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オルタナティブな学びの場

ざまたかです。年度末からゴールデンウィークにかけて、毎年ヘロヘロになってます。
学習しようよ、自分。っていつも思うけど、今年もいつも以上にヘロヘロです。

既存の学校ではないところでの子どもの学びについて知りたくて、最近二つの学校のお話を聞きました。一つは、東京サドベリースクール。

以前、保健室に来ていた生徒が見学したことがあるって言ってたんです。自由な学校だって。その時も少しはネットで調べたりしたのですが、それっきりになってました。ところが最近、私が自分で子どもの学び場を作るとしたら?という妄想を語った時に、ある人から「サドベリースクールみたいだね!」と言ってもらって思い出しました。オンラインの質問会に参加したのですが、みなさんサドベリー教育のことをきちんと学ばれている感じでした。本は買ってみたものの、積読になっていたので若干冷や汗。でも、子どもたちが自分のやりたいことをとことん追求できる環境は素晴らしいと思いました。また、自分たちのことを自分たちで決め、大人は見守りに徹するという姿勢も、私の理想とするもののような気がしました。公立の学校でも、例えば委員会活動や部活など、「自主的・自治的な活動」とされているものはたしかにあります。でも、委員会活動などは月に一度、30分程度の時間が確保されるのみで、伝達するのがやっとです。日々の活動は行なっておるとはいえ、意見を出したり検討したりする場は軽視されていると私は思っています。部活はもはや誰の自主的な活動なのか?というくらいの感じで、これはまたべつに書きたいテーマでもあります。社会で生きていくこと、今いる場所も社会であること、サドベリースクールはそんなことを学べるのかな?と感じました。まだまだ興味はあるし、応援したしたいなあと思います。

もう一つは、クラスジャパンというネットの小中学校です。息子とN高校の見学に行った時、担任の先生は授業を持たない、生徒とやりとりする存在、と聞いた時に「それ!私!やりたい!」と言っていたら、ご近所の友達が教えてくれたのがクラスジャパンでした。学校に行けずに家にいる子どもたちが、在宅で学習できる環境を提供しています。担任もネットで子どもたちとつながり、学習の進捗を確認したり、相談的な対応をしていたりします。そして、在籍校とも連携を取り、学習状況や出席状況を伝えてくれるキメの細やかさ。学校の負担を軽減することも考えてくださっているとのこと。そのことが子どもの自信につながり、親の気持ちの安定につながることも理解してくださっています。適応指導教室という、不登校の子が自分のペースで通室して、学校復帰の準備をする期間も公立にはあるのですが、基本的に学校復帰が前提となるし、(適応指導教室の成果が復帰した人数で測られる、みたいな側面もあります)教室の数が限られるので、距離的な問題で通えない子もいます。クラスジャパンはそのような問題もクリアしてくれると思うのです。なにより、主催の中島さんのお人柄が滲み出てる感じで、「ついていきます!」と思いました。ネットだからといって、その向こう側にいる人は冷たいわけじゃないし、リアルより劣るわけでもないんですよね。

子どもの学び、静かに多様化してきてるんですよね。もう少しいろいろなところを見ていたいと思います。韓国のハジャセンター&ノリダンをずーっと見てみたいのですが、いつか行けるかな?

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