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『日日是好日』

令和2年12月8日(旧暦:10月24日)
戊子(月)乙酉(日)
*読み方:つちのえね(月)きのととり(日)


いつもお読みいただき、ありがとうございます。

先月、整理収納アドバイザー Cさんに来ていただいて出された宿題が、

①マガジンラックの整理
②不要な本を選別し処分

であった。

どっちもまだ手につけていなかった。。

で、今日から②を開始します。

懸念点は、

本の整理中に、その本を読む

ことで、この寄り道が始まると全く進まない!
(アルバム整理にも言える)

集中してお片づけができる人を尊敬します。。


以前に本をかなり整理したと思ったのですが、まだまだ処分できるものがあるのでは、ということ。なぜなら、全く読んでいない本もまだあるから。

強制ではないのですが、もう一度、ちゃんと吟味したいなと思いました。

で吟味中、noteにその本のことを書くことで要不要か見えてくるかも?なんてことを思い、持っている本について触れていきたいと思います。

『日日是好日』

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購入したのは18年前。
当時勤めていた会社の偉い方から読むように勧められたもの。
2年前には黒木華さん主演で映画にもなりました。

小さい頃から「落ち着きがない」と言われ、小学校から中学校までは通知表には「落ち着きがない」と書かれていた。
"女の子らしい"ことをしない、落ち着きのない私に「華道を習いなさい。それが嫌なら茶道!」とよく口にしていた。(実態は少女漫画大好きな女の子らしい女の子であったのに笑)

これを勧められた時、

「茶道の本なんて退屈そう…」

と正直思ってしまった。


で、読んでみると。


なにこれ、面白い!


であった。


茶道のイメージが、

・正座する
・濃いお茶を飲む
・いいお点前で、と言う
・和菓子を食べる
・決まったお作法がある

しかなく(茶道をされている方本当に申し訳ないです)、
こんなに奥が深いものだとは思わなかった。

本の表紙カバーのそでに書いてある文章を最初に読んで、読む気が起きたことを思い出した。

個性を重んじる学校教育の中に、人を競争に追い立てる制約と不自由があり、厳格な約束事に縛られた窮屈な茶道の中に、個人のあるがままを受けいれる大きな自由がある…。
(中略)
学校もお茶も、目指しているのは人の成長だ。けれど、一つ、大きくちがう。それは、学校はいつも「他人」と比べ、お茶は「きのうまでの自分」と比べることだった。


すっかり茶道に心を動かされてしまった私。

しかし、この後、仕事に追われ、パワハラで精神不安定になってしまいお茶どころではなくなってしまい今に至る。

あれ以来、まったくページをめくっていない。

この本は私に中では終わっているのか?

終わっている気もするが、作者がこの本を書いた年がちょうど今の私の年。
ということで、もう一度読んでからにしようと思います。
ちなみに、この先延ばしが捨てられない要因らしい笑。
決められない私のダメっぷりも感じていただけたらと思います…。


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