5つ目の気づき ~苦手なタイプの人~
前回の記事で外食していたとき、近くのテーブルに座った男女2人組のうち、女性の方の話し方が時折ぶっきらぼうになるのが気になった。
そしてその話し方を聞いていて、「私も周りからこんなふうに聞こえているのだろうか・・・」と少し不安になった。
私は自分自身があまり優しさ溢れるような話し方でないことを知っているし、気にしているからだ。
そして、ぶっきらぼうな人に対して昔から苦手意識がある。威圧的な人、強気な態度の人、感情をむき出しにする子供みたいな人。わがままな人。あげたらもっとたくさん出てくるが、私はそういう人が本当に苦手。なんであなたはそうなの?とイラっとする。
そこで内観スタート。ぶっきらぼうだと何がいけないのか?威圧的だと、強気な態度だと、感情をむき出しにすると・・・。
うーん、やっぱり、相手を嫌な気持ちにさせてしまうから。現に私が相手にぶっきらぼうな言い方や威圧的な態度を取られたら、理由もなしに責められたような気持ちになってしまう。
でも考えてみると、責められているように感じるのは私の勝手な感覚であって、他の人はそう感じなかったり全く気にならない人もいるはずだ。それに、そう感じてしまうということは自分の中に向き合わなければいけない何かがあるということだ。つまり発言者側の問題ではなく受け取る側の問題。
ということは、「ぶっきらぼうな態度を取ると相手を不快な気持ちにさせてしまう」は誤解だったということがわかる。そしてそこは気にする必要もなく、どう受け取られているかのコントロールも不要だし不可能だ。
さらに、それがわかると「ぶっきらぼうに良い悪いはない」と気づく。同じように威圧的な態度の人、強気な態度の人、感情むき出しの人・・・すべて良い悪いはない。
悪いと思っているのは自分の中のルールであって、それがある間は自分のルールに違反する人(苦手なタイプの人)が現れ続ける。
私は苦手なタイプが多い気がするが、それだけ自分の中のルールが多いということ。それに気づくと、そういう人が目の前からいなくなる。それだけでも人間関係の悩みも少しは解消できそうな気がする。
やった!今日もいい気づきができた!