【完全オリジナル】財務分析を活かした転職成功マニュアル Ver1.0
※大卒、40歳以下を想定して執筆しております。また、上場企業を狙うことを念頭に置いてください。
財務分析は転職にも活かせる
転職は戦略と準備が成功をもたらす。どこの転職サイトにも書いていない「ホンモノ」の転職成功法を知りたくはありませんか?
なお、私はプライム企業で採用面接官の経験もあります。会社の選定方法から履歴書のポイント、採用される為に準備すべきことを公開します。
転職エージェントの言うことを聞く必要はない
みなさんは転職を検討する際に、とりあえずリクナビやマイナビのような転職サイトに登録して、エージェントから連絡がきて面談したりしますよね?
これ、間違いです。なぜ間違いか?財務分析も出来ない人が何の根拠を持って、その会社を良い会社として貴方達に勧めることができるんです?
職務内容や人事制度も確かに大事です。それ以上に大事なのは、「継続的に儲かる良い会社で活躍すること」です。理由は後ほど説明しますね。
転職エージェントも仕事で貴方達に会社を紹介します。ハッキリ言って、転職さえしてくれれば貴方達がどうなろうと彼らは知ったこっちゃないのです(短期離職されると手数料が減りますが)。
人材会社を通して採用になると、募集企業はその人の最初の年収の30%〜40%を人材会社に払います。これが彼らのインセンティブの源泉です。
まぁ転職サイトは、それはそれで使い道がありますから、正しい使い方も手順に沿って説明します。
年収を上げたいでしょう?
様々な理由で転職する方もおられますが、仕事をするのであれば、綺麗事など言う必要はなく、とにかくカネです。
高い年収は高い幸福度と自己肯定感を生み出します。私も30代前半で1,000万を超え出してから、「あ。俺、かなり勝ち組じゃん」と思うようになり、妻も大変喜んでくれて今では転職して良かったねと言ってくれております。
家族を幸せにしたり、良い相手と結婚するにあたって、カネはいくらあっても良い。活躍できる職場、満足できる給料、余裕のある家庭。効率よく理想を叶えるには、頭を使う必要があります。
何をすべきかは年齢と業種と職種によって変わる!
転職しやすさは、あなたの年齢と現職の業界、そして職種によって大きく変わります。
基本的なフローは
①業種の選定
②職種の選定
③より上位シェアの企業を選定
④求められる職務内容と自身のキャリア・スキルと付け合わせ
ですが、年齢により会社からの見られ方が変わります。
~25歳 いわゆる第二新卒と呼ばれる年齢帯です。はっきりいって、専門性は皆無であり、多少社会常識等を身につけた頃です。
新卒採用時よりは社会のことをわかっているので、職種や業界はあまり気にしなくてもいいです。近いほうが有利ではあります。
26~29歳 まだ「ポテンシャル採用」とギリギリ言える年齢帯です。このあたりから、多少は即戦力を期待されます。よって、同じ業種・同じ職種の会社に転職するほうが有利な条件となることがあります。
30~35歳 立派な中堅です。しっかりした会社ほど、素人は要らないと思う年齢帯です。全然違う業界等に行くと年収が下がる懸念があります。(ギリギリあげることもできる年齢帯)若くもないやつを高い給料で育てるなんて、普通に考えたらありえないでしょう?
企業側の目線を意識しないといけないお年頃です。ちなみに私は30歳で転職し、前職での知見を買われてほとんど研修等もなく2週間目から普通に一人で業務に当たっておりました。
きっかけはヘッドハンティングでしたが、一旦保留にして、企業研究後に自らの意思で直接応募しました。
35~40歳 管理職候補、もしくは管理職採用となるケースもあります。ここからはある程度の専門スキルやマネジメント経験も期待されての採用となります。だんだんと転職が難しくなってくるお年頃です。社会人としての能力が試されますので、今まで培ってきたものがなければ、厳しい戦いを強いられるでしょう。ハッキリ言って、転職のラストチャンスが近くなってきております。
40~45歳 管理職採用が主です。素人やマネジメントと経験なしは論外です。前職で平社員だった場合は、下位互換の企業ならなんとか入れるでしょうが、転職による成功は夢見てはいけない年齢帯です。現実を知りましょう。
46歳~ こんな歳にもなって転職を考えるやつは、申し訳ないですが割とヤバイです。よほど使えないか、ロイヤリティ(忠誠心)の低いロクデナシか、前職で何かをやらかした人間であるリスクが高まります。よほどのキャリアやスキルがあって、同業の上の会社から下の会社に落ちていくのであれば拾ってもらえるでしょう。
上記は一例と私の主観であり、業界によってはあてはまらないこともあるでしょう。ですが、一般的な会社が求める水準と言うのは「今後定年まで活躍してもらうにあたり、どんなキャリアか」で決まりますので、年齢という要素は無視できません。
これらを踏まえてまとめると、若いほど異業種へのハードルは低く、歳をとるほど同業・同職種・スキルを求められると言うことになります。
次は、フロー毎の解説を行います。
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