「打つ」と「伸ばす」
愉しく毎日をお過ごしのみなさま、こんばんは。
noteたぬきちのお時間です。
びっくりした
たぬきちが働いているのは小さい会社(スタッフ数5名のほんとにちっさい会社)ですが、そこそこ会社内では上の立場です。
5名中上からも下からも3番目という、大企業で言えばいわゆる「中間管理職」という難しい立ち位置ですが、一応経営陣・運営者です上の立場です偉いです。
何てったってお家では一番下ですからね。
それに比べたら雲の上のような立ち位置ですよまったく。
・・・あ。
そうそう何がびっくりしたかって、立場が上で中間管理職で偉いたぬきちは、新型コロナウイルス(COVID-19)の会社としての対応策の準備〜施行追われてたら、何とnoteたぬきちの更新を約2週間も空けてしまいました。
三日坊主たぬきち。
恩師
今朝何気なく地元新聞のweb版を見ていたら、中学校の恩師(今は某小学校の校長)の名前が載っていました。(中学校3年の時の担任T先生)
このT先生はホントに思い出の多いT先生で、たぬきちの結婚式にも来てくれたり、今でもウチに買い物に来てくれたり、BBQ一緒にやったり、ゴルフの約束をしてたりと、たぬきちが出会った数十人のT先生の中で、多少ダントツくらいに一番好きなT先生です。
で、何をして地元新聞(web)に載っていたかというと、
〇〇小学校は独自の対応として5年生向けに動画の配信授業を始めた。
都会の人や、たぬきちみたいな一部のITエリートにはそんなに驚くべきニュースではないかもしれませんが、田舎ではトンデモニュースです。
配信授業はまず5年生15人を対象にスタート。
とのことですが、多分県内の市立小学校では”初”の試みだと思います。
先日は自分が校長をやっている小学校の周年記念式典で「ギネス記録に挑戦する!」とか言ってほんとにギネス記録取っちゃうし、まぁあれですね、校長なのに一番悪ふざけが大好きな大人気ない大人の典型。
うん、嫌いじゃない好き。
文化としての杭
別に「たぬきちの恩師がヤバくてやばい(語彙力0点満点)」ってことを言いたいんじゃなくて、何をするにしても1番最初にやる人はゼッタイと言っていいほど批判されるんですよね。
実はT校長、ことあるごとにたぬきちの会社(通称たぬきち商店)にお買い物しにきてくれるんですが、ギネスの時も今回の授業の動画配信も色々裏話を聞かせてくれました。
「たぬきち君、先生っていうのは何でこんなに新しいことやるのを拒絶する人種なんだろうねぇ?」
『先生、残念ですがどこの業種も業界も多かれ少なかれそうですよね。でも先生そういうのひっくり返すの得意分野じゃないですか。』
「君たちほんとに中学3年生の初日はひどかったもんねぇ。。。」
『え・・・え、えぇ・・・あーはい(滝汗)』
閉店後のたぬきち商店でそんな話をしたのを覚えてます。
日本は「出る杭を打つ」文化
アメリカは「出る杭を伸ばす」文化
よくこう言われるように、日本では何をするにしても1番最初にやる人はゼッタイと言っていいほど批判されます。
でも、「信じて突き進んで成し遂げればそれが新たな教科書になる」っていうパイオニア精神の権化みたいなT校長は、ものともせずにしっかり成し遂げたので、きっと今後、他の小学校・中学校も影響を受けることでしょう。
そう、他の人が「自分」を考えて保身している間に、T校長大先生は「生徒の笑顔」のために突っ走っていました。
今は新型コロナウイルスの影響で何となく気が滅入りそうになるご時世ですが、そんな姿を恩師に見せびらかされて、時には立ち止まってもいいし後ろに下がってもいいし足を引っ張られる事もあるしずっこけることもあるけど、前に進んでいく/進んでいこうとする"想い"は常に持っておこうと、改めて思いました。
T先生の思い出をちょっとだけ
「T先生、なんでうちのクラスだけ先生の授業(社会科)のスピードが早いんですか?」
『ん?やっと聞かれたか~はっはっは~』
「???」
『明日は授業変更1日全部社会科の授業にしたぞ』
「??????(え・・・)」
『バスも借りた』
「?????????(は・・・?)」
『明日の午前中は足尾に植樹!』
「????????????」
『午後は給食食べて体育館で遊び!』
「ふぉおおおおおおおおおおおお!!!!(歓喜)」
『お前ら、勉強ばっかりしてると頭悪くなるぞ!!!』
「ううぇぇぇぇぇぇぇいぃぃぃぃぃぃ↑↑↑(狂)」
(中3受験期真っ只中)
いつの時代も変人のみがパイオニアになれる資格があるんだな、きっと。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?