」の心を育むには

西洋占星術上でいわれる「風の時代」に必要な心のあり方を五行で表現するならばそれは、「仁」なのではないかな、今日このカードを引いた時にふと思いました。

物質主義の「土」の時代はおそらく陰陽五行でいうならば「土」、五常では「信」です。

物質至上主義でこうあるべきであるとか、こうであってはならないという強い思い込みで「土の時代」を私たち人類は苦悩の中、生きてきたのかもしれません。

そういった強い思い込みの心のあり方から「信」は成長の時を迎えて、強い思い込みから解き放たれて今回、「仁」の時代を迎えたのかなぁと思いました。

「仁」を一言で表すなら「愛」といえます。仁の「愛」は身近なところから愛のエネルギーを広めていく心のあり方です。1番の身近な存在とは自分です。自分が満たされてはじめて「仁」のエネルギーは発動します。

「仁」が成長しエネルギーをしっかりと蓄えられた先には乗り越えるべき壁がすでに用意されています。それは「義」という心です。人類がひとつの共通する愛と平和で成り立つ世界を実現させるためにそこへ向かっていくための遠くの人を大切にする心です。

ここに到達するための今は成長過程にきているのかなぁなんて想像してみました。弱い仁、バランスを欠いた仁では、とても「義」を乗り終えることなどできませんからね。

風の時代に成長が必要な心のあり方はおそらく「仁」で、「仁」を成長させるために必要なメッセージは五常の「仁」のカードが教えてくれています。


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