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開業1周年!
思い切って退職届を書いてサラリーマン生活にピリオドを打ち、個人事業主として税務署に開業届を出してから、早いもので今日で1年が経ちました。わーい、どっこい生きてた!やったー!
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▼フリーランス最高!
辞めた当初、本当にフリーランスのゲームデザイナーとして生きていけるのか?という心配が全くなかったと言えば嘘になります。会社という後ろ盾がない状態で、僕の能力オンリーで勝負できるのだろうか。完璧な自信があったわけではありませんでした。でもまあ、ひとまず1年やってみて、もし上手く行かなかったらまた会社員に戻ればいいか、と気楽に考えていました。
そして今日、実際に1年間やってみた結論としては、
フリーランス最高!2年目もがんばります!
――次の1年も、フリーで走ってみようと思います。
時間場所を選ばずに自分のペースで仕事でき、納得のいかない仕事はキッパリお断りできてストレスもない。収入もなんとかサラリーマン時代の倍くらいになりました(絶賛、人生初の確定申告に苦戦中ですが)。
逆にマイナスの面を書きたくても思いつかないくらい、僕にはこの働き方がしっくりきています。また1年後に同じことを言えているかどうかは分かりませんが、現時点で、この自由を捨てる選択肢は思いつきません。
フットワークの軽いフリーの立場でまだまだやってみたいことがたくさんあるので、2022年も、のんびり、楽しく、ゲームを作っていければと思います。
そんなわけで、引き続きよろしくお願いいたします!
▼フリーランスで働くコツ
まだ1年坊主なので偉そうなことは書けませんが、フリーランスとして仕事をする上で一番大切だなと思ったことを書いておこうと思います。
それはずばり、交友関係を厳選すること、です。
スクエニを辞めた後、これまで仕事で頻繁なお付き合いがあったのにピタリと連絡が途絶えた人たちがいました。
逆に、辞めた後も変わらず、何かあるたびに連絡をくれる人たちもいました。
前者は「スクエニの看板」がない僕には一切興味のない人達なので、こちらから無理に連絡をしても意味はないと考え、アドレス帳からきれいに削除しました。
逆に、後者は会社の看板に関係なく僕の能力に期待したり、面白いと思ってくれている人たちであるので、定期的に連絡を取り合ったり、丁寧なお付き合いを心がけました。
結果として、僕がこの1年、自分の能力を発揮できて、そして楽しく仕事ができているのは、後者の人たちに依るところが大きかったです。
看板なしに個で戦うフリーランスであるからこそ、一緒に戦う仲間たちの互いの能力をリスペクトしながらモノづくりをしていく必要があります。それが欠如している人間関係にはストレスしか無く、コストも高いので、我慢せずに最初から避けたほうが良いと気付きました。
何より、僕のことを面白いと思ってくれ、僕自身が面白いと思う人たちと両想いでチームを組むのは、最高に楽しいです。
人間関係を厳選して、意味のないコミュニケーションに無駄なカロリーを使わない。1年を振り返って、フリーランスとして仕事する上でそれが何より大切だったなと思います。
▼2022年はこうしたい
ゲームデザイナーとしての僕を育ててくれた大切な「遊び場」が2つあります。
それは、TRPGコンベンションと、ゲームセンターです。
どちらも僕のゲーム制作の「原点」であり、そのどちらが欠けても、僕は今の仕事をしていなかったのではないかと思います。
この2つは今、共に感染症の影響を大きく受け、厳しい状況にあります。大規模コンベンションはなかなか開催できず、準備を進めてからのキャンセルも相次ぎました。ゲームセンターは、残念ながら昔からの老舗店舗の閉店が相次いでいます。
2022年は、僕の大切なこの2つの「遊び場」を守るために、微力ながら、できる限りのことをしていきたいと思っています。
頑張るぞっ!
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![丹沢 悠一(黒帯ゲームズ)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29869068/profile_d8153bddaa642833fc2096592289c7ec.jpg?width=600&crop=1:1,smart)