タオルケット平和論
子供たちが小さかった頃の思い出。
当時ブログに書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。
※ユースケ5才のお話
=2006.07.19の記事=
「タオルケット平和論」
寝室にて。ユースケが私にこんな質問をしました。
「ユースケは、パパのタオルケットが欲しくて、パパは、ユースケのタオルケットが欲しい。そんなときどうする?」
しばらく考えてこう答えました。「交換する?」
「違うよ。答えはね・・」
ユースケは自分のタオルケットを私に少し掛けてくれ、そして私のタオルケットを少しだけ自分に引き寄せました。
そうか、これが答えだよな・・。
眠りにつこうとするまどろみの中、軽い驚きを覚えました。
世界が皆こんな考えをするなら、きっと世の中は平和になるはず。
ユースケは私にこう言いました。
「ほら、こうすれば仲良しだよ」