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職業とコリ方の傾向

こんばんは。
雨の日が多いせいなのか今日はなんだかギックリ腰の予感がします。腰回りのストレッチ筋トレをしっかりしようかと思っています。

今日は職業とコリのお話。

体を触っていると仕事や生活環境でコリ方に傾向が出てくる。
デスクワークだと首、肩、肩甲骨周りが硬くなり、立ち仕事だとふくらはぎと腰の辺りが硬くなる傾向がある。

触りながらデスクワークか立ち仕事なのか予想を立てて立ち仕事ですか?デスクワークですか?と聞いてみる。だいたい当たることが多いです。

お仕事を聞いて詳しく職業の内容を教えてくださる方は医療、介護系の方と教育関係の方はすぐ答えてくださることが多いです。

医療介護系と言っても業種によってコリ方が違っていて興味深いです。

お医者さんは1人くらいしか施術したことがないですが、頭と前腕がすごく張ってました。心理的緊張感が常にあるような印象の体でした。

介護の方は背中の特に腰がものすごく硬い方が多かったです。何をするにも利用者さんのお体を支えることが多いからですね。ギックリ腰経験者が多かったです。

その他、看護師の方だと立ち仕事で動き回るので足裏、ふくらはぎがパンパンに張ってて背中の肩甲骨周りも硬い人が多かったです。

ある日、早番で開店時間が来たのでシャッターを開けると店の前で仁王立ちしてた方が居てビックリしたのですがよくよくお話を聞くと夜勤明けの看護師さんでした。
夜勤の疲れをほぐしてから眠りにつくらしいです。


医療、介護系の中で一番お体が疲れてるなと私が感じる業種が薬剤師の方でした。
背中がとんでもなく硬く肩甲骨や僧帽筋の位置がわからないぐらいバキバキに張っており指が全然入らないです。例えるなら 大理石の石像の背中に皮膚が薄く張り付いてるような印象でした。
薬剤師の方はもちろん薬剤師を目指してる学生さんも体を触ったこともありましたが、学生さんとは思えないくらい上半身がガチガチでした。

ずっと同じ姿勢で薬剤を調剤し続けた上てパソコンなどを使っているのだろうと想像が簡単にできてしまいなんだか胸が熱くなりました。

その薬剤師のお客様の中で最強に硬い方がある夜にネット予約で飛び込んできました。

いつもは決まったスタッフを指名予約して来店されるのにこんな急にということはと(指終わった…)と思いながらブルブルして来店を待ちました。
しかも30分と一番短いコースの予約だったので閉店時間スレスレにはなるのですが15分の延長をとって硬い部分を重点的にしないとあのコリには焼け石に水になってしまうと覚悟を決めていました。

普段は閉店時間ギリギリなってまで追加を取ることはしないのですが薬剤師の方は皆さん真面目で優しい方が多いので頑張りたくなってきます。

医療介護系のお仕事でなくてもどういう経緯でお疲れなのかお客様のバックボーンが分かればほぐす手にも力がみなぎります。

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