旅のスパイス(アクシデント)は出来れば楽しみたい。
人生2回目の貧血はとんでもないタイミングで起こった。
すぐに本題にいきたいけど、プロローグも大事なので書いておく。
(でも、すぐ本題に行きたい人は目次から飛んでください。)
午後にホテルのプールで遊ぶ子供達の監視役をしてたけど、暑かったので夫にバトンタッチして部屋に戻ってきた私。
ホテルの部屋ではWi-Fiが弱いので、ロビーまで降りようとパソコンを準備。出がけにゴミがたくさん入ったゴミ箱を見つけ、外に出しておいて、後で連絡して持っていってもらお〜と軽い気持ちで、ゴミ箱をドアの外に出す。
バタン
締め出された。
あれ?(ポケットの中)
あれ??(あたりを見回す)
今までいろんなホテルに泊まったけど、締め出されたのは初めて。ミスタービーンのコントみたい!なんて一瞬思ったけども、すごすごとフロントへ。
ロビーにはチェックインの人だかり。
服着てる時で良かったー!と、大人しく並んで待つ。
私の番が来た。とっても恥ずかしい一言を言わなきゃならない。
私👩🏻🦰: I locked myself out.
(自分を締め出してしまいました)
お兄さんにっこりして一言。
👨🏽💼ok. i send technitian.
ん?テクニシャン?? 一瞬エッチな感じに聞こえたけど、違う、そうじゃない🤦🏻♂️。スタッフでも、ハウスキーパーでもなく、メカニックでもなく、テクニシャンを向かわせてくれるって言われて一瞬ひるむ。
冷静でいろ、動揺するな、私。
👩🏻🦰: オーケー。サンキュー。
そして、部屋の前で待つ。
遠くに日の入りが見える。
静かな廊下。廊下には誰もいないし、下の階で子供達がプールで遊んでる声が聞こえる。
ゆったりとした時間が流れる。
そんなすぐには来ないだろう。だってここはマレーシア。
疲れたので、部屋の前の段差に座りながら、
👩🏻🦰テクニシャン… いつ来るんかなぁ。
お兄さんかなぁ。おねぇさんかなぁ。
まだかなぁ〜。(それにしてもテクニシャンってオモロいなぁ)
ここだけ時間がゆっくりすぎてるみたい。
こんなところで、ヨガとかしたら気持ち良さそうだろうなぁ〜。あ、だからヨガってあったかい国から広まったんかなぁ(←どうでもいい思考)なんて考えたり。
まぁ、流石にここでヨガのポーズしてたら、テクニシャンがもし来たらびっくりするだろうから、深呼吸くらいにしとくか。(←これがアカンかった)
うーーーーーん
(両手を上に上げてのびーーー)
あれ?ちょっとモヤっとする感じ。
次の瞬間、床に寝そべってる私。頭重い。
歩いて近寄ってくるテクニシャン(もうええわ。テクニシャンもとい、スタッフのおにいさん)
👨🏻: Miss? Miss??
(おばさんにでもこのあたりの人はMissって言ってくる)
ハッとして、よろよろと立ち上がる私。
👩🏻🦰: あ、あ、can you open the door? please
👨🏻: ??? Okay.
👩🏻🦰: サンキュー。(子鹿のようによろよろ)
ガチャっと部屋に入ると頭が痛い。
何やら頭を打った模様。
鏡で見ると、ぼっこり腫れてる。
あぁぁぁ貧血ーーー!!!😭😭
おでこの画像あります(血はない)
↓
↓
やってもた感。痛い。痛いよーーー。
頭ガンッガンッする。いや、これくらいの怪我でよかった。肩も足も大丈夫。
廊下はタイルだったのと、部屋に入るところは段差があるし、上がったところから倒れたわけじゃなくてじゃなくて良かった。不幸中の幸い。
それにしても、完全に油断していた。
最後にぶっ倒れたのは、20代の頃だったから、今、倒れるなんて全く思ってもなかった。
旅の途中のアクシデントは、旅を面白くするスパイス…
このスパイス、いらなくない?
その後しばらく、ソファーで足あげて横になってたけど、吐き気もなく、ご飯もりもり食べて大丈夫になった。
韓国に戻ったら一応念のため病院行こうって夫が言ってるので行ってみるけど、これを機に天才で富豪になるかもな、って思っておく。
おまけ : 保冷剤がなかったので、非常用のキムチをおでこにあてて冷やす。
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