近況&最近思うこと
noteには定期的に近況報告を書こうと思っていたんだけど、気づけば、半年以上放置していました。2022年は、ほどほど忙しくゲーム作ったりシナリオ書いたりしています。
2021年前半、フリーになってすぐの頃に参加したいくつかのプロジェクトがようやく終盤に差し掛かり、一方で新規に提案した企画が通ったり通らなかったりで、年末にかけて、ちょうど仕事の端境期といった雰囲気です。忙しいような、暇なような、フンワリした時間。このタイミングで、軽くこの半年を振り返っておこうかなと思います。
特にこれといった理由はないのですが、4月末に突然思い立って、週一のフランス語教室に通い始めました。フランス語で大学受験したので、もともと英語よりちょっと得意かな、くらいだったのですが、受験のあと全く使っていなかったので、すっかり忘却の彼方でした。
ネイティブのフランス人の先生との会話中心の授業は20年間使わなかった脳みその錆びついた部分が無理やり抉じ開けられる感覚があって、とても刺激的です。ノートを取ったり単語帳を作ったりというのも、10周くらいしてとても新鮮。三日坊主にならずなんとか5ヶ月続いたので、最低1年は頑張ってみようと思っています。
フランス語以外にも改めて勉強したいと思うことが多くあり、読書量はかなり増えた気がします。歴史とか、宇宙物理とか、哲学とか。ジャンルはハチャメチャだけど、必要に追われてする勉強と違って、純粋な知識欲を満たすための読書は、とても豊かな時間だなと思います。
豊かといえば、新宿御苑の年間パスポート(2,000円、安い!)を購入して、天気の良い日は林の中のベンチや、広い芝生でゴロゴロしながら仕事をするようになりました。ノートパソコンから目を上げれば、一面の緑。視界に変化の乏しいリモートワークと違って、全身で季節の空気を感じられるのが最高です。
寒くなるとしばらく御苑は無理だと思うけど、ネットさえ繋がればどこでも作業できるので、工夫して環境を変えて楽しく仕事していきたいと思います。時差さえ気にしなければ、海外もいいよね。
そうそう、6月くらいから、ようやく空手の稽古を再開することができました。大会も徐々に平常モードに戻りはじめ、審判の方も忙しくなりそうです。8月には3年ぶりに夏合宿にも参加しましたが、マスクなしで思い切り声を張れるのは気持ちが良いですね。当たり前にできていたことが、こんなに嬉しいとは。さすがに体力は少し落ちていましたが、諦めないで鍛え直そうと思います。
週末は相変わらずTRPG三昧だったり、少しずつ友達と飲む機会を戻していったりと……まあそこらへんは通常運転ですね。
仕事のほうは、ほどほどに順調です。
前回のエントリーを読み返してみたら「オーバーワークの改善」「TRPGとアーケードの仕事を増やす」「インプットを増やす」と3つ目標を掲げていました。
オーバーワークはまだ時々ありますが、だいぶコントロールできるようになってきた気がします。来月には、フリーになって初めて人間ドックも予約しました。健康には十分気を遣っていきたいと思います。
仕事におけるプラットフォームの割合は、スマートフォン向けが圧倒的だった昨年と比べてアーケードの割合がぐっと増えて、バランスが良くなったと思います。
TRPG(アナログ)については個人事業の収益の柱にするつもりはないのですが、楽しみながら無理なくやれたらなと思っています。
その他、暇な時間が減ったので、夏以降、株はやめました。noteはこんな感じなのですが、ちょいちょい記事を買ってくれる方や寄付をくださる方がいらっしゃいます(ありがとうございます!)
3つ目の目標であるインプットに関しては、バタバタしていた2021年より2022年のほうが圧倒的に増えた実感があります。さらに余裕ができたら大学に通って勉強し直したいという野望がありますが、それはまだ難しそうです。
仕事をしていて最近改めて思うのですが、会社の偉い人や出資者に企画をプレゼンする際、サラリーマン時代は「上司にプレゼン通らなかったらこの企画は永久に没だ」という悲壮感がありましたが、フリーランスの場合、自信のある企画だったら「じゃあ他の会社に持っていこう!」とすぐに頭を切り替えることができるのは、精神衛生上とても素晴らしいなと感じています。我が子同然のアイデアをみすみす水子にせずにすむのは大きい。
そういう意味で、上司との間に存在するパワーバランスや社内政治に縛られず、相手がどんな地位だろうが対等に「ゲームの面白さ」について議論できる環境に身を置けることは、企画人としては大変幸せなことだなと思うのです。企画はどう考えても、フリーでやったほうがいいよなぁ。
そんなわけで、ガチャガチャと思いつくままに書いてしまいましたが、フリーランス2年目もなんとか挫けず生きております。
2023年こそは、海外いくぞ~!!!