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【ウマ娘】ヴァルゴ杯に勝つ考察

ヴァルゴ杯始まりましたね。
タヌキは初日20戦20勝でスタートできました。
今回はキャンサー杯と同じく1600mのマイルレースなのですが、キャンサー杯とは考えなければならないことが全然違うのがウマ娘の面白いところ。

そう、キャンサー杯とまったく違うんです。
毎度の通り、今回はヴァルゴ杯について、今日まで考えたことをまとめようと思います。

↓前回レオ杯の記事はこちら

↓同じ1600mマイルレースのキャンサー杯記事はこちら

キャンサー杯との違いを考える

桜花賞コース概説
こちらはヴァルゴ杯のレギュレーションが発表されたときにツイートした画像です。

キャンサー杯と同様に、紅焔ギアなどのコーナー加速スキルは発動が早すぎて有効に働きません
逃亡者(押し切り準備)は終盤付近で発動すれば有効に働き、差しは豪脚・乗り換え上手、追い込みは迫る影が有効に働きます。

さて、キャンサー杯との一番の違いはなんなのでしょうか。それは、キャンサー杯には水着マルゼンスキーがいなかったということです。

水着マルゼンスキーがいない状況では、セイウンスカイに天敵がいない状態で、今よりも中盤1位を維持しやすく、そのまま終盤に突入しさえすれば、最強固有スキル「アングリング×スキーミング」で勝ってしまうというレースになりました。

しかし、水着マルゼンスキー=「グッときてChu」が登場したことで、中盤でセイウンスカイが1位を維持しにくくなりました。1位で終盤に突入しやすいキャラが、セイウンスカイから水着マルゼンスキーになったのです。
そうするとどうなるかというと、セイウンスカイが使う本物の「アンスキ」じゃなくて、継承された「アンスキ」が発動されることになるんですね。

逃げの加速力が(ウンスが1位にならない限り)キャンサー杯より弱いことを意味します。
キャンサー杯では逃げの加速力が毎回やばすぎたので、差しがなんとか対抗しようとすると、アナボリック発動させないとどうしようもないぐらいでした。でもヴァルゴ杯では逃げトップがキャンサー杯ほど加速しないので、終盤速度を上げた先行や差し、追い込みでも勝つことができるんですね。

そう、ヴァルゴ杯においてキャンサー杯との一番大きな違いは
キャンサー杯よりも加速スキルの価値がちょっと下がって、速度スキルの価値が大分上がっていることです(多分)。

注意いただきたいことは、加速スキルが要らないということではなくて、速度スキルが最強というわけではないです。ですが、キャンサー杯よりも、加速スキルが出なかったのに終盤速度で逃げをまくる差しが多くなっているはずです。

有効発動が難しい固有加速スキルを継承するぐらいだったら、「皇帝の神威」を覚えた方がいいっていう選択肢を持っておくことが大事だと思っています。

次からは有用キャラとスキルの話をします。

やっぱり強い水着マルゼンスキー

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うちの作り途中のマルゼンスキーです。マイルS芝Sの娘もいるのですが、スキル構成でこちらの方が強いと思って今こちらを使っています。
レースがマイルで終盤に(スキル判定には関わらないけれど)上り坂があるので、パワーは高い方がいいです。パワー800~600ぐらいの状態をよく見ますが、なかなか開幕1位が取れないのではないでしょうか。正直1,000以上欲しい。

スキルとしては、継承で本物より下がるといっても「アンスキ」はないと話にならないのでマスト。また、終盤加速力が高い逃げはキャンサー杯環境に近くなるので、「押し切り準備」は入れた方が良いです、
あとは中盤1位を取ることを意識したスキル構成にします。
そのために強い固有が黒マックイーンの「貴顕の使命を果たすべく」です。
今回「貴顕」は中盤1位維持のために最高のタイミングで出てくれます。
「逃げコーナー」と「マイルコーナー」はできれば◎にしたい中盤速度スキルです。

地固めはないと厳しい環境。みんな用意してる。特にアオハル特攻のあるフクキタルが「右回り」をくれやすく、ファインモが「秋ウマ娘」、マーベラスサンデーが「阪神レース場」をくれやすいこともあって、地固めが用意されている人がとても多くなりました。

差しはウオッカやオグリが強い

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賢さSSRの新規「ナイスネイチャ」が登場したことで「乗り換え上手」がつけやすくなりました
そのため、元々「豪脚」を持っているウオッカが加速金スキル2つ持ちをさせやすくなりました(加速スキルの重要性が減ったって割に加速スキルの話ばっかりしてるなこの人)。
このウオッカは「アナボリック」をつけていますが、現在「神威」持ちを作り直し中です。

一方で、賢さが高い「賢さタイプ」の差しは中盤の内に前の方に出ることを目的とした作戦になるので、後方位置が発動条件となる「豪脚」を持たせることが論理矛盾になります。
賢さ型にするなら、「豪脚」をつけないで「乗り換え上手」だけ乗せ、あとは終盤速度スキルに特化させたオグリなどが強いように感じられます。

追い込みはタイシン

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ベストタイミングでの発動とはならないものの、有効発動帯が存在する「迫る影」は強い加速スキルです。そのため、タイシンは戦えるウマになっています。「Nemesis」は終盤スキルにならないので、継承固有には強い速度スキルを積みたいところだと思います(「神威」)。

ワンちゃんが存在するカレンチャン!

ヴァルゴ杯ではカレンチャンに可能性があります。

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カレンチャンの固有スキル「#LookatCurren」は速度兼加速スキルで、加速力がかなり高いため、中盤スキルではあるのですが、終盤直前で発動させることで最強クラスの固有スキルとなります。
ただし発動条件がかなり厳しく、4位から3位に上ったときにしか発動しないので、カレンチャンが勝つためには【①逃げが先行数頭いること、②それらを終盤直前で抜かせること、③早い段階で抜かさないこと】が必要になります。

終盤直前で抜かさなければならないので「スピードスター」の取得は絶対です。「弧線」もほぼマスト。「尻尾上がり」もこれらと同時に発動したほうがいい。有効になる継承固有はギリギリのところでウェディングエアグルーブのそれだと思います。

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4位→3位条件なので、「グッときてChu」ではダメなところが難しい。
そう、カレンチャンに勝たせることは本当に難しい。でも、今回のヴァルゴ環境では勝つことが不可能ではない。そうしたらさ、ほら、喜ぶカレンチャンの姿が見たくなるじゃないですか。だってはまるとこんなに強いんですよ。あとかわいい。

「アンスキ」を発動させた水着マルゼンスキーが亀かのように見えるこの加速力。やばくないですか。あなたもカレンのとりこになっちゃえ。

蓋役としてのバクシンオー

最後に、自分のウマではないのですが、うちのサークルのエースを予選で任したプレイヤーが使っていたバクシンオーを紹介します。

蓋バクシン

おみそれしました。
「マイルコーナー」をしっかり◎にした上に、貴顕も地固めも完備。「先頭プライド」に極めつけは「アオハル点火・賢」です。
このバクシンオーが、うちのサークルエースの水着マルゼンをしっかり抑え、終盤速度スキルを備えたウオッカでしっかり勝ちきっていきました。あっぱれな戦略勝ちでした。
「優等生×バクシン=大勝利ッ」はめちゃくちゃ強く、発動までに1位を確保していれば、「グッときてChu」で上がってきた水着マルゼンを封殺します。実は普通に使っても水着マルゼンスキーよりバクシンオーの方が強いのではないかという疑念もあります(水着マルゼンは固有発動のために回復スキルを取らなければならないが、バクシンにはそれが要らないため)。

もし、水着マルゼンを持っていなくて困っているという方は、バクシンオーを育ててみるのはいかがでしょうか。

「うまよん」を買おう

つらつら思ってることを垂れ流してみましたがいかがだったでしょうか。
「こんな切り口で書いてくれ」などありましたらTwitterのDMとかでリクエストしてみてください。隙を見つけて書きたいと思います。

そして、アニメ「うまよん」の特典が発表されましたね。
なんでも、☆3確定ガチャチケットと、SSR確定ガチャチケットの両方がもらえるそうです。アドですね。絶対買うぞ。

果たしてタヌキは、カレンチャンをこのあとの戦いでも輝かせることができるのか……。
今回は最後までカレンチャンと共に走り抜けようと思います。
皆さんも是非、自分の大好きなウマ娘たちとヴァルゴ杯を楽しんでくださいね。
それでは、皆さんもタヌキも勝てますように!!

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