母校の図書館カードを手に入れた
ひさしぶりに明大前で用事があったので、懐かしさに抗えず、母校のキャンパスを散歩した。思い返せば、卒業してからもう十年。古い役所のようだった校舎は、テック会社のオフィスのように綺麗になっていた。時間は経ったのだ。図書館も全面に窓があり開放的な造りに変わっていた。不真面目な学生だった僕も(多くの人と同じように)大人になると学ぶことが好きになった。そんな今の自分にとって、無料で居心地よく本が読める場所はとても魅力的。外部の人間でもお金を払えば図書館を利用できるのかも、と調べると、卒業生ならば年間1,100円で利用できるとのことが判明。早速申し込みをしてカードをゲット、無職には居場所が必要なのだ。発行されたカードをもらうと嬉しい気持ちになった。前途洋々な若者と一緒にここで勉強しよう。帰りがけ、図書館にディスプレイされていた「自由に関する宣言」を見つけてドキッとする。読みたい本を読むことが、禁止されていた時代もあったんだよな。
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