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百人一首02番/おはよう世界!
この歌は、とにかく気持ちがいい。
「時の推移」を表した意図の歌で、春を超えて夏を迎える季節の移ろいを謳っている。
季節を「色」で表現するなら何色だろう?と思った時、
春を黄色の炎だと思った。
そして夏はやっぱり清々しいほどの青!のイメージ。
黄色の炎から青い風へ移ろう日々は、毎日が生まれ変わりで毎日全てが新しい。
お日様の下で毎日変わりなく生活しているが、本当は同じ空気なんてものは二度と訪れることはなく、毎秒「時のグラデーション」の中に私たちは生きている。
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02番.歌の意味と解釈
No.02
春すぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山
(持統天皇 じとうてんのう )
▼歌意
さわやかな夏のおとずれ、時の推移。
いつの間にか春が過ぎて夏が来たらしい。どうりで、夏になると白い衣を干すと言い伝えのある天の香具山の麓に、目にも鮮やかな真っ白な衣が干してあるのが見えるよ。
16番.狸オリジナルの解釈とことば
▼狸/オリジナル解釈
春を超えて夏の匂いがやって来た。
黄色の火が空で燃え、
あたりいっぺん鮮やかな色が生まれるね。
おはよう世界!
風と時を超えたお日様の下で
光を散らせ!ニューサマー!
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「衣ほすてふ 天の香具山」
これは、夏の空の下で真っ白のシーツを干している描写が描かれています。
私には愛猫の白猫と暮らしていて、
真っ白のシーツを愛猫で描きました🐈
狸(TANUKI POJRCT・Orie Tamura)