ドラマ「0.5の男」がよかったのでその話をします
最近ドラマを立て続けに見ている。ニューヨークが押してるので ネトフリで「地面師たち」を見て弾みがつき、「新宿野戦病院」「アンメット」「0.5の男」と、立て続けにイッキ見したけどどれも大当たりだった。ほくほく☺️
「新宿野戦病院」は、小池栄子と仲野太賀が最高だったし、仲野太賀が美容皮膚科医というのも、さすがクドカン今時の事情をよくわかってるなーと思った(👈エラそう)。
あと「英語と岡山弁まぜてしゃべっていいのは藤井風だけ」ってのは腹抱えて笑った。
「アンメット」は、大人っぽくなった杉咲花ちゃんがたまらんかったし、相手役の俳優さんもよかった。傷が癒やされる話は文句なしに好き🥺💞
「0.5の男」は、松田龍平演じる40歳のひきこもりの話。
なのだが、親も子を責めないし、松田龍平も自分を責めてない。あっけらかんとしている。
シソンヌのコントでこんなのあったな。
妹家族と2世帯生活が始まり、否が応でも外に出ざるを得なくなっていくという展開。
ひきこもってるけど、ゲームの世界では友達がいて孤独というわけではないとか、仕事を辞めた原因がパワハラとか、ディテールは結構リアル。
特によかったのは、保育園児の蓮くんの遠慮容赦ない無邪気さと、多感なお年頃の恵麻ちゃんの冷たい反応がだんだん変化していくところ。ここらへんは見ててほっこりせざるをえなかったなぁ。
ちょっとまじめなことを言うと、やっぱり、第三者が必要なんだと思う。高齢親と高齢子だけの閉じた空間って、病む時はどんどん病んでいくから。
私もこのままじゃ母を◯してしまう、と思って家を出た。
おそらく実際には、高齢ひきこもりのいる家って、このドラマみたいに明るくのんきにはできないと想像するけど、暗いとだれも見てくれないからね。
明るくコミカルな演出で、たくさんの人が見てくれる方がいい。
弱かったり、ダメ人間だからひきこもるんじゃないって、普通の人たちもわかってくれたらいいな、と思ったのでした。
しかし松田龍平という男は、目も小さくて表情に変化ないのに(👈失礼)あの演技力と存在感、今更ながらただ者じゃないなぁ。