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のんびりフリーターの日記

日記を書き始めたきっかけ

日記を書き始めたのは、去年の春頃だったと思う。きっかけは意外と単純で、「何か続けられることが欲しい」と思ったからだ。それまでの僕は、趣味の音ゲーやアニメ、推しのVtuber配信に没頭する日々を過ごしていたけど、ふとした瞬間に「この時間がどう積み重なっているのだろう」と考えるようになった。

それまでは、楽しいことや嬉しいことがあっても、どこかで流してしまっていた気がする。でも、それだともったいないと思うようになったんだ。特に、推しの配信を観た後や、音ゲーで自己ベストを更新したとき、その時々の感情を言葉にして残しておけば、もっと充実感が続くんじゃないかって。

最初はノートに簡単なメモを書いていただけだった。「今日やったこと」「感じたこと」「推しの話していたこと」――そんな短いフレーズばかり。でも、それが少しずつ文章になり、今では夜に日記を書くのが日課になっている。

日記を書くことで、何気ない日常が少しだけ特別に感じられるようになった。推しの言葉やバイト先での些細な出来事、散歩中に見た景色。普段なら忘れてしまいそうなことを振り返るたび、「こういう日々も悪くないな」と思えるようになったのが嬉しい。

振り返る場所があるからこそ、未来への楽しみも膨らむ。たとえば、明日の推しの配信でどんな話が聞けるのかとか、次のバイトで誰と話すのかとか。そういう小さな期待も、日記を通じてより鮮やかに感じられる。

だから僕にとって、日記はただの記録じゃなくて、自分の気持ちを整えるための道具みたいなものだ。これからもこの習慣は、きっと続けていくだろう。

2025年1月28日(水)

天気:曇りのち晴れ

今日は朝からカラオケ店のバイトだった。オープン作業はいつもの流れで、フロント周りを掃除して機材のチェック。音響トラブルが出ないように動作確認をしていると、ちょっとした達成感を感じる。この作業は誰にも邪魔されずにできるから好きだ。

午前中は特にお客さんが少なくて、ちょっとのんびりした雰囲気。常連さんの大学生グループが来て、「いつもの部屋、お願い」と軽く笑いながら言ってくれる。職場ではあまり雑談しないけど、こういう自然な会話は嫌いじゃない。

お昼前に少し忙しくなったけど、フロントでの対応は問題なくこなした。僕は仕事が早いタイプじゃないけど、同僚の田中さんが「悠くんの作業、丁寧で助かるよ」って言ってくれる。こういう言葉をもらえるとちょっと嬉しい。

休憩時間はいつものスティックパンとコンビニで買ったコーヒー。自炊するから、外での食事はこのくらい簡素にしておかないと。でも、Vtuberの雑談配信を聞きながら食べると、不思議と満足感が増す気がする。今日は推しのVtuberが音ゲーの話をしていて、「今度この曲やってみたい!」って言ってた。帰ったらその曲、僕もプレイしてみようかな。

夕方には仕事を終えて帰宅。家賃3万円のワンルームは狭いけど、帰ってくるとほっとする。台所に立って適当にパスタを茹でて、冷蔵庫にあったミートソースをかけるだけの簡単ごはん。それでも自分で作るとなんだか満たされた気分になるから不思議だ。

夜はソシャゲの音ゲーをちょっとだけプレイして、推しのVtuberの配信をチェック。今日は仕事もスムーズで平和だったし、楽しい一日だった。明日はお休み。何をしようか、ちょっとワクワクしながら寝よう。


2025年1月29日(木)

天気:晴れ

今日はバイトがない休みの日。久しぶりに朝からゆっくり起きて、軽く部屋を片付けた。掃除は嫌いじゃない。物が少ないから、10分もあれば終わるし、きれいになると気持ちがすっきりする。

午前中は近所のカフェに行って、Vtuberのアーカイブ配信を見ながらコーヒーを飲んだ。昨日の音ゲー話の続きだったみたいで、曲に対する思い入れを語ってた。こういう雑談を聞いてると、なんだか友達と話しているみたいな感覚になる。あの曲、僕ももう少し練習してスコアを伸ばしたいな。

昼ご飯は家に戻って自炊。冷凍しておいたご飯を解凍して、卵とネギで簡単なチャーハンを作った。正直、大した味ではないけど、これで十分。節約もできるし、自炊の方が何となく気分がいい。

午後は部屋で音ゲーのイベントを少し進めた。ランキング戦が盛り上がっていて、手元がどんどん忙しくなる。音ゲーって集中力が試されるから、気づくと時間があっという間に過ぎる。ランキングの途中経過を見たら、ちょうど推しのVtuberも同じゲームをプレイしてたみたいで、「あ、この人も頑張ってるんだ」って勝手に親近感が湧いた。

夕方、ちょっと散歩に出た。地方都市だから人混みも少なくて静か。夕焼けがきれいで、しばらく川沿いでぼーっとしてた。こういう何もしない時間も、案外大切だと思う。

夜は明日のバイトの準備をして、またVtuberの配信を観ながら簡単な夜食を食べた。今日も特別なことは何もなかったけど、心が落ち着いていて、こういう日が一番好きだ。明日はカラオケ店のバイト。また朝から頑張ろう。


2025年1月30日(金)

天気:曇り

今日はカラオケ店のバイトの日。朝はいつも通り7時過ぎに起きて、簡単に顔を洗って着替える。朝が得意な僕にとって、この時間帯は静かで心地いい。バイトに向かう途中、いつものコンビニでコーヒーを買った。今日は曇り空だったけど、空気がひんやりしていて気持ちよかった。

カラオケ店ではオープンから昼過ぎまでのシフト。開店準備は特に問題なくスムーズに進んだ。常連のお客さんが朝イチで来てくれて、「おはようございます」と笑顔で挨拶してくれる。この何気ない一言が嬉しい。

午前中は少し忙しかったけど、慣れた作業だから落ち着いて対応できた。新しいアルバイトの子が昨日から入ったらしく、店長から「悠くん、少し教えてあげて」と頼まれた。人に教えるのはあまり得意じゃないけど、基本的なフロント対応を説明したら「分かりやすかったです!」と感謝された。少しは役に立てたみたいでほっとした。

休憩時間はいつものスティックパンとコンビニのカフェオレ。特に豪華なわけじゃないけど、これがちょうどいい。休憩室では他のスタッフが話していたけど、僕は音ゲーのイベント進行を確認しながら一人で静かに過ごした。今日は特にランクを上げる日ではないから、夜に少しやればいいかな。

午後2時に仕事が終わり、帰りにスーパーに寄った。野菜と卵、あとは半額になっていた鶏むね肉を買った。これで数日は食材が持ちそうだ。

帰宅後は少しゆっくりしてからVtuberの配信アーカイブを見た。今日のテーマは「みんなの節約術」らしく、リスナーのコメントに共感したり、笑ったりしながら楽しんだ。推しが「無駄遣いしないのに楽しむ方法、めっちゃ得意!」と言っていて、僕ももっと工夫してみようかなと思った。

夜は自炊。買ってきた鶏むね肉を茹でて、冷蔵庫にあったきゅうりと一緒に中華風の和え物にした。意外と美味しくできて満足。食後は音ゲーを少しだけプレイして、明日の予定を考えながら布団に入った。

特別なことはないけど、平和な一日だった。こういう普通の日々が一番心地いい。


2025年1月31日(土)

天気:晴れ

今日はバイトがない休日。朝8時に起きて、窓を開けると久しぶりの晴れ空が広がっていた。こういう日は家にこもるのがもったいなく感じて、午前中は軽い掃除をしてから散歩に出かけることにした。

近所の川沿いを歩きながら、久しぶりに音楽をイヤホンで聴いた。プレイリストにはお気に入りのボカロ曲が入っていて、自然と歩くリズムが軽くなる。少し歩いた先の公園でベンチに座り、日なたぼっこをしながらVtuberの配信アーカイブを再生。雑談配信は何度聴いても飽きないし、リラックスできる。今日はリスナーから送られたお悩み相談に答えていて、推しが「人間関係で悩むのはしょうがないけど、無理しないで」と言っていたのが印象に残った。

帰りに寄ったスーパーでは、半額のパンとヨーグルトを買った。昼ご飯はそのままシンプルに済ませる。食べながら、明日から始まる音ゲーの新しいイベントの情報をチェック。ランキング戦は厳しそうだけど、せっかくなら楽しめる範囲で参加してみるつもりだ。

午後は部屋で音ゲーをプレイしたり、Vtuberのライブ配信を観たりしてゆっくり過ごした。推しが「ランキング狙うの難しいけど、やるだけやってみる!」と言っていたので、僕も少しだけ頑張る気になった。推しの言葉は妙に励まされる。

夕方、また散歩に出た。西日がきれいで、近くの川の水面がキラキラ光っていた。ぼんやりと眺めながら、「こういう平和な時間が一番贅沢だな」と思う。

夜は自炊。昨日の鶏むね肉の残りで、スープを作った。簡単なコンソメスープだけど、体が温まって美味しかった。食後は少しだけソシャゲのイベントを進めて、Vtuberの夜配信を観ながらリラックス。推しが話す何気ないエピソードを聴いていると、心がほっとする。

今日は本当に何も特別なことがなかったけど、それが逆に贅沢な感じがする。明日はバイト。早めに寝て、また頑張ろうと思う。


2025年2月1日(日)

天気:曇りのち雨

今日はバイトの日。朝7時に起きて、曇り空を眺めながら軽くストレッチをしてから出発準備。いつものコンビニでホットコーヒーを買い、店に向かう途中で天気予報をチェックしたら、午後から雨らしい。こういう日は店が少し忙しくなるかもしれない。

カラオケ店に着いて、開店準備を始める。掃除や機材チェックはもうルーチンになっているから、特に問題なく進められる。この作業中は一人で黙々とやれるのがやっぱり好きだ。

午前中、学生グループがちらほら来店。雨が降りそうな曇り空のせいか、みんな少し早足でフロントにやってくる。常連の大学生たちが「今日もよろしくお願いします!」と元気よく言ってくれて、ちょっと和む。職場でのこういう軽いやり取りが、なんとなく安心感をくれる。

お昼の休憩時間には、買っておいたスティックパンとカフェオレで軽く済ませる。休憩室でスマホを開き、音ゲーのイベント進行状況をチェック。ランキング戦のスコアが思ったよりも伸びていて少し嬉しかった。午後にはもう少し頑張ろうかなと気合が入る。

午後になると雨が降り始め、店が少し忙しくなった。フロントでの対応や部屋の清掃が立て込んだけど、特に問題なくこなせた。店長から「助かるよ、悠くんがいると安心だ」と言われて、心の中で少し誇らしい気分になる。こういう言葉って、やっぱり嬉しい。

夕方に仕事を終えて帰宅する頃には、雨は本降りになっていた。傘を差して歩きながら、帰りにスーパーに寄ろうか迷ったけど、今日は冷凍庫にあるものでどうにかなりそうだからそのまま帰宅。

夜は軽くパスタを作り、推しのVtuber配信を観ながら食べた。今日は視聴者からのリクエストでボカロの話をしていて、「この曲、音ゲーでプレイしたいな」なんて言っていたから、僕も明日挑戦してみようと思う。

今日も大きなトラブルもなく穏やかな一日だった。雨音を聴きながら布団に入ると、なんだか心が落ち着く。また明日もいい日になるといいな。


2025年2月2日(月)

天気:晴れ

今日はバイトがない日。朝は8時に起きて、窓から差し込む日差しを浴びながらストレッチをする。昨日の雨が嘘みたいに晴れていて、ちょっと外に出たくなる気分だったけど、まずはコーヒーを淹れてゆっくりすることにした。

スマホでSNSをチェックしていると、推しのVtuberがオフラインイベントを開催するという情報を告知していた。タイトルは「〇〇感謝祭!」で、ファン交流会とミニライブがあるらしい。開催場所は思ったより近い地方都市。思わず「行きたい」と呟いてしまった。

ただ、問題は予算だ。チケット代と交通費、さらにイベントで販売されるグッズも考えると、普段の生活費では少し足りなそう。こういうときこそ、単発バイトの出番だと思い、ネットで募集を探し始めた。

検索をかけると、ちょうど良さそうなイベントバイトを発見。内容は倉庫での軽作業。特に体力に自信があるわけじゃないけど、黙々とやれる仕事は性に合っているし、時給も悪くない。応募ボタンを押して、採用通知を待つことにした。採用されれば、このオフラインイベントにも行ける計算だ。ちょっとワクワクしてきた。

その後、部屋を片付けてから昼ご飯を作った。今日は冷凍ご飯と卵で簡単なオムライス。ソースを少し工夫したら意外と美味しくできた。こういう小さな成功が、なんだか嬉しい。

午後は音ゲーをプレイして、ランキング戦のスコアを少し伸ばした。推しがオフラインイベントで歌うかもしれないボカロ曲も試しにプレイ。まだ慣れないけど、イベントまでに少しでも上手くなりたい。

夕方、ネットをチェックすると、単発バイトの採用通知が届いていた。採用されたことで、イベント参加の目処が立った。ちょっとした達成感を感じながら、「これでグッズも買える」とひとり笑う。

夜は推しの配信を観ながら、イベントについて妄想を膨らませた。実際に会えるわけではないけれど、同じ空間で過ごせることを考えるだけで心が躍る。こういう目標があると、日常にもハリが出るなと思った。

明日からまたバイトや準備を頑張ろうと思う。イベントが近づくにつれて、楽しみがどんどん増えていく。


2025年2月3日(火)

天気:晴れ

今日はカラオケ店のバイトの日。朝は7時に起きて、ストレッチをしてからいつものようにコンビニでコーヒーを買って出勤。昨日、推しのオフラインイベントのことが決まってからなんだか気分が軽くて、いつも以上に朝が快適だった。

バイト先ではオープン作業をいつものように進める。機材のチェックも順調に終わり、気持ちよくスタートできた。午前中は平日だからかお客さんも少なめで、フロントで暇な時間がちらほら。こんなときは内心で「今日のイベントバイトの準備もしないとな」と計画を練りながら過ごす。

昼頃、少し忙しくなったけど、大きなトラブルもなく対応できた。バイト仲間の田中さんが「悠くんって黙々と作業するの得意だよね」と笑って言ってくれたのがちょっと嬉しかった。僕にとってそれが褒め言葉に聞こえる。

休憩時間には、スティックパンをかじりながら推しのSNSをチェック。イベントの追加情報が少しだけ公開されていて、参加者特典のポストカードのデザインが公開されていた。これがまた可愛い。ますます楽しみになってきた。

午後のシフトを終え、帰りにスーパーで冷凍野菜と豆腐を買った。自炊で節約を頑張りつつ、余ったお金はイベントのために貯める。家に帰ると早速ネットでイベントバイトの詳細を確認し、スケジュールにメモを追加。これで準備もバッチリだ。

夜は簡単な鍋を作った。冷凍野菜と豆腐を入れるだけだけど、寒い夜にはぴったりのご飯。食後は音ゲーを少しプレイし、イベントに向けて腕を磨くことに集中した。推しの歌う曲をイメージしながらプレイすると、自然とモチベーションが上がる。

寝る前には推しのアーカイブ配信を観てリラックス。今日はリスナーからの質問コーナーが中心で、特に「イベント当日は緊張しちゃうけど、みんなに楽しんでもらえるよう頑張るね!」という言葉が印象的だった。僕も楽しむためにできる準備はしておこうと思う。

明日は単発バイトの日。少し体を動かす仕事だけど、イベントのための資金だと思えば頑張れる気がする。寝る前にスケジュールを再確認して、気持ちを整えてから布団に入った。


2025年2月4日(水)

天気:曇り時々晴れ

今日は単発バイトの日。朝8時に起きて軽くストレッチをし、いつもよりしっかりめに朝ご飯を食べた。冷凍ご飯と卵で簡単なオムライスを作ったけど、こういう日には少しエネルギーをつけておきたい。

ネットで見つけた単発バイトの現場は、駅から少し歩いた倉庫。仕事内容はイベントグッズのピッキングと梱包作業で、黙々と進められるのが良さそうだと思って応募した。実際、現場に着くと同じく単発バイトで集まった人が10人くらいいて、みんな静かに作業を始めていた。

最初は少し緊張したけど、指示書を見ながら進めるだけのシンプルな作業だったので、すぐに慣れた。商品が並んでいる棚を歩き回りながら、「こういうイベントグッズって、推しが作ったらどんなデザインになるかな」なんて考えてしまう。少し疲れたけど、こういう単純作業はやっぱり自分に合っている気がする。

昼休憩は持参したスティックパンと水筒のお茶で軽く済ませた。休憩室で他のバイト仲間と軽く挨拶を交わしたが、特に会話を深めることもなく、自分のペースで過ごした。スマホで推しのSNSをチェックすると、「イベント準備が進んでいます!」という投稿が。やっぱりこういうタイミングでバイトを決めて良かったなとしみじみ思った。

午後も同じペースで作業を進め、予定の時間より少し早めに終了。倉庫の責任者の人から「丁寧に作業してくれて助かりました」と声をかけられて、なんだか報われた気分になった。

帰り道、バイト代が入る予定の金額を頭の中で計算しながら、「これでチケット代も交通費も余裕でいけるな」と安心する。今日は少し疲れたけど、推しのイベントのためと思うと全然嫌じゃなかった。

夜は簡単に冷凍うどんを茹でて、卵を落としただけの夕飯を作った。温かいうどんが疲れた体に染みる。食後は軽く音ゲーをプレイして、推しが好きだと言っていた曲に挑戦。少しずつスコアが伸びてきたのが嬉しい。

布団に入る前、推しのアーカイブ配信を観ながらリラックス。今日はイベントの準備話が中心で、「当日みんなに会えるのが楽しみ!」と言っていた。こちらも楽しみだし、準備は順調。あとは当日を待つだけだ。

疲れたけど充実感のある一日だった。また明日からも頑張ろう。


2025年2月5日(木)

天気:曇り

今日は久しぶりに何の予定もない一日。昨日の単発バイトで体が少しだるいけど、朝は8時にいつも通り起きて軽くストレッチ。窓の外を見ると曇り空で、少し肌寒い。こういう日は家でのんびり過ごすに限る。

朝食はトーストとインスタントスープ。昨日バイトで頑張った自分に小さなご褒美として、冷凍庫にあったチーズをトーストに乗せて焼いた。溶けたチーズが想像以上に美味しくて、ちょっと得した気分になった。

午前中は音ゲーのイベントを進めることにした。ランキング戦が中盤に差し掛かっていて、少し手を抜くと順位が落ちそうな状況。集中して数曲プレイしたけど、スコアが思ったより伸びず、少し悔しい気持ちも。でも、推しの「結果より楽しむことが大事」という配信での言葉を思い出し、少し気持ちが楽になった。

お昼は簡単に自炊。昨日買った冷凍野菜と鶏むね肉でスープを作り、ご飯を添えて食べた。節約料理だけど、温かいスープが体に染みる。この手軽さで満足感があるから自炊はやめられない。

午後は部屋の整理整頓をした。不要になった紙類や古いレシートを片付けたり、クローゼットの中を軽くチェックしたりして過ごす。部屋が整うと気持ちも落ち着く。整理中に、以前推しの配信を観ながら描いたイラストが出てきて、懐かしくなった。最近は忙しくて絵を描く時間がなかったけど、また描いてみたいなと思った。

夕方、散歩に出ることにした。曇り空の下を歩くのは意外と気分が落ち着く。近所の川沿いを歩きながら、頭の中でイベント当日のスケジュールをイメージしてみた。推しの歌声が響く会場を想像すると、自然と笑みがこぼれる。

夜は軽くフィギュアやグッズの整理をしてから、夕飯を作った。冷蔵庫に余っていた材料で簡単なパスタを作り、食後は推しの配信を観ながらリラックス。今日はリスナーの質問に答える回で、「推し事で一番嬉しい瞬間は?」という話題に答えているのが面白かった。「みんなが楽しんでくれてる顔を想像すると、それだけで嬉しい」と言っていた推しの言葉が心に響いた。

今日はゆっくりした一日だったけど、体も気持ちも少し整った気がする。明日はまたカラオケ店のバイトの日。平穏な日常に感謝しつつ、早めに布団に入ることにした。


2025年2月6日(金)

天気:晴れ時々曇り

今日はカラオケ店のバイトの日。朝7時に起きて、冷たい水で顔を洗うと、少し眠気が残っていた体がしゃきっとした。コンビニで買ったホットコーヒーを片手に出勤する途中、雲間から差し込む朝日がきれいで、少しだけ得した気分になる。

店に着いてオープン準備を始める。今日はフロント周りの掃除と機材チェックをメインに担当。開店直後は特にトラブルもなく、いつも通りの穏やかなスタート。

午前中はお客さんの入りが少なかったけど、常連の大学生グループが来てくれて、「今日もよろしくお願いします!」と元気よく挨拶してくれた。彼らの明るさはいつも店内の空気を少し和ませてくれる。

昼休憩にはスティックパンとコンビニのアイスコーヒーをさっと食べた。休憩室で音ゲーのイベント状況を確認しながら過ごす。ランキング戦も残り数日で、少し気を抜くと順位が下がりそう。でも、今日は仕事優先だから、夜にまとめてやることにした。

午後になると少し忙しくなり、フロントと清掃を行ったり来たり。自分のペースで仕事をこなしていると、店長が「悠くん、本当に安定してるよね」と声をかけてくれた。特に意識していたわけじゃないけど、こういう言葉をもらえると頑張ってよかったなと思う。

夕方にシフトを終えて帰宅。疲れていたけど、今日のバイト代が入ったお知らせをスマホで確認すると、気持ちが少し軽くなった。これで推しのイベント資金の計算がしっかりできるし、少し余裕もありそう。

夜は簡単に冷凍うどんを茹でて、卵を落としただけの夕飯。温かいうどんを食べると、疲れた体がじんわりと癒される。

その後は音ゲーをプレイしてランキングを少し上げた。推しが好きだと言っていた曲もプレイして、少しずつスコアが伸びてきたのが嬉しい。配信で「みんなが楽しんでくれてるのが何より!」と言っていた推しの言葉を思い出して、ゲームを純粋に楽しむことにした。

夜の締めは、推しの雑談配信を観ながらリラックス。今日は「イベント当日の裏話とかもしたいな」という話題が出て、想像するだけでワクワクした。明日もいい一日になりそうな予感を抱きながら、布団に入った。


2025年2月7日(土)

天気:晴れ

明日は待ちに待った推しのオフラインイベント。朝起きてから少しソワソワしていて、ストレッチをしても、朝ご飯を食べても落ち着かない。この感じ、まるで子供の頃の遠足前日のようだ。

今日はカラオケ店のバイトの日。7時に家を出て、いつものコンビニでホットコーヒーを買って出勤。バイト中はできるだけ平常心を保とうと思ったけど、どこか頭の片隅で明日のことを考えてしまう。

午前中、開店準備をしながらイベント当日のことを思い浮かべていた。会場の場所、グッズの販売時間、開演の流れ――全部頭に入っているのに、何度も確認したくなる。この落ち着かなさ、悪くない。

お客さんが増えて忙しくなった午後は少し気持ちが切り替わった。いつも通りフロント業務をこなしていると、店長が「明日休みだっけ?なんか楽しみな予定でもあるの?」と聞いてきた。笑いながら「まあ、ちょっとイベントがあって」とだけ答えたけど、本当はもっと語りたかった。でも、推しのことを話しても伝わらない気がしてやめた。

夕方、シフトが終わるとすぐにアニメショップへ向かった。イベント用に少し気分が上がるグッズが欲しかったから、ペンライトや缶バッジが揃うコーナーを念入りにチェック。結局、推しのイメージカラーに合わせたペンライトを1本と、リュックに付けられるストラップを購入。これで準備はほぼ完璧だ。

家に帰るとすぐに荷物を整理。明日のスケジュールを再確認して、持ち物リストもチェック。チケット、交通費用の小銭、ペンライト、モバイルバッテリー……忘れ物がないように慎重に確認する。これをしている時間が、もうすでに楽しい。

夜ご飯は軽めに済ませた。明日に備えて体調を整えたいから、消化の良いスープとトーストだけ。食後は音ゲーを少しだけプレイして、気分をさらに高めた。推しが歌うかもしれない曲を練習しながら、明日の自分のテンションを想像する。

寝る前に推しの配信アーカイブを観て、明日のイベントについての話を再確認。「当日、みんなに会えるのが楽しみ」と言っていた推しの言葉が何度も脳内でリフレインする。

今日は少し緊張しているけど、それも含めて明日の楽しみの一部だと思う。早めに布団に入って、明日に備えよう。


2025年2月8日(日)

天気:晴れ

ついに待ちに待った推しのオフラインイベント当日。朝は6時に目覚ましが鳴る前に目が覚めた。遠足前日の子供みたいだと思いながら、顔を洗い、簡単にトーストとスープで朝ご飯を済ませた。食べ終わるとすぐに荷物をチェック。チケット、ペンライト、モバイルバッテリー、財布――すべて問題なし。

7時過ぎに家を出発し、電車に乗って会場へ向かう。車窓から見える景色がいつも以上に新鮮に感じる。推しに会えるという高揚感のせいだろう。途中で同じイベントに向かうファンらしき人たちを見かけて、自然と仲間意識が芽生える。

会場に到着すると、すでに多くの人が並んでいた。みんな推しのイメージカラーのグッズを持っていて、その光景に少し胸が熱くなる。僕もペンライトを手にして列に並びながら、開場を待つ時間を楽しんだ。

会場内に入ると、まずは物販コーナーへ。目当てのグッズを無事購入できたときは、小さな達成感を感じた。ペンライトやキーホルダー、ポストカード――どれも実物を見るとより魅力的で、財布が少し軽くなったけど後悔はない。

イベントが始まると、推しが登場した瞬間、周りから大きな歓声が上がった。僕も思わずペンライトを振りながら声を出してしまう。推しの挨拶から始まり、雑談や企画コーナー、そしてミニライブ。推しが歌うボカロ曲はどれも素晴らしく、特に自分が音ゲーで練習していた曲が流れたときは、胸がじんと熱くなった。

あっという間にイベントは終わり、名残惜しさを抱えながら帰り道についた。電車の中で買ったばかりのグッズを眺めながら、今日の出来事を反芻する。推しが「みんなのおかげで最高の一日になった」と言ってくれた言葉が、ずっと頭の中に残っていた。

家に帰ると、イベントの疲れと高揚感がどっと押し寄せてきた。軽くシャワーを浴びてから、今日撮った写真やSNSでの感想を見返しながら余韻に浸る。夕飯は簡単にお茶漬けを作って済ませたけど、それすら美味しく感じた。

布団に入る前、推しのSNSを確認すると、「今日はありがとう!みんなと会えて本当に幸せだった!」という投稿が。なんだか自分も感謝された気分になり、心が温かくなった。

今日は本当に幸せな一日だった。この記憶は、きっとずっと忘れない。明日からまた日常に戻るけど、今日の思い出を支えに頑張ろう。


2025年2月9日(月)

天気:曇り

昨日の余韻がまだ残っている朝。6時半に目が覚めたけど、布団の中でしばらく昨日のことを思い返していた。推しの声や会場の雰囲気が頭の中で何度もリピートされる。こんな気持ちのまま日常に戻れるのか少し不安になりながらも、7時過ぎに起きて顔を洗った。

朝ご飯はトーストとインスタントコーヒー。食べながら、昨日買ったグッズを一つずつ手に取り、改めて眺めた。ポストカードのデザインはやっぱり素晴らしいし、ストラップも思った以上に可愛い。机の上に飾る場所を考えているだけで少しずつ気分が上がってきた。

今日はバイトも単発バイトもない完全な休みの日。午前中は部屋でゆっくり過ごすことにした。音ゲーのランキング戦が昨日で終了していて、結果を確認すると、目標だった順位にギリギリ届いていた。推しが歌った曲のスコアが少しでも伸びていたのが嬉しかった。これも昨日のイベントでモチベーションが上がったおかげかもしれない。

昼過ぎ、外に出ることにした。曇り空だけど風は穏やかで、歩いていると少し頭がクリアになる。いつものカフェに寄り、昨日のイベントを振り返りながらスマホにメモを書き込んでいると、ふと「日記を始めたきっかけ」について書いてみようと思った。

そのままノートを取り出し、少しずつ思い出しながら書き始める。何気ない春の日、日々がただ流れていく感覚に焦りを感じて、何か残るものが欲しいと思ったあの瞬間。気軽な気持ちでノートを買って、最初は箇条書きで「今日やったこと」だけを書き始めたこと。それが少しずつ文章になり、今ではこうして生活の一部になっていること。

「日記を書き始めて良かった」と改めて思った。こうやって思い出を言葉にすることで、あのときの感情や景色が鮮やかに蘇る。そして、それを読み返すたびに、日常の一瞬一瞬が特別なものだと気づける。推しのイベントのような大きな出来事だけでなく、何気ない日常の中にある小さな幸せも、こうやって日記に残していこうと思った。

帰りにスーパーで買い物をした。鶏むね肉と冷凍野菜、卵を買っても1,000円以内。節約生活は続けるけど、昨日のイベントで得た満足感があるからか、無理なく頑張れそうな気がする。

夕方、帰宅してから早速グッズの整理を始めた。机の上にポストカードを飾り、リュックにストラップを付けた。こういう小さな作業が、推しの存在を身近に感じさせてくれる。

夜ご飯は鶏むね肉と冷凍野菜を使ったスープ。昨日の疲れが少し残っていたけど、温かいスープで体がほぐれていく。食後は推しのSNSを確認し、イベント後の投稿を眺めながらニヤニヤしてしまった。推しが「イベントの感想たくさんありがとう!全部読んでます!」と書いていて、また胸が温かくなる。

布団に入る前、今日のことを日記に書き残した。「日記を書き始めたきっかけ」を改めて振り返ることで、今の日常が少しだけ愛おしく感じられるようになった気がする。明日からまたバイトが始まるけど、この気持ちを大事にして過ごしていきたい。




プロフィール

名前:悠(ゆう)
年齢:24歳
性別:男性
職業:カラオケ店のアルバイト(週3日勤務)+必要に応じた単発バイト

・性格
穏やかで控えめな性格。職場や周囲の人との関係は良好だが、積極的に会話をするタイプではない。自分のペースで物事を進めるのが得意で、確実さを重視している。堅実で安定した仕事ぶりから信頼を得ている。

・仕事
カラオケ店ではオープンから昼下がりまでの5~6時間勤務。開店準備や機材のチェック、フロント対応など、一人で進められる作業が多く、自分に合っていると感じている。
職場での人間関係は良好。必要なコミュニケーションはしっかり取るが、雑談は控えめ。店長や同僚からは「安定感のある頼れる存在」と評価されている。
休憩時間にはスティックパンやおにぎりなど、安価で簡単に済むものを食べることが多い。
住まい:地方都市のアパート(家賃3万円)。最低限のものだけで整えられた暮らし。

・生活費
家賃:3万円
水道光熱費+Wi-Fi・スマホ代:月5万円以内
食費:月2万円程度。節約のために自炊を基本とし、簡単で手間のかからない料理を作る。

・趣味
音ゲー系のソーシャルゲーム。課金は控えめながら、イベントやランキングに参加して楽しむ。
ボカロ曲を聴いたり、新作やクリエイターの過去作品を掘り下げるのが好き。
Vtuberの雑談配信を視聴するのがリラックスタイム。趣味に関連する話題が特に楽しい。

・価値観
「無理をしない」をモットーに、自分の生活リズムを崩さない範囲で暮らしている。
節約志向で、趣味や生活に必要な部分にのみお金を使う。
周囲と調和を保ちながら、心地よい距離感で日々を送ることが幸せ。


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