-2022年9月25日-入間の乱 レポート。
9月の24 25日。
この2日間、埼玉県入間市にてサブカルイベントが行われた。
その名も
「入間の乱」
即売会、コスプレ撮影、体験イベント・・・
いつも参加しているコスプレイベントとは違うイベント。
今回はそんな「入間の乱」の25日に参加してきました。24日は準備と資金難にて不参加
・・・
地元駅から約40分。遠いようで遠くないと言うべきか、実は新宿行くよりかは交通費が高く、時間もかかるのはここだけの話。
到着し、電車から降り改札を出る。
静かな雰囲気が街全体を包み込んでいた。都内や地元みたいな雑多さが無くとても落ち着く。
さて、まずは参加者表明、コスプレ撮影エリアに入る為のリストバンドを受け取りにALPHANo.9へ向かう。
こちらのお店は入間市にある雑貨屋さん。レトロなグッズからサバゲ関連の品、エアガンとかもありハンドメイド作家さんの商品を委託販売している。
委託販売コーナーのおかげで即売会イベント外でも欲しい作家さんの商品を買えるのはとても嬉しい。
お店の位置と詳細はこちら。
さて…購入した前売り券をリストバンドに交換しパンフレットを貰う。
更衣室は2つある。
・まるひろ入間店(デパート)
・入間市産業文化センター
入間市駅から近いまるひろの方が着替え、撤退は効率的なのだがここが開くのが10時から。
自分の場合、シーシャの試煙会が11時である為、余裕をもって行動に移りたいのがあった。
よって、1時間早く開く入間市産業文化センターで着替える事にした。
まぁ、しかしここから結構歩く訳だ。ALPHANo.9から産業文化センターへ向かうのに多少時間がかかる。
街を大きく含めたイベントなので結構移動距離が生じる。
だがそれもまた粋なのではないだろうか。
入間市をよく知り、観光しながら歩くのはとても楽しいし運動になる。
着替えが終わったので少し入間基地前の屋台を見て回った。
朝飯を食べてきてしまったのが判断ミスだった。もう屋台をやってるとは思わなかったのだ。
ここで朝飯を食べるべきだった・・・がっくし。
さて、入間基地前では自衛隊のアンケートや車両展示、他にも緊急車両展示もあり撮影に夢中になった。
自衛隊のアンケートにてめちゃくちゃ「自衛隊入らない!?まだ(年齢)ギリギリ間に合うよ!!」と勧誘されたが自分はライターを目指したいのでここはごめんなさい・・・!
このあたりでのんびりしていたつもりだがまだ10時になるまでまだ時間があった。
一度ALPHANo.9まで戻り、こちらでコーラを補給する。
そのまま道なりに進み、アイポッドと呼ばれる商業施設に到着。
見たかった作品があったのでそこへ向かった。
タチコマとメタルギアREX
タチコマ、なんちゅうクオリティだ。まるで本物がそこにいるようだ。しかもちゃんと動くのだが動かす時間が決まっていてその時間は自分は別の所にいるという・・・無念。
とにかくメタルギア大好きオタクなのでメタルギアREXを見れたことに感動した。
ディテールも細かく、何時までも見ていられる作品だ。
製作者とメタルギアトークで盛り上がりながら作品をまじまじと見ては撮影。
撮影終わりに
「2階でファストドロウのイベントをやってるから行ってみてはどうでしょうか?」
と、言われたのでウエスタン好きな自分は2階へと早速向かってみた。
風船の破裂音と火薬の炸裂音が響き渡る。
ファストドロウ、見たことはあるけど体験は初めてだ。
SAA(シングルアクションアーミー)は持ってるが自分のはエアガンでモデルガンではない。
しかも早撃ち・・・まぁ感覚でやってみよう。
頭の中ではイメージが着くけど実際やってみると銃を引き抜き撃つという動作を「ノールック」でやるのが難しい。
ルールは目の前にランプと風船があり、ランプが点灯したら銃を早く抜き、トリガー(引き金)を引きながらハンマー(撃鉄)を同時に起こし、目の前の風船を割る。
・・・というルールだ。
風船が割れるのは火薬を発破し、銃口からでる熱で風船のゴムを溶かす事により割れる。
割れた時にセンサーが反応して早撃ちのタイムを競う。
三発装填してもらった銃を貰う、つまり三回体験させて頂いた。
一回目
銃を掴むまでは上手く行くのだがこの後がもたついてしまう。なんか早撃ちのクール感がない。
二回目
少しはスムーズになった、けれどイメージ通りの動きになれない。
三回目
・・・多少は上手くなった。習うより慣れよか。まぁ元々SAAを持っていたから扱い慣れていたのもあったのかもしれない。
スタッフからは
「風船を割るだけでもすごい、慣れてない人だと風船を割ることができないからねぇ。やっぱ使い慣れてるだけあるね!」
と、言われた。
モデルガン・・・欲しくなってきたなぁ。エアガンとは違う魅力を感じた。
※一回目体験後しばらくしてから友人の提案で「動画を撮ろう」と言う事でまたファストドロウ体験エリアにきて動画を撮影してもらいました。
・・・
10時、まるひろへ向かう。少しハンドメイド作家さん達の作品を見に行こうと思った。
前回こちらで色々買い物をして色んな作家さんと知り合っていたので挨拶へと向かった。
しかしのんびり買い物をしてる暇が意外と無かった・・・
先ほども言ったが11時からシューティングラウンジアルファさん(以後、シューアルさん)で「AHIRU SHISHA」さんの試煙会があるのだ。
ゲストには田端の「JAVIE」さんがきてシーシャを作ってくれる。
さて、そうこうしているうちに11時になったのでまるひろから急いで出て、シューアルさんに向かう。
お店に入るのは初めてだ。
階段を降りるとそこはスチームパンクの世界が広がっている。そしてシューティングレンジに沢山のエアガン、飾られている武器…究極の異世界が広がっている。
奥の部屋でシーシャの準備が行われていた。JAVIE店主とその奥様、アヒルさんの広報の人がいた。
アヒルシーシャさんとは普段からやりとりをしているが今回初めてお会いすることができた。
ワンドリンク制なのでドリンクを注文、ドリンクを飲みつつシーシャができあがるのを待つ・・・。
さて今回のお目当てフレーバー。
「狭山茶」
…日本茶のフレーバーである。
実際、グリーンティーや抹茶とかが出ているが純粋な日本茶は初めてではないだろうか?
実際吸ってみると良い意味で期待を裏切ってくれた。
アヒルシーシャさんは全体的に甘い香りがする印象があるのだが実際きたのは良い日本茶の渋みだ。
解りやすく例えるならば「玉露」を飲んでいる感じだ。グリーンティーと抹茶とは大きく違う。本当に純粋な日本の緑茶を楽しめる。
クセも強いわけでもなく、日本人の馴染のある香りと味わい。
もちろんノンニコノンタールなので吸いやすく、タバコが元々苦手な人でも吸える代物。
限定品にしておくには勿体ない気がする、きれた時に補充したいのもあるし。
今回使用したのがイランボウルで作り方が丁寧なおかげか2時間立った上に沢山の方が吸っても味が長持ちし続けた。
他にも既に吸ったことある物や新作なども吸わせてもらった。
新作はこの二つを吸わせて頂いた。
コーンポタージュ
最初に嗅いだ感覚やイメージはうまい棒のコンポタ味であったが実際加熱すると味わいが大きく変わった。
純粋なコーンポタージュに変貌した。
うまい棒や他のコンポタ味のお菓子等のような味とは断然違う。
本物のコーンポタージュの味わいが濃厚でクリーミーなコーンの旨味が広がる、これだけでおなか一杯になる感覚だ。
ハーブガーデン
言葉にするのが難しいぐらい単純に「好き」と言う味わいだった。
正直本当に感想を文章にするのが難しい、複雑でもなくシンプルすぎるわけでもない。
まるで恋を知らないバケモノが恋に目覚めた感覚と言うべきか。そんな衝撃が走った。
フローラル系が好きな人は是非吸って頂きたい。確実にハマる。
・・・
今回ゲストにきてくれたJAVIEさんとAHIRUさんの詳細はこちらの記事に。
この場所で長い付き合いの友人と合流し、しばしお互いシーシャを楽しんだ後、お腹が空いたと言う事で入間基地前の屋台まで行き食事をする事にした。
屋台飯、お祭りとかのこういう屋台飯は雰囲気や空気が最大の調味料と言うべきだろうか。自分が大好きなのは
「屋台の焼きそば」
プラパックにパンパンに詰められた焼きそばが大好きだ。
申し訳程度の紅しょうがと青のりも悪くない。
フライパンで作る焼きそばとは違った味わい、大味な感じと言うべきか。
大きな鉄板で焼くから火力も違うからそういった意味では味わいの違いというのもあるかもしれない。
何にせよ屋台飯は美味いのだ。
今度屋台飯に特化したレポートを書くのも悪くないかも・・・と言うかこういう屋台飯が喰えるコスプレイベント増えて欲しいな・・・
単純に祭好き思考ですが。
食事を終えた後、撮影エリアで撮影をしてもらい、再びまるひろへ向かう。
友人は次の日仕事と言う事なのでここでお別れをし、自分は一人で買い物をしてきた。
作家によって色々な個性豊かな作品があり、刺激を貰える。
自分もハンドメイド作品を作っていたが個性を上手く出せず何か二番煎じのような感じがしてとても悩んでいた。
しかしこうして見てみるとみんな綺麗に個性を出してるし何より楽しそうであり幸せが広がっている感じがする。
ハンドメイドなので作家によって値段は様々である。たまにこのクオリティーでこの値段でいいんですか!?って作品も多い。
ハンドメイド物販は有名作家の方から趣味でのんびりやってる人、雑貨店を営む人等色々な人が多い。
ある意味では様々な人と出会える楽しい場所でもあるし、自分もこうなりたいという強い気持ちが沸く。
購入したものを一部抜粋。沢山買ったのでお気に入りの品だけを今回はご紹介。
G GEARSさん ギアクリップ
蒸気艦海陽さん イヤーアクセサリー
ポワン*コムコムさん オバケギアキーケース
・・・
さて、自分の入間の乱はこれにて終了。
普通のコスイベとは違う町全体を使ったお祭りのようなサブカルイベント。
変な人もいないしトラブルも無く、新たな出会いやアイデアと生きる活力を与えてくれる。
この楽しいイベントが定期的に開催されるようになってくれたら生きる活力がもっと湧いてきそうである。
運営やスタッフの人々、入間市に住む住人や従業員達に改めて感謝の気持ちを伝えます。
入間市万歳!
あとがきおまけ写真。