人気Youtuber主催大会で優勝した話
キャンサー杯の情報出てこないぞ! とお嘆きのみなさんこんにちは。タヌキも嘆いています。チャンピオンズミーティングに向けて育成したい。
巷ではマイル戦だろうって噂されていますが、あんまり信じてません。なんならジェミニ杯がマイル戦だろうと思ってた。じゃあなんでウンス作ってたかって言うとあのぶっちぎりが楽しかったから……。この逃げて差す走りをサイレンススズカにやってほしかった。
そんな不平不満が溜まる中、ルームマッチの実装によって各所で有志による大会が開催されております。今回タヌキは、「さとるの無課金ゲーム攻略TV」さん主催の大会にお邪魔して優勝してきました。
チャンネルはこちら。「燃費理論」という言葉を提唱し始めた人ですね。自身の検証で動画を作成し続け、さらに大会なども開いてコンテンツを楽しんでいる方です。まだチャンネル登録してない方は登録をオススメします。
今回は、この大会の決勝戦最終戦を使って、ウマ娘の「スキル」というものについて考える記事を書いてみようと思います。例によって、いちユーザーのたわごとなので、そういう考えもあるかーと見ていただければ幸いです。
大会の形式
スキルの話をする前にさとるさんの大会の形式についてお話しておきます。
参加者は100名以上でした
さとるさんの運営しているDiscordサーバーで行われるのですが、およそ100人の人間が一つのVCに入り、マクロを使ってざっくりと10人ずつの部屋に振り分けられます。予選は、各人1頭ずつ出して、調子ランダムの一発勝負です。これが4回行われ、40人が予選突破となります。
タヌキが気づいた時にはもう予選がすでに進んでいて、焦って3回目の予選に参加し、なんとかかんとかそこで勝つことができて予選突破しました。出したウマはもちろんいつものセイウンスカイです。
このこ
次に準々々決勝として、40人が4人ずつ3頭出し、12頭立てのレースが行われました。タヌキはここで一回負けました。ちなみに、ここまでセイウンスカイは連続絶不調でした。全体的に調子勝負に負けた大会。勘弁してほしい。
さらに敗者復活戦で勝った10人と、準々決勝で負けた30人で、同じ用に4人3頭出し、12頭立てでのレースが行われ、ここはグラスワンダーが勝ってくれたおかげで勝ち抜けました。
この子です
ベスト20の準決勝は4人ずつ3頭出しの上位2名抜け。ここでさとるさんのスマートファルコンに負け、2位でした。これで残りは10人に。
屈辱の一枚。はい。最終的に優勝できたけど、けっこう負けてます。ここが今のマイル戦の難しさだとも思っています。
さらにもう一回準決勝があって(?)、準決勝を1位抜けした5人での上位2人抜け、2位抜けした5人での上位1人抜け。タヌキは2位抜け5人で戦い、なんとかウンスが1位を取ってくれて決勝進出となりました。
決勝戦は5ラウンド。画像の通り、タヌキは5ラウンド中3レースで1位を取り、なんとか優勝することができました。
すごくないですか? 何がすごいってこれだけの人数の大会を捌き切るさとるさんがまずすごいです。そして100人以上規模の大会をユーザーレベルで楽しめてるのがすごい。正直チャンピオンズミーティングに見習ってほしいところもある。チャンミで決勝1試合で勝敗決めるのやりませんか。同じメンツで5試合ぐらいやりたい。一発勝負の運ゲーだから納得できてない人も多いけど、5試合もやって負けるなら納得できると思うんですよね。いや、それでも運ゲーになることはあるんだけど、それは運がなかったと納得してほしい。すべての人を救うことはできない。非情。
抜きつ抜かれつの最終戦
さて、最終戦です。
最終戦の動画は↑。これ、レース始めるのをさとるさんが動画で生配信してるのに合わせたので、さとるさん側がいつなんのスキルを発動してるのかわかって楽しかったです。それでは勝負の肝となった部分──今回のテーマである、スキルについてを紹介します。
絶対必須スキル「地固め」
めっちゃわかりにくいんですが、動画の0:03時点でしっかり地固めが発動しています。序盤スキルが3つ発動すると発動する地固めがなんで一番最初に来るのかが著しく謎ですが、動体視力を凝らしても発動がわからないときがあるので注意。そして、地固めはもう逃げには必須です必須。地固めがないと先頭が取れない。一方で、先手必勝は要らないスキルになってしまっていますね。理由は、先手必勝はスタート直後には絶対に発動しない仕様になっていて(5秒間発動しない)、パワー1200あると、発動可能となった時には最高速に達していて無意味なスキルとなるからです。
対して地固めはスタートと同時に出るので、最初からスゲー加速力で前に出られるわけです。地固めないウマは地固めあるウマの前に出れません。地固め必須。絶対。
超重要なコンセントレーション
「地固め」は序盤スキルを3つ発動する必要があるわけですから、「コンセントレーション」はそのためにも必要。さらにこのゲーム、スタートダッシュというシステムがあり、コンセントレーションがあると、このスタートダッシュの確率が上がるかも知れないという俗説があります。
スタートダッシュの強さを僕らは知っています。マリオカートで。そりゃ強いですよね?? だからコンセントレーションは超重要。必須レベルです。
「地固め」と「コンセントレーション」があるタヌキのウンスは0:08時点で1位となっています。
序盤1位キープの積極策
ビコーペガサスが持ってきてくれる「積極策」。「地固め」と「コンセントレーション」で1位を取ったら「積極策」を持っていることで1位をキープしやすくなります。レース動画では0:14の時点で発動しています。タヌキが逃げタイキシャトルを採用している理由の一つは、彼女が「積極策」の上位スキルである「マイルの支配者」を所持しているからです。
タヌキシャトルはこんな感じ
中盤速度スキル「脱出術」
ウンスはこの脱出術を持っていることも強さの一つだと思うんですよね。どんだけ強いのよ。動画だと0:31時点で発動しています。ちなみにその後、0:38時点でさとるさんのウンスも「脱出術」を発動していて、それによりタヌキウンスは一回1位を譲ることになっています。この1位の取り合いをするためにも、逃げは中盤の速度スキルの存在が重要になっています。
1位を取り返した弧線のプロフェッサー
0:41時点で「弧線のプロフェッサー」を発動しています。さとるさんが「脱出術」で1位に躍り出るのですが、その後出た「弧線のプロフェッサー」のおかげで再度1位を取り返すことができました。ここで発動しなかったらそのままさとるさんに1位を取られていたことでしょう。ちなみにさとるさんの「弧線のプロフェッサー」は0:54辺りで発動しているのですが、その時点では時すでに遅し…となっています。この辺りは発動運なんですよね。
ただ、これだけは言えるのは、これらの中盤で発動する速度スキルを持っていなければ1位の維持はできなかったということです。
タヌキウンスの弱点
そう。中盤の速度スキルって1位を維持する上ですっごく大事なんです。そうすると、よくタヌキのセイウンスカイは完成度が高い、弱点が見当たらないと言っていただくこのですが、実は「先頭プライド」を持っていないことが弱点だと思っています。菊花賞を勝てば取れるらしいんですが、マイルウンスを作る上で菊花賞で勝つって大分難しいです。このウンスが「先頭プライド」を持っていればなとよく思っています。
「先頭プライド」の評価は人によって違うと思うのですが、追い抜かれそうになったときに発動し、ぐんっと前に出て1位をキープしてくれる先頭プライドは強いと思っています。なので皆さん、取らないでくださいね。タヌキが勝てなくなるので……。
無理やりまとめる
いかがだったでしょうか。いや、面白いと思うんですよウマ娘。
逃げが勝つためには、スタート直後に1位を取って、そのまま1位を保ったまま最終コーナーに入り、突き放して、そのまま後続に追いつかれる前にゴールに辿り着く。そのために、いかに最初1位になるか、1位を保つかを考えてスキルを覚えさせるんです。それがはまった時の脳汁たるや……く~~たまらん。
ほんとに面白いウマ娘。だから早くチャンピオンズミーティングキャンサー杯の情報を出してくれ。多分11日頃に情報が出て、7月21日頃からの開催になるのかなと思ってますが……。キャンサー杯の情報が出て、また盛り上がりを見せるときが楽しみです。
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