死にたくないなら転進しよう
おはようございます、のらりです。
テーマと時間を決めて、毎日思うままに書いています。
今日のテーマは、「転進」です。
■逃げるんじゃない転進だ!
戦時中、日本軍ではいつしか撤退することを「転進」と言い換えるようになりました。耳馴染みのない言葉に置き換えて、聞こえを良くしようとしたのです。
現代社会にも良くありますよね。最近だと、微陽性とか。微ってなんだ?
人は逃げることを弱さや、下手をすると悪い事のように見なす傾向があります。ですが、これほど重要な行動はありません。人は常に逃げることを想定するべきなのです。投資で言うところの損切りです。損切りを悪という人はいませんよね?
誰でも「苦労は買ってでもしろ」という言葉を聞いたことがあると思います。ぼくは小学生の頃、教師にそう言われた時に「じゃあ買ってください」と言ったことがあります。「そういう意味じゃない」と叱られましたが。こういうことを言う人は、自己の成長につながる必要な苦労ではなく、不必要な苦労を強いてきます。交流を避けたほうが無難です。
メリットのない苦難に立ち向かうことは美徳ではありません。ましてや周りがそれを強要することは、明確に悪徳だと断言できます。
自分が関係のない所で行われる、他人の苦難なんてエンターテイメントです。立ち向かって玉砕したら、悲しんだり同情してくれたりはするでしょうが、それすらも娯楽です。他人の娯楽に損をしてまで付き合う必要はありません。
もしそれが、死にたいくらい辛いのであれば、逃げましょう。逃げるという言葉を使いたくないなら、「転進」しましょう。
責任? なんですかそれ? 命より大事ですか?
■終わりに
ぼくは自殺を否定しません。生きることがそれほど苦痛なのなら、仕方がないと思っています。
ですが、追い詰められて近視眼的になり思考力が麻痺して、自殺しか選択肢がないと勘違いする人は、冷静になった方がいいです。
冷静になるには、なりふり構わず安全な場所まで全力で逃げましょう。そうして、お茶でも飲んで考える。本当に自殺するしか方法はないのか?と。
命は一つしかないのです。それを勘違いで投げ捨てる前にまずは転進しましょう。
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