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文明の進み方がアンバランスすぎる件について

前から思っているんですが、雨の回避方法がいまだに傘とカッパくらいしかないの、文明の進み方アンバランス過ぎませんか?

だって江戸時代の人に現代のものを色々見せることを想像してみてください。
まず調理技術。江戸はかまどですよね。現代は炊飯器、IHコンロ、電子レンジなどなど。
おそらくどれを見せても「此は如何に!?」となることは間違いないでしょう。
火すら使わずに調理できちゃうんですから。

次に移動手段。江戸時代だと多分馬が最強でしょう。それに対し現代最強は飛行機だと思うんですが、黒船来航で「鉄の塊が浮いておる!?」って腰を抜かしていた人たちに飛行機なんて見せた時には、衝撃で気絶してもおかしくないと思われます。鉄の塊が飛んでおるんですから。

極めつけは情報技術です。スマホやAIなんて現代人の私たちでも意味が分からないくらい発達しているのに、お手紙書いて飛脚に渡す事しかできない江戸人たちに見せたら比喩抜きで心臓が止まるんじゃないでしょうか。とてつもない文明の進み具合です。素晴らしい!!

そんななか、ですよ。そんななか。
「では傘は如何に」と江戸人が聞いてきたとしましょう。
僕はおもむろにビニール傘を広げるわけです。
「いかなる機能ばござらん」と目を輝かせて聞いてくる江戸人。

僕「普通に江戸の傘と同じように使うだけです」

江戸人「ゑ……??」


絶対こうなりません?
もちろん素材はビニールになって耐久力などは飛躍的にアップしてるんでしょうが、それだけです。結局片手は塞がるし雨を100パーセント防げるわけでもないし強風が吹いたらお釈迦様。
他のものはめちゃくちゃレベルアップしてるのに雨具の進歩がショボすぎる。

せめて手で持つ必要がなくなってるとか、差せば100パーセント濡れないとかそれくらいの進歩はしてても良くないですか?
だってAIとかいう意味わかんない技術が実在してるんですよ? 差がありすぎる。
雨具開発者の皆さん、このままだと江戸人失望させちゃいますよ!
前向きに検討をお願いします。

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