霞始靆
令和3年2月23日(旧暦:1月12日)
庚寅(月)壬寅(日)
*読み方:かのえとら(月)みずのえとら(日)
★霞始靆(かすみはじめてたなびく)
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日は天皇誕生日ですね。亡き父もこの日に生まれ、生きていたら年男でした。
天国で今頃お酒飲んでいるかと思います。
本日23日〜27日の七十二候は、
霞始靆
霞がかかり、遠くの風景がぼんやりと見える、
という意味です。
春霞がかかる頃なんですね。
霞というのは気象用語ではないそうです。
一方、霧というのは気象用語として使われているとか。
俳句では季語として使われ、「春の霞」・「秋の霧」というように春と秋で分けられています。
さて、「たなびく」の漢字ですが、
靆
と書きます。
部首は「雨」(あめかんむり)。
意味は、「雲のたなびいているさま」「雲が空をおおうさま」だそうです。漢字の右側に、「逮」の一部がついているので、"雲にとらえられる"という意味で成り立ったのでしょうか。。
ちなみに、この漢字は漢検1級に出るそうです(難しい!)。
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