【9531】東京ガス ガスミュージアム(がす資料館)

画像1 こんにちは~、たぬきです。この写真は、東京ガスのガスミュージアムです。都市ガス事業の歴史と生活に身近なガスのことが学べる歴史資料館です。
画像2 この赤レンガの建物は、ガス灯館です。明治42年(1909年)建築の東京ガス本郷出張所を移転復元しています。とっても、素敵な建物です。
画像3 ガス灯館入り口にある、「足利のガス燈」です。明治44年にガス事業がはじまった足利の地で利用されていた街灯です。曲線で構成されたシルエットに縦溝が刻み込まれた灯柱が特徴的でした。
画像4 現在、私たちはさまざまな照明器具に囲まれて何不自由なく過ごしていますが、多くの先人による工夫と技術の蓄積があります。ガスは、「あかり」としての役割がありました。
画像5 中央のガス灯は、鹿鳴館で使用されていた、室内灯です。館の内外には多くのガス灯が使用され、「透き通った家のように輝いていた」と展示の解説にありました。おしゃれなデザインが、素敵ですね。
画像6 一日に数回ですが、ガス灯の点灯実験があります。明治期のあかりを目で見ることができます。ほんわか、優しい炎に感じました。
画像7 「点消方」の衣装。点消方とは、ガス灯の点灯、消灯に従事する人。説明では、時間通りの起床が必要なため、既婚者しかなれなかったと聞きました。(あらまぁ)
画像8 赤い星の中の「G」はガスの「G」。点消方は、夜になると約50本のガス灯を1時間くらいでつけて回り、朝がくると消す作業。割れたガラスの補修、交換、すすやほこりで汚れたガラスの清掃、マントルの交換と、重要な作業がたくさん。雨の日も雪の日も欠かさず東京の明かりを支えてくれました。すごい。
画像9 こちらの、赤レンガは、「くらし館」明治45年(1912年)建築の東京ガス千住工場計量器室を移設復元。
画像10 料理や暖房、お風呂など、暮らしの中で使う、ガス器具や、都市ガスの供給の歴史を知ることができ、明治から現代までが展示されています
画像11 これは、瓦斯器具立体型録です。明治37年発行の「瓦斯営業案内」に掲載されている、同時期に国内で実際に使われていた器具が展示されています。
画像12 渋沢栄一ギャラリーがあります。日本のガス事業を育てた渋沢栄一。「公益追求」の信念を貫きました。この一覧を見ると、投資の銘柄ヒントが浮かんできそうです。
画像13 かわいい、ゆで卵器。昭和の時代の貴重な栄養源であっただろうの卵。このゆで卵は、どんな味かしら。あったかい気分が伝わりました。
画像14 これは、ポリエチレン管。昭和55年から使用。金属製のガス管と比べポリエチレン(PE管)は、耐食性、耐衝撃性、可とう性(弾性)に優れ、作業性がよい、接合がしやすい、軽量であるのが利点。当初管は緑色でしたが、平成10年に世界標準の黄色になりました。
画像15 LNG船、ノースウエスト、サンダーリング号。建造所は、三菱重工業 長崎造船所。少し前に、日経で、商船三井がLNG船を建造との記事を読みました。資源のない日本ですので、船での資源の輸送は、いつの時代も重要だと思っています。
画像16 ガスオルガン。明治9年(1976年)フランスのピロフォンというガスを利用したパイプオルガンが作られ教会で利用。鍵盤をおすと、ガラス管の中の炎が変化し、やわらかい音を出す仕組み。天然ガスで演奏できる世界最初のオルガンです。
画像17 蟹型ストーブ。これに、冷たい手を近づけて暖をとったのかしら。ガスの利用が、明かりから、日常生活に必要なもの、生活を豊かにするものに変化したのが学べました。貴重な資源、大切に使いたいですね。今日もお読みいただきありがとうございました。たぬき。

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