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UFOの写真が公開された

 最近友達から聞いたんですが、夜空に浮かぶ美しい星々、一番近いものでも4万光年も離れているらしいです。つまり4万年前の光を僕たちは見上げているってこと。というか、一番近いものでそれですから、もっと遠いものもあると考えると世界の広さに目眩がしそうです。
 そんな広い宇宙に、今のところ地球以外に生き物が確認できていないらしい。そんな馬鹿な。だって僕の部屋から壁を一枚挟んだだけのところにはよく知らないOLらしき人間が生息していて、挨拶する度緊張するし、駐輪場には名前も分からない謎の雑草たちが大量に茂っていてめんどくさい。河川敷で自転車をこげば正体不明の昆虫が顔面に衝突してきて不快になるし、羽虫の群れに突っ込んでしまいこれまた不快になる。
 僕のこの狭い日常には嫌ってほど生き物があふれているというのに、何万光年、何億光年と広い宇宙に生き物が存在しない? バランスおかしすぎでしょう。過密にもほどがある。
 賢い人が言うには、地球のように絶妙な気温や大気構成の星は他にはなく、その絶妙な環境が生命を育んだらしいです。なるほど確かに。酸素が20%くらいは無いと息できないし、気温が1000度やマイナス100度なんて言われたら、生きていける自信は0です。ぐぬぬ。
 でも、ちょっと疑問なんですが、これって卵が先か鶏が先かみたいな話になりません? 「環境が生命に合っていた」のではなくて「最初の生命が環境に合わせた」って可能性もありませんか? だって今でこそ僕たちは陸に生きてますがそれだって最初は水の中でしか生きていなかった生き物が何世代もかけて陸地を快適に過ごせるように進化したわけで。熱帯地域に住んでる生き物だって元々熱帯を快適に過ごせたから熱帯に住んでいる訳ではなく、熱帯の環境で生きていくために進化していったわけじゃないですか。
 それと同じことが星規模でも通用すると思うんです。大気の100%が窒素の環境の星があったとしたら生き物はいきていけない。と地球の常識では思ってしまうけど、その星で、その環境に合わせて生まれた生命は、その環境が快適になるように進化しているかも知れません。
 そうだとしたら、地球生物の常識では計れない生き物も地球外にはあふれているのでは!? マグマで覆われた星にはマグマの中を泳ぐ生き物がいるかもしれませんし、液体のない星では血の代わりに砂が体に流れている生き物、金属しかない星には鋼鉄の肉体を持つ生き物なんてのがうろちょろしてるかも! 想像は無限にできてしまいます。
 想像するだけでこんなにわくわくしてしまうんですから、実際に発見なんてされたらもうめちゃくちゃ楽しいだろうなぁ。
 
 まあ学のない僕の理論なんて専門家の方々には一瞬で否定されるのでしょうが、それでも思わずにはいられないのです。あぁ、地球外生命っていたらいいなあ、と。
 だって、宇宙は何億光年も広がってるんだから。

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