【低収入でもOK】子ども3,000万円問題を乗り切るシンプルな方法
23時、子どもがようやく寝ついた隙にスマホを開いて、ふと思ったんです。
「子育て費用、いくらかかるんだろう?」
って。
検索した瞬間、出てきた数字に心がズーン。
「子ども1人育てるのに3,000万円」
いやいや、3,000万円?
家が買える金額じゃん…。
その瞬間、頭の中でプツンと何かが切れた気がしました。
「あなたは、子どもに“お金が理由で夢を諦めさせる”覚悟ができていますか?」
…いや、そんなの覚悟できるわけないですよね?むしろ「絶対に諦めさせたくない!」って思うはず。
お金のことってふとした瞬間にドーンと心のど真ん中に座り込むやっかいなヤツなんですよね。
わたしも、現実の数字が怖くて何から手をつければいいのかもわからなかった。
でも気づいたんです。
お金の不安って、お金が“ない”からじゃない。
不安になるのは
「どうしたらいいかわからない」
から。
お金がないことそのものより、
「このままでも大丈夫?3000万円いける?」
っていう漠然とした不安がずっと心に居座ってました。
でもある日ふと思ったんです。
「子育てって、みんな本当に3,000万円もかけてるの?」
で、答えは意外とシンプルでした。
実は、7割以上の家庭は3,000万円もかけていない。
ネットでよく見る「子ども1人に3,000万円!」って数字。
確かに間違いではないけど、実は“最大値”なんです。
リアルな教育費、こんな感じでした。
「え、公立メインなら3,000万円もいかないじゃん…」そう思った瞬間、ちょっとだけ肩の力が抜けました。
まあ、公立に行くためには子どもに頑張ってもらわないといけないんですけどね…笑
(田舎の高校受験は基本、公立=本命、私立=滑り止め なんです)
大事なのは「うちの場合、いくら必要なの?」を考えること。
子どもの教育費はライフジャケットを着るようなもの。
『みんなこれ着てるから!』って大人用の大きなジャケットを子どもに着せたら、ブカブカで逆に危ないですよね。
大事なのは“みんなと同じ”じゃなく、
『うちにちょうどいいサイズ』を選ぶこと。
教育費も同じで、『3,000万円!』っていう大きな数字に振り回されず、『うちはどれくらい?』と考えるだけで、不安もスッと軽くなるんです。
考えることはシンプル。
この3つ考えるだけ。
完璧なシミュレーションなんていりません。
おおまかに考えるだけで、気持ちはグッと楽になります。
「うちは低収入だから、貯金なんて無理」は思い込みかも?
正直、私も思ってました。
「貯金なんて無理、だってお金ないし。」
って。
でも、実はこれ“思い込み”だったんです。
収入が増えても貯金できない人はできないし、少ない収入でもコツコツ貯めてる人はいる。
違いは何か?答えはシンプル。
大事なのは、「お金の使い方」。
お金を貯めるのは、バケツに水をためるのと同じ。
バケツが大きくても、底に穴が空いてたらいくら水を注いでもたまらない。
逆に、小さなバケツでも穴がなければ、少しずつでもちゃんと水はたまっていく。
収入の多さ(=水の量)より大事なのは、バケツの穴=お金の使い方なんです。
固定費の見直し、やってみたら効果バツグンだった件
劇的な節約術はいりません。
やったのはコレだけ。
特別なことはしてません。
ただ「本当に必要?」と見直しただけ。
それだけで、不思議とお金が残るようになるんです。
ズボラでもできる!「先取り貯金」でお金が貯まる不思議。
「節約しても、なんでお金が残らないんだろう…」って思ったこと、ありませんか?
わたしもずっとそうでした。
でも、やり方を変えたら一発で解決。
その方法が、「先取り貯金」。
これだけ。超シンプルなんです。
シンプルでも、これをやるだけで気づいたらお金が貯まってる。
ズボラな私でも続けられたんだから、きっとあなたもできます。
学資保険=中途半端商品
「子どもの教育費といえば学資保険」
こんなイメージが根付いてる人も多いのではないでしょうか?
でも正直、わたし個人的には
まったくおすすめできません。
なぜか?それは…
「圧倒的にデメリットのほうが多いから」
たとえるなら
学資保険は、トースターでステーキを焼こうとするようなもの。
一応、温めることはできるけど、焼き加減はイマイチだし、ジューシーさも足りない。
『焼く』って目的ならフライパンやグリルを使った方がうまくいくし、『温める』だけなら電子レンジで十分。
つまり、投資としても保険としても中途半端。
それなら目的に合った“専用ツール”を選んだ方が効率的だよね、ってことです。
ネタバレすると、ここでいう専用ツールは
「新NISA」と「生命保険」です。
学資保険の具体的なデメリットと一緒にこの2つの専用ツールの使い分けも説明しますね。
デメリット①:リターンが低い
学資保険は元本保証がある代わりに利回りがとても低いです。同じ期間、新NISAでインデックス投資をすれば3〜5%の利益が期待できるのに学資保険は1%を切ることも。
デメリット②:柔軟性がない
一度契約してしまうと、解約がしづらい。途中で引き出すと元本割れのリスク大なので急な出費には対応できません。新NISAは好きなタイミングでおろせます。
デメリット③:インフレに弱い
長期でお金を預けることが前提なのに、インフレによる価値の目減りリスクに弱い。物価が上がっても、預けたお金の価値は増えないままです。
デメリット④:保障内容が薄い
親に万が一のことがあったときに保険料の支払いが免除される程度です。これならもっと安くて手厚い保障が得られる「掛け捨ての生命保険」の方が効率的。
雨は防げないけど風にはちょっと強い傘、みたいな感じです。
デメリット⑤:保険料が割高
保障は薄いのに保険料は高いというアンバランスが目立ちます。
デメリット⑥:目的が曖昧
本来「保険」はリスクに備えるものですが、学資保険は「貯めること」も「備えること」もどっちつかず。
貯蓄も保障も中途半端で「これなら別々にした方が良くない?」という結論になります。
貯蓄→「新NISA」
保障→「掛け捨て生命保険」
…ここまでくると逆にメリットの方が
気になってきますよね。
ご紹介します。
メリット①:半強制的に貯蓄できる
捉え方にもよりますが、途中で解約すると元本割れのリスクがあることから、自分で計画的に貯蓄できない人でも半強制的に貯蓄ができます。
メリット②:税制優遇
学資保険は生命保険料控除の対象となります。支払った保険料の一部が所得税や住民税の控除対象となり、結果として節税効果が得られる場合があります。
以上です。
これらのメリットを差し引いても
デメリットの多さでなかなかおすすめできない商品となっています。
勘違いしてほしくないのは、わたしは学資保険を選択する人を否定するわけではありません。
お金をかけて買う商品を理解せずに買うのは、メニューを見ずにレストランで『とりあえず一番高いやつ!』って注文するようなもの。
出てきたのが、自分の嫌いな食材だったり、食べきれないほど大きな料理だったりしたら後悔しますよね。
あなたの大事なお金をかけて買う商品が、
どんな商品なのか、きちんと理解することが重要です。
投資は怖いのも“知らない”から
「貯金はできるけど、投資はなんか怖い…」
こんなふうに感じる人、いるんじゃないでしょうか?
実は、わたしもそうでした。
でも2年続けてみて気づいたんです。
投資は「お金が働いてくれる仕組み」を作るだけ。
働くのは自分だけじゃなくていい。
お金にも、ちょっとずつ働いてもらう。
それが投資なんです。
暴落はもちろん怖い。
でも、投資の暴落は
ジェットコースターの急降下みたいなもの。
確かに怖いけど、それで途中で降りようとしたら大事故。
大事なのは、しっかりシートベルト(長期目線)を締めて、上がるタイミングを信じること。
叫びながらでも乗り続けた方が、安全にゴール(資産形成)できるんです。
最初が怖いのはみんな同じ。
勇気を出してとりあえず少額で始めさえすれば
「なんだ、意外と大丈夫じゃん」 と思える日がきます。
おわりに
お金の不安って、知らないから怖いだけのことが多いんです。
でも、少し行動するだけで不思議なくらい気持ちが楽になります。
大きなことじゃなくていい。
“小さな一歩”が、未来を変える力になるんです。
わたしもまだまだ道半ば。
ここまで読んでくれたあなたと一緒に一歩ずつ進んでいけたら嬉しいです。