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事務員時代に教わった、美味しいお茶の淹れ方
お茶の淹れ方を知らなかった私
今ではすっかり在宅ワーカー生活にどっぷりつかっているワタクシですが、
去年の秋頃までは、士業関係の事務所で事務員として働いておりました。
(今となっては、遠い昔のことのようです…。)
いずれは難関国家資格を取ってバリバリ働くぞ!という思いで就職し、事務所に勤めながら資格試験の勉強をしていたのですが、合格への壁は相当高く、あえなく挫折。自分に向いていない仕事をずっと続けるのもな…。ということで退職し、Webライターに転身しました。
その事務所で教わったことの中で、今でも実践していることがあります。
それは「お茶の淹れ方」。
「ちょっと!業務のことじゃないんかい」とお叱りを受けそうですが、
お茶の淹れ方を知ることができて、本当に良かったと思っています。
上手にお茶を淹れられることで、この先の人生が少し豊かになるような気がしませんか?
恥ずかしながら、私は30歳も過ぎているのに、日本茶を茶葉から淹れたことがなかったのです。
だから、初めてお客さまにお茶を淹れた時は大失敗。
見るからに濃すぎる、まずそうなお茶を出してしまったのです…。
これではマズイ!と思い、ベテラン事務員さん(先生のお母さま)に、
ちゃんとしたお茶の淹れ方を教えてもらいました。
ベテラン事務員さん直伝!美味しいお茶の淹れ方
①湯飲みにお湯を入れて少し冷ます
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お茶の風味を引き出すために、湯飲みで少しお湯を冷まします。このひと手間によって湯飲み自体が温まるので、冷めにくいお茶を淹れることができるのです。お湯の量は湯飲み茶わんの7~8分目を目安に。茶葉がお湯を吸うので、少し多めにお湯を入れておくようにしましょう。
この間に茶葉の用意をしていきます。
②茶葉の分量は1人あたり大さじ1
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湯冷ましをしている間に、茶葉を急須に入れておきます。分量の目安としては、1人あたり5グラム(大さじ1)程度。私は軽量スプーンや茶さじを使って入れていますが、ベテラン事務員さんは目分量でされていました。
③湯飲みから急須にお湯を注ぐ
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人数分のお湯を、湯飲みから急須に移します。やけどしないように慎重に!
④蒸らす時間は60秒。急須の蓋の向きもポイント!
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ここで肝心なのが「急須の蓋の向き」。
蓋に開いている穴を注ぎ口側にすることで、注ぐ時に茶葉の対流が起こりやすく、お茶の色や味をしっかりと出すことができます。
急須に蓋をしたら、心の中でゆっくり60秒数えてください。
⑤各湯飲みに均一に注ぐ
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いよいよ湯飲みにお茶を注いでいきます。何名か分のお茶を淹れる場合は、各湯飲みに少しずつ注ぐことで、お茶の濃さが均一に。
⑥2煎目以降は、ほんのちょっと蒸らすだけ
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2煎目以降は、ほんのちょっと蒸らすだけで大丈夫。私は心の中でゆっくり5秒数えてから淹れています。
この、「ゆっくり数を数える時間」が私は大好き。丁寧にお茶を淹れているなぁと実感できるひとときです。
絶対に一度は飲んでほしい、おすすめの日本茶
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今回淹れたお茶は、京都の『一保堂茶舖』(いっぽどうちゃほ)のもの。京都に旅行した時に購入したのですが、本当に美味しくて、美味しくて…。
こちらのお茶も、事務所のお母さまが教えてくれたオススメのお茶なのです。一度お店に行ってみたいなと思っていたのですが、先日その夢が叶いました。
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満を持して京都の本店へ!
お店の中はお客さんでいっぱい。かなりの人気店のようです。
喫茶も併設されていて、店内でも一保堂のお茶を楽しめます。
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なんと、お店で淹れてもらったお茶をテイクアウトすることも可能なんです。私は「玉露」を選んだのですが、味わい深さに感動…!
このカップも、すごくかわいい…。動物たちがお茶を楽しむ様子が描かれています。
寒い冬は日本茶でほっと一息
コーヒーや紅茶もいいけれど、日本茶を飲んでゆっくり過ごす時間も、またいいものです。日本ならではの風情が感じられるといいますか。
玉露や煎茶、ほうじ茶に玄米茶…。日本茶一つとっても、種類も様々で奥が深いですね。
この冬は、いろいろな日本茶を飲んでみたいと思っています。