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来世があるのなら、どういう人生がいいかな 4

前回からのつづきです。

最近、「幸福」についてずっと考えている。

誰も「幸福」になりたくて、どうしたら幸福になれるか、投資術で試行錯誤したり、あるいはスピったり、あるいは宗教の沼にハマったり、あるいはホストクラブ通い、あるいは半島のアイドルや六本木に本社のあった同性愛小児愛のCIAスパイの爺さんが経営していた芸能事務所のアイドルを追っかけたりしている。

が、仮に「幸福」だと感じた瞬間から、その「幸福」が消失する恐怖に囚われて生きることになる。

「幸福」という幻影にわたしたちは一生支配されつづけているのが真実だということだ。

62年生きてきてすこしばかりわかったのは、何かを育てたり、何かを生み出す瞬間がもっとも「幸福」の周波数とチャンネルがあうときなんじゃないかと思ってきた。

子どもを育てることとか、あたらしいクリスタルワークを生み出したりしたときだけが、失うことを恐れることなく「幸福」の瞬間と意識の周波数が合うのだ。

相変わらず一月に10冊くらいの書籍を買いつづけているが、最近若い頃からずっとファンだった人類学者の中沢新一氏の新刊が出たのが早速買い求めた。

内容は一昨年から月刊新潮に連載していたものの単行本となったものなので、内容はそこそこ読んでいたのだが、改めて一冊の単行本として読むとまた感じる方向性がずいぶん変わってくるものだ。

内容は中沢氏が若い頃にネパールでゾクチェンのマスターに弟子入りしたことが書かれている。

知っているひとはあれか、、、という衝撃のベストセラーとなった中沢氏の初期二冊ニューアカブームをつくった「虹の階梯」「チベットのモーツァルト」の集大成版といったところだろうか。

まだ読了していないので内容については云々すべきではないだろうが、中沢氏の書いたほとんどの書籍を読んできたわたしとしては人間の「幸福」についてのひとつの回答を氏はずっと伝えてきてい他のではないだろうか、、、と思うのだ。

最近、モーリス・ラベルとエテイエンヌ・ダオばかり聴いていたが、ここにきて急に、チャーリー・パーカーとエタ・ジェームスを聴き狂っている。

「幸福」のひとつとして、聴きたい音楽の振れ幅は感覚の欲求に正直である「幸福」のひとつの解ということだと思う。

今日のランチは、昨晩妻がつくったヒレカツ、ロースカツをソースかつ丼にして食した。

妻はカヒコに行っているので、一人でエタジェームスを聴きながら。


下の画像の巨木は先週行った佐賀の武雄神社にいまも残る樹齢3000年になる御神木・武雄の大楠。


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