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超加工食品の罠

今回のプチ断食の3日目の朝はだるさはなく、快調な朝を迎えました。

その後も胃腸の調子も体調も良好です。

ところで毎回私のプチ断食は夜ご飯を抜かします。

だいたいが昼ごはんを腹一杯食べすぎた時に、「もう夕飯はいらないわ」から始まります。

おやつまでしっかり食べて、3時以降、翌朝の7時まで何も食べません。

これを3日間続けます。

その間、家族は普通に夜ご飯も食べるので、夜ご飯は普通に支度して、家族が食べているところを見ていても、食欲で辛いことは無いですね。不思議と。

今まで三度きっちり食べるという習慣が、長いこと刷り込まれてきていましたが、そういった記憶もまた、一度は受け入れて手放せば新たな食習慣に気づけるものですね。

最近読んだのですが、昆虫学者が書いた「食欲」の本はとても興味深い内容でした。科学者の地道な実験の大変な苦労の様子もわかりとても勉強になりました。

自然界の昆虫や、動物は、健康的で長生きできる栄養の比率を正確に保った食事を摂っているということが、長年の研究でわかったそうです。

それは食餌のタンパク質の比率が鍵を握っているようです。

人も本来はその能力を有しているはずですが、近年の食品会社のシステムの工業化が可能にした安価な超加工食品の大量生産、大量消費で栄養バランスを図る能力を著しく阻害されているようです。

超加工食品が食事の8割を超えるような状態は危機的状況といえるようです。

なるべく自然の状態に近い食材、加工の少ない肉、魚、米、野菜などを摂ることで、食欲は満たされ食べ過ぎてしまうこともなくなります。

栄養素の不足で食欲が満たされないので、スナック菓子やジュースを摂る、それでも脂肪と糖とわずかなタンパク質でできたお手軽な超加工食品で、満たされずまた、スナック菓子やジャンクフードに手が伸びる。完全な負のスパイラルにはまり、不健康な肥満へ。基礎疾患の増加。

栄養の摂り方を見直す時期はとうに来ているようです。

普段の食事もそうですが、プチ断食を挑戦する時には、朝、昼ご飯は超加工食品は絶対NGですよ!



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