サイババとミカエルはかく語りき 5
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前回からのつづきです。
パンチャカルマの後半期間がはじまりもうじき2週間になる。
食事制限は相変わらずつづいているが、ご飯、魚、一部の肉などは食べるようになった。ただ相変わらず、肉塊、カフェイン、アルコール、菓子類、納豆、生クリーム系などはたべてはだめなものも多く、何かと制限を感じる生活がつづいている。
しかし、同時に意識は相当な強度で変化している。
衝動がほぼ無くなった。
そして感情の起伏もほとんどない。
多少、マイナーな気持ちともいうべきか。
そして、これは腸の中の常在菌の数がまだ少ないことによるのだろうが、体力というか持続力がでてこない。
いまのところ夜10時に寝て、朝6時に起きて、1時間歩き、そして瞑想というスタイルを持続しているが、昼頃になるとかなり疲れが出てくる。
午後は午前のスピードでの活動が鈍く落ちてくる感じ。
しかし、ヴィーガンの食生活だと似たような感じなのかもしれない。
元々炭水化物が身体に合わないタイプで肉系中心の食生活を長年つづけてきたので、そのスタイルでの持続力、パワーはしっかり記憶しており、その状態と比較するとパワーは8割は落ちているだろう。
それで思ったのは、欧州の絵画と日本の絵画のエネルギーの差である。
イタリアでミケランジェロの作品をかなり見てきたのだが、どう逆立ちしても日本人のエネルギーではあの圧倒的な重量感はだせないだろう。
あれこそは肉食生活の賜物なのだと感じ入った。
さて、話は変わるが、パンチャカルマの準備期間がスタートして下剤を服用して間も無く、ひさしぶりに大天使ミカエル的な存在エネルギーと、正月の夢の中に出てきて、パンチャカルマを受けろとしつこく言ってきたシルディ・サイババ的な存在エネルギーとつながり、コミュニケーションが頻繁に行われるようになってきた、と書いたが、そのコミュニケーションで受け取った話を書こうと思う。
これはミカエルが伝えてきた情報。
As above, So below「上の如く、下も然り。上なるものは下なるものと等しい」という有名な格言がある。
ヘルメス・トリスメギストスが書き表した「エメラルドタブレット」のなかの一説であるのは周知のこと。
上があるが如く下もある、というのは、この宇宙、世界は相似形であるという法則を伝えたものとして広く理解されているけれど、もうひとつの捉え方として、我々の意識の構造は同様で、ハイアーセルフから受け取ったインスピレーションをインナーセルフで現実を具現化することが人間の最高の役割である、ということだということ。
まさに意識の錬金術だということ。
今回、パンチャカルマを通して、腸をデトックスしたわけだが、腸という器官の振動数を変化させたことで、セイクラルチャクラ・2チャクラの振動数も当然変わった。
そして下部のバイタルエネルギーの中心エリアが変化したことで同時に上部のクラウンチャクラ・7チャクラの振動数も変わったのを実感している。
これこそがAs above, So below「上の如く、下も然り。上なるものは下なるものと等しい」ということなのだと思ったのだ。
マクロコスモスとミクロコスモスは実は合わせ鏡で、どちらかの振動数を変化させれば、その観察者の意識の位相は同時に変化するということでもある。
つまり我々が大宇宙として認識している形而上学的時空間は、我々の意識と肉体の内側に広がっているミクロコスモスの投影でもあるわけだ。
そんなことは誰もが一度や二度くらい考える哲学思考の癖のようなものだが、肉体的なワークを通して、実際に顕在意識を中心に観察して体感するととても腑に落ちるのだ。
この状態で先日、来年開催するための練習としてデモンストレーションでメロディの「ホリスティク・フナ・ワーク」をやってみたら、とても強い反応と意識変容が起きたので、体験はどんな思考よりも理解をすすめるのだと納得した次第である。
それと並行するように不思議な体験もつづいていった。
つづく