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偽りの「好き」

昨日なんとなくTwitterを眺めていたら、誰かがRTしたであろうツイートにちょっとドキッとした。

わたしが半年前に悶々と考えていたことが言語化されていた。
それはこんなツイート。

今日テレビで男性が彼女にプロポーズしてるシーンがあったんだけどひたすら「俺のこと支えてくれてありがとう、ご飯作ってくれて…掃除してくれて…許してくれて…」って「彼女がしてくれたこと」並べてて最後まで聞いたけど一つも「彼女の素晴らしいところ」を言わないまま「だから結婚してください」にたどり着いてしまって、(略)

これを見たとき、「あ、わたしってこの彼氏さんと同じだったな」って思ったの。

半年前に彼とは別れたけど、「なんで別れたの?」と友達に聞かれるたびに「友達でいいかなって思った」と答えていたけど、その理由は「"わたしのことを好きでいてくれる彼"が好きだったから」だった。

ああ、わたしこの彼氏さんとまんま同じやん。

彼はわたしの魅力を見出してくれて、あれやこれや好きなところを見つけてくれて、毎日のように「好き」と言ってくれた。

そんな"好きでいてくれる彼"が好きだった。

誕生日か1年記念に「好きなところ100」というプレゼントブックを作ってみようと思い、彼の好きなところを挙げてみたことがある。

好きなところを挙げてみても「○○してくれるところ」というのばかり浮かんできた。

だめだこりゃ。

この頃から、あぁ、あんまり好きじゃないのかもな〜って気づいて、彼の誕生日の2ヶ月後、1年記念日の2週間前にわたしから振った。

「好きなところ100」も作ることはなかった。

別れてから少しは、これ以上わたしを愛してくれる人に出会えない気がして、ちょっと後悔したこともあったけど、わたしが彼のことを心から愛せないなら意味ないと感じて、そこからはなんとも思わなくなった。

おいおいそれでいいのかよ彼氏一つもあなたの素晴らしいところわかってないよ

さっきのツイートの続きにある言葉だが、それが過去のわたしに向けられているような気がした。

ごめんね、素晴らしいところをわかってあげられなくて。
わたしの代わりに彼のいいところを好きになる女の子が現れますように。

わたしも誰かの魅力を好きになりたいし、誰かに好きになってもらえるように、自分磨きして魅力的な人になろうと思った。

追伸、
卒業までに3キロ落とすって親友に宣言したので、とりあえずプランク始めました。がんばる。


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