ぶんぶくシーシャの煙旅。~渋谷 SOMA~
渋谷もシーシャ激戦区だ。老舗から人気店に新規店、内装に拘ったりドリンクに拘ったりと・・・。
そんな中、沢山のシーシャ仲間が通っているのに中々行けなかった店があった。この日、たまたま渋谷に寄れる機会があったので訪れる事にした。
ハチ公口から出て、神宮通りの道を進み神南郵便局前交差点を左に曲がり、すぐに右に。
そして道なりに進んで右に曲がればお店の看板が見えてくる。道中上り坂があるので頑張って歩こう。
階段を上がり、木の扉を開くとお店に入れる。
カウンター席とソファー席、平日15時ではあったがほろ酔い盛り上がってるお客さんが多かった。
カウンター席に座り、店を眺める。物販はトップと炭、オリジナルステッカーが売られている。他店やラップトップパソコンを使用しながらシーシャを吸う人が貼り付けているのをよく見かけるオシャレなステッカーだ。
暫くしたら店員さんが来てくれたのでお店の説明を受ける。チャージにフリードリンクが含まれており、お茶とお水がセルフサービスとなってソフトドリンクやお酒が別途料金となっている。このシステムは前回紹介した香楽さんと似ているがこちらではホットドリンクも飲める。
シーシャを早速注文、何を吸おうか悩んだが数量限定のミックスと結構ハマっている「マスティックガム」があったのでそれを注文することにした。
このマスティックガム。手っ取り早く言うなら「春菊の香り」がするのだ。
・・・これだけ聞くとただの青臭いだけなのだろうけど思い出してほしい。鍋に入った春菊の芳醇な香りを。まぁ青臭いのだが。
このマスティック、ギリシャのキオス島(ヒオス島)にのみ自生する、コショウボクという木から取れる樹液であり春菊、春菊というが分類上は「樹木系」シーシャだ(ボムシェルやタイガの分類)
故に癖が強いのだが上手く扱えば良い香りが引き出せるのだ、癖が強いシーシャが好きなオタクなのでこういうのに興味が魅かれてしまいます。
到着したので早速頂いてみる。
香港ミルクティーとバナナの甘さにマスティックが上手くマッチしている。マスティックのクセを上手く利用している、甘さの中にマスティックが程よく混ざり悪い部分が無い。そして無敵のブルーヘブン。ブルーベリーとミントとスミレのミックスの品だ、
ここ最近ブルーヘブンは無敵説を唱えている。どの美味いシーシャもブルーヘブンが入ってるからだ・・・と言うのは大袈裟かもしれないが。
だがこのブルーヘブン、ブルーベリーの甘味とミントのスッキリ感とスミレのフローラルさがバランスを整えてくれる。
この整えてくれる存在がブルーヘブンの強さである。甘々のミルクティーとバナナにマスティックのスッキリ具合からそこにブルーヘブン。バランスを見事整え最高峰のシーシャと仕上がっている。
さて、SOMAさんの最大の魅力と言えば「クラフトビール」だ。
クラフトビールと言えば前回紹介した「JAVIEさん」を思い出す。
残念ながら下戸である自分は飲みながらシーシャを吸ってレビューすることができない・・・。こればかりは残念。
日によって違うクラフトビールがあるらしいので、ビールが好きな人は是非お店に訪れて飲んでみて欲しい。