3x3バスケットボール
先日、東京の日本橋で開催されていた３人制バスケットボール、3x3（スリーエックススリー）をみてきました。
バスケットボールの試合そのものも実際にみたことがなかったのですが、間近で3x3バスケットボールの試合を見ることができてすごく楽しかったです。しかも入場料はかからない。おすすめです。
バスケットボールは、もともとは5人制のバスケットボールが広く普及していますが、最近は、３人制の3x3バスケットボールの競技も少しずつ知られるようになってきていて、今回は3x3バスケットボールのこと、ルール、戦術、そしてその成長について調べてみました。
1. 3x3バスケットボールとは？
3x3バスケットボールは、通常のバスケットボールのルールに基づいて行われる、3対3の対戦形式です。
この形式は、ストリートバスケットボール（ストバス）の要素を取り入れた試合を提供しています。ストバスと3x3の違いはルールがより明確なところだと思います。
それぞれのチームは3人の選手で構成されて交代メンバーは１人の合計４人で、半分のコートで1つのバスケットで共有されます。
3x3バスケットボールは、東京2020大会からオリンピックの正式競技としても認められて、東京2020大会では、お台場の近くの青海アーバンスポーツパークで3x3バスケットボールは開催されていました。
3x3は、スリーオンスリーやスリーバイスリーと言われたりしますが、正式にはスリーエックススリーらしいです。
競技団体は国際的にはバスケットボールと同じく国際バスケットボール連盟（FIBA）で、国内の競技団体は日本バスケット協会（JBA）が3x3バスケットボールを運営しています。
2. ルールとゲームプレイ
3x3バスケットボールのルールはとてもシンプルで、スピード感のあるゲームプレイを特徴としています。
試合時間は10分間で、普通のシュートが1ポイント、2ポイントライン外（バスケットボールで言うと３ポイントライン）からのシュートが2ポイントの価値があります。
ゲームはノックダウン制で、10分間に先に21ポイントを獲得したチームが勝ちです。オフェンス側は、12秒以内にショットしなければいけないので、スピード感が見ていて楽しいです。
3x3バスケットボールの公式ボールは５人制の７号球よりも一回り小さい６号球で、重さは７号球と同じで、3x3専用のボールが使われています。
国内競技では主にmoltenが使われていますが、国際的には現在のNBAでも公式球を提供しているWilson製のボールが使われています。黄色とブルーのボールが特徴的です。Wilsonはなんだか溝がいっぱいある。
ゲームのルールはここが詳しい
3. 3x3バスケットボールの戦術
3x3バスケットボールでは、個人のスキルと戦術的なアプローチが重要です。チームは3人だけなので、選手のポジショニングやボールの動きがゲームの行方を左右します。ボールが外に出たり、ポイントされたすぐ後にディフェンスとオフェンスの切り替えが迅速に行われ、瞬時の判断力が求められます。また、５人制と比べて、２倍の価値がある2ポイントライン外からのシュートを巧みに活用することがポイントかなと思います。（ポジションはあまり詳しくないです）
4. 3x3の成長性
3x3バスケットボールは、ストリートバスケットボールコミュニティから始まり、今では国際的な競技として確立されています。
オリンピックでの正式競技化はその証拠であり、今後ますます多くの若い人たちがこのスポーツに関心を持ってくると思います。
また、プロのリーグやトーナメントも増加傾向にあり、3x3バスケットボールは将来性があると思いました。試合はYouTubeでもライブ配信されて、いつでも見ることができます。
試合中はDJが音楽をかけていて、スポーツそのものだけでなく、音楽やファッションが融合されている感じがいいなと思いました。
スポーツとしても、時間も10分間と短いし、プロのようにアグレッシブなプレイをしなければ、フットサルのように若い世代だけではなく、いろんな世代が安全に楽しめるスポーツだと思いました。
バスケットボールは膝に負担がかかるので、遊ぶ時は滑ったり、膝を痛めないように専用のバスケットボールシューズを履いた方がいいでしょう。
3x3の運営に関わったことがある知り合いに、観客が無料の理由を聞いたところ、ほとんどはスポンサーさんからの収入で運営されているみたいです。
無料だし特に観客席も決まっていないので、お客さんは近くで開催されていると気軽に見にいくことができると思います。
追記：チケットが必要な試合もあるみたいです
おわりに
3x3バスケットボールは、その迫力あるゲームプレイと急速に成長するコミュニティにより、バスケットボールが好きな人たちだけでなく、多くの人にとって楽しめるスポーツだと思います。
また見るだけではなく、ルールと安全性に気をつければ、より多くの健康的に参加できるスポーツだと思います。